と学会の社会的影響はそれほど凄かったのか？

カラサワ @cxp02120

あの本はポッと出てヒットしたのではない。。大阪万博を頂点としたバラ色の未来像がニクソン･ショックで吹き飛び、公害問題が表面化し、日本人の足下を大きく揺るがせた。その不安を形にしたのが73年３月刊行の『日本沈没』であり、11月刊行の『大予言』であった。待ち望まれていたのである。(続

カラサワ @cxp02120

もちろん、オウム事件の麻原彰晃などは『大予言』の影響下にあったろうが、かなり彼の中で勝手に解釈を加えており、五島氏に責任を負わせるのは酷というものだろう。むしろあの本の刊行から1999年までの日本は、それぞれの国民によるノストラダムスの自分なりの解釈大会だったと言っていい。(続

カラサワ @cxp02120

『ノストラダムスの大予言』著者、五島勉死去。90歳。人類が滅亡するはずの1999年を20年以上生き延び、安穏とした余生を送ったことを批判するツイートがあったが、週刊誌のトップ屋という「世間を騒がせてメシを食う」職業の出身者としてこれ以上ない勲章であったろう。(続