DÉ DÉ MOUSE 8th album「Nulife」のストーリー

DÉ DÉ MOUSEのアルバムには必ずテーマやストーリーがあって、12/11に発売される "Nulife" というアルバムに関する、ご本人ツイートのまとめです。
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DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

ダンスの化身であって、人間でないヨウの気持ちは、まだぼくにはわかりません ゆあを成長させる為に人間の姿で現れたのか、それともただの偶然の出会いなのか ただ、つい勢いで言ってしまったことや、やってしまったことで壊れてしまった人間関係に後悔するゆあの気持ちは痛いほどわかります

2019-12-11 01:17:56
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

Nulifeの9曲目Stay (With Me)、そして10曲目のYou Are Rightという曲がこのアルバムのキモであって、ゆあの後悔の気持ちを表しています もういないヨウのことを考えて、自分本位に感情的な言葉を投げかけてしまった後悔と、もっと相手を尊重しなければいけないんだということをゆあは学びます

2019-12-11 01:25:30
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

そして、ヨウに教えてもらった音楽が、またゆあのプレイリストに残り、ゆあはそのプレイリストを聴き続けます ゆあは、不思議と寂しい気持ちの中に心地よさを見出すようになり、自分の好きな音楽がまた増えたことを実感しました しかしヨウに会うことはもう二度とありません

2019-12-11 01:28:07
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

配信のリリースも始まり、ツイートがとっちらかってしまうので、今日はこの辺りで終わりにしたいと思います もう少し細かい設定や心境などはまた後ほど!

2019-12-11 01:33:04
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

be yourselfの女子高生であるゆあと、Nulifeのジャケに描かれている不思議なヨウ(踊)との出会いと別れの物語です ゆあがふとした感情的な言葉をヨウに突きつけてしまった事で、去ってしまうヨウ そんなゆあの後悔と成長がテーマです Regretという曲が、このアルバムのめちゃくちゃ重要な曲です

2019-12-12 02:10:31
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

ゆあの成長はGrowing Up、ヨウへの気持ちからの解放はFree、ヨウへの想いはStay (With Me)、You Are Rightでゆあは自分間違いに気づきます 今回の曲タイトルはそんな感じで、ゆあの気持ちや状況を的確でシンプルに表したつもりです 曲順もそんな感じで、ストーリーとリンクしています

2019-12-12 02:23:46
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

ゆあの前に現れるヨウは、アートワークにある化粧はありません あれはお面そのものが顔になっているので、感情が昂ぶったり力が弱くなると、お面に戻ってしまい、ネズミの姿に戻っていまします CDを買われた方は、中面に素晴らしいイラストを発見するでしょう

2019-12-12 02:30:43
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

毎日小分けで設定やストーリーをツイートしているので、きちんと一つにまとめられるようにしますが、今はとりあえず深夜の読み物として楽しんでもらえると嬉しいです

2019-12-12 02:32:02
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

毎回毎回本当に皆に届けたいってアルバムを作ってきたけど、今回も本当にみんなに伝えたくて、届けたくて仕方ない想いが溢れていて、そんな想いがとてもクリアに伝わるアルバムになったと思います

2019-12-13 00:05:24
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

ラテンを取り入れたことや、ニューディスコ感をさらに押し出したことも、アッパーにしすぎて隠れてしまいそうな切ないニュアンスを前面に押し出せたと思っています まだまだ、やりたいことはやりきれないし、Nulifeの先の世界が見たくて仕方ない気持ちでいます

2019-12-13 00:07:33
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

前作be yourselfをリリースした時、女子高生がダンスミュージックと出会い、無理に周りに合わせず自分らしく生きればいい、というストーリーを作りました MVに吉田凛音ちゃんに出てもらうことが先に決まっていたので、TOKIYA SAKUBAさんと凛音ちゃんをモデルに女子高生の設定を練っていました

2019-12-13 00:34:45
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

その時の人物設定をTOKIYAさんと話しているうちに、この女子高生は、自分を投影した姿で、希望の象徴という設定が生まれました be yourselfをリリースした後、この女子高生は一人歩きを始め、ぼくは彼女がこれからどうなるのか、ということに非常に興味を持ちました それが『Nulife』のスタートでした

2019-12-13 00:52:24
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

彼女の成長が初期からのテーマで、女子高生は「ゆあ」、Nulifeのジャケの人物は「踊(ヨウ)」という名前が付けられ、ぼくの中で、どんどん彼女たちに人格が表れてきて、すごくワクワクしました ゆあは、大人しいし照れ屋だけど思ったより感情的で、寂しがり

2019-12-13 01:16:35
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

好奇心は強いけど、自分からは中々一歩踏み出せない、そんな性格だけれど、Nulifeでヨウとの別れを経験し、きっと来年の彼女は成長して、また違う一面を見せてくれるのだろうな、と思っています ヨウはダンスそのものの化身であり、be yourselfの仮面の鼠の姿でもあるので、性格的なものはありません

2019-12-13 01:22:15
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

ぼく自身、アルバムを作る毎に様々なストーリーを作ってきたけど、ここまで人物そのものにフォーカスして、設定だけでなく、名前から性格、家族設定まで深く考えたのは初めてで、ぼくの音楽が今、ゆあの成長そのものになっているのが、ものすごく新鮮で、本当に面白いです

2019-12-13 01:27:04
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

需要とチャンスがあれば、この「ゆあ」をみんなに届けられる場を作りたいってめちゃくちゃ願うし、妄想します このNulifeというアルバムを作って、更にこれからアルバムを作る楽しみが増えました このストーリーと設定、ちゃんとまとめたいけど、今は思うままに書き連ねさせてください

2019-12-13 01:31:44
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

では、今夜はここまでにします 長々とありがとうございました🙇 Nulife、たくさんの人に届きますように✨

2019-12-13 01:32:33

サウンドや創作背景

DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

今回のNulifeは切ない力強さを出したくて、自然と今っぽい強いシンセのフレーズが、ちょっと懐かしい音のピアノサウンドに置き換えられて行きました トレンドっぽい強い音があったHeartbeatは、パーカッションに置きかわっていき、自然とラテンサウンドになりました

2019-12-14 01:19:54
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

盛り上がる強い曲作らなきゃ、みたい気持ちから解放されたら、自然と「ゆあ」という少女が動き出した気がしました やっとアルバムとしての手応えを掴めたのは今年の6月くらい そこから、やっとNulifeというアルバムの制作が本格的に始まりました

2019-12-14 01:30:43
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

アルバムとしてのストーリーをぼんやり考えながら、パズルのように空いている部分のピースを探しながら曲や流れを作っていく作業は、すごく楽しかったです 7,8月くらいは余裕持って、とても楽しみながらNulifeの全体像を考えていて、あっちこっちでNulifeのモチーフを形にしていきました

2019-12-14 01:36:39
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

dream you upというアルバムから、積極的にあっちこっちに出かけて、感じた空気を、近くのお店に入って形にしていく、というアルバムの作り方をしていて、今作では、ついに多摩川の河原で川の流れを眺めながら曲作ったりもしていました

2019-12-14 01:39:56
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

どこにいくにもPCを背負って感じ取った空気を音に反映させて、曲が形になっていくので、本当に楽しいです 前は、外に出かけて感じ取った空気を持ち帰って作業していましたが、今はダイレクトに感じたものをその場で形にするようになったら、前より体が軽くなった感じがします

2019-12-14 01:50:39
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

ぼくは一箇所にじっとしてずっと作業するのが苦手で、本当に自分に良い音楽の作り方が見つかって、ここ数年とても楽しいです tide of starsの頃はずっとベッドで寝そべりながら作っていたのが、いつの間にかひたすら机の前にしがみついて音楽を作るようになってプレッシャーばかり感じるようになってた

2019-12-14 01:50:50
DÉ DÉ MOUSE @DEDEMOUSE

軽やかに音楽を作れることが良いことではないし、良し悪しを決めるのはぼくじゃないんだけど、今も昔も伝えたい熱量は全然変わってないし、むしろ膨れ上がっていて、今もずっと新しい音楽を作っていないと不安になってしまいます

2019-12-14 01:57:30