30歳でステージIVのがん宣告を受けた方の１年間の闘病の記録

みゆき @30miyuta

私の治験コーディネーターは仲間だった。一緒に闘ってくれる仲間。 冷静にかつ迅速に私の体調、気持ちを汲み取ろうと努力してくれた。気持ちはいつも側にいてくれた。 それも今日でお別れ。とても寂しい。 30歳でステージ4胃がんと懸命に闘っていた私のことを、どうか、忘れないでほしい。 #願い

みゆき @30miyuta

肥大した卵巣を手術して取れないか相談したら「あなたは余命が一年もないのでメリットがあまりない」と言われた。昔はよく泣いてたけど私の心は強くなった。そんな言葉では傷つかないし泣かない。毎日死と向き合ってきた。もっと、もっとひどい環境で耐えてきた。私は強くなった。 #胃がん #ステージ4

みゆき @30miyuta

一つ前の続きです。 そう言った先生は私にがんだと宣告した先生でした。穏やかで優しくて、精一杯寄り添ってくれる大好きな先生です。信頼関係が厚いので物事をハッキリと伝えてくれます。 ショックなことを言われても、私は強くなりました！の報告でした٩( 'ω' )و！ #日々

みゆき @30miyuta

私はとにかく旅が好き。夫がいないとき、決まって3人で旅をした。これは去年宮島に行ったときの写真。 世界には多くの人がいて、優しいひとも優しくない人もいる。とにかく広くていつだってあなたは飛び出して行けるんだよって伝えたくて。 また旅がしたい。色んな人と出会いたい、娘と共に。 #娘へ pic.twitter.com/khgFLrD4B2

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みゆき @30miyuta

この小さな手を、私から離す日なんてきませんように。 小さくて、たくましくて、キラキラしてるこの背中をいつまでも見ていられますように。 大好きな二人をこんなにも愛してると伝わりますように。 #娘へ pic.twitter.com/WJkfRE6bxs

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みゆき @30miyuta

7月に転移している卵巣を取る手術をすることにした。まだ明確なエビデンスはないのでリスクを背負っての手術。アブラキサンの副作用と、脱毛の精神的苦痛と、全てが重なる。 なんでこんな怖いことばかりが起こるんだろう。こわい…悲しい…この恐怖に立ち向かえる力が欲しい。 #胃がん #ステージ4

みゆき @30miyuta

これから自分の身体に起こること、起こり得ることがこわい。未来がこわい。明日がこわい。 いくら泣いたって変わらないし、信じようと言われても信じられない。 恐怖を押さえ込んで、ただただ祈るしか、耐えるしかない。病気を前にしたらなんて無力で孤独なんだろう。 #胃がん #ステージ4

みゆき @30miyuta

主治医に「私のツイッター見てますか？」と聞いたら「…実はこっそり見てます」。嬉しかった。先生からすると私は何百といる患者の一人でしかない。けれど、ちゃんと一人の人間として興味を持って見てくれていると感じた。 私の主治医は、いつもどんな気持ちで私と向き合っているのだろう。 #日々

みゆき @30miyuta

夫の叔父は、私と同じスキルス性胃がんで若くして亡くなった。私が宣告されて彼は言った。 「俺は、叔父のことで胃がん検査は20代の頃からやってた。勉強も結構した。これはきっとみゆきを救う為やったんやね。大丈夫。助けに来たよ。」 この言葉がどんなに嬉しかったか。ありがとう。大切な人。 #日々 pic.twitter.com/4uubmTm7mc

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みゆき @30miyuta

アブラキサンを打って1日目。 手足の痺れはほぼなく、吐き気もない。倦怠感だけ少し。シスプラチンがキツかった分かなり楽。普通に生活できて嬉しい。 可愛い誕生日カードを見つけたら買ってあなた達に書く。今日も、明日も、私がいない未来の為に。 7歳、8歳、9歳…いつまで一緒にいられるかな。 pic.twitter.com/vNQcpZgECq

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みゆき @30miyuta

娘達は転んだ時一番に「ママー！」と叫ぶ。私はそれを聞く度に胸が苦しくなる。ママー！と叫んでも私がいない未来がある。そんな時どんなに寂しいだろう。 ママは、悔しい。あなた達と一緒にいっぱい笑って、時には喧嘩して、生きたかった。なんでそれが出来ないんだろうといっぱい考えたよ。 #娘へ

みゆき @30miyuta

抜け落ちる髪。リスクを背負った手術。薬の副作用。恐怖しかない。夜になると一層怖くなって、震えて涙が溢れてくる。 誰か。誰か。恐いよね、辛いよね、って一緒に泣いて欲しい。強く抱き締めて背中をさすって欲しい。こんな恐怖を一人で抱えきれない、抱えきれないよ。 #胃がん #ステージ4

みゆき @30miyuta

多くの方から温かいメッセージを頂きました。本当にありがとうございます。嬉しいです。 病気が分かる前の穏やかな笑顔。悩み事はあったけど、病気に比べたら些細なこと。幸せな日々だった。 こんな笑顔は二度とできない。分かっているからこそ、見返してしまう。 戻りたい、戻りたいと願う。 #日々 pic.twitter.com/qETZi1QIyI

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みゆき @30miyuta

祖母のいる宮崎県に行ってきた。 温暖で、食べ物はどれも美味しくて人も穏やかで優しい。 癒される旅でした☺︎ また、きっと宮崎の空気を吸いに行こう。 #日々 pic.twitter.com/IU11dNONwi

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みゆき @30miyuta

紫陽花を見に行きました。紫陽花の中でもブルーが一番好き☺︎ 来年は見れないかも知れないなぁと思うとより一層きれいに見えました。 悲しいけど、ほんと。 #日々 pic.twitter.com/UyVy2yFlgt

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みゆき @30miyuta

今日は関節痛や筋肉痛などの痛みがなくほとんど普通に過ごせた。こんな日は滅多にないのでとても嬉しかった。 ふと考える。半年前は私も「そっち側」だった。励ます側だった。自分の健康に自惚れて油断していた。自分は大丈夫なんて自惚れないで。 私とあなたは紙一重なのだから。 #胃がん #ステージ4

みゆき @30miyuta

娘から恥ずかしそうに渡された手紙。 嬉しいなぁ☺︎ 私の生きる気力だね。 希望をもつ覚悟ができる。 ありがとね。 #娘へ pic.twitter.com/FyFgliHxxl

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みゆき @30miyuta

今日は２回目のアブラキサン投与の日。脱毛がそろそろ始まりそう。 娘らがよく「あと何回寝たら入院する？」と聞いてくる。寂しい思いをさせてごめんね。 退院したらどこでも一緒に行こう。 お揃いの記憶いっぱい作ろう。 いっぱい、いっぱい話そう。 忘れないように教え合おう。 #娘へ pic.twitter.com/xG7zOwW9kk

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みゆき @30miyuta

病気のせいで脱毛なんてする気はさらさらなく、抜ける前に剃ることに決めた。 当然、髪の毛が全部なくなる訳だから、娘らはショックだと思う。だから、少しでも自分の気持ちを伝える為に短い本を描いた。 病気のせいで、じゃない。 私が選んだ道だ。ままはね、実は強いんだよ。 #娘へ pic.twitter.com/EEeJ1gPoEI

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みゆき @30miyuta

生き残る為に日々闘ってる。 さよならする為に日々準備してる。 矛盾してるようで実は違う。二つとも私には大切なこと。 同情なんてしないで。不幸だと決めつけないで。私は思ってないよ。 見ず知らずの人がこんなにも見守ってくれている。愛する人が側にいる。 私は私を誇りに思う。 #日々

みゆき @30miyuta

強いねって言われるともっと強くならなきゃって思う。優しいねって言われるともっと優しくなろうとする。 でも、辛いねって苦しいよねって言われるとあぁ。辛いし苦しいって思ってもいいんだって気付く。苦痛を感じることに麻痺してきた。 ほんとは毎日泣いたっていいくらい頑張ってるのにね。 #日々

みゆき @30miyuta

毎日たくさんの方からメッセージを頂きます。本当にありがとう☺︎ ちょこっとお願いがあります。 家族を癌で亡くされた方。「私の〇〇も、癌で亡くなりました」という表現は心にチクっときます。も、ってことは私もかな？自然と私も癌で死ぬと思ってるのかな？と悲観してしまいます お願いです☺︎

みゆき @30miyuta

今日はセカンドオピニオンに行った。そこで言われた残酷な言葉の数々。 まず標準治療の全否定から始まり、自分の治療がいかに正しいかを説いた。半笑いで「治験は失敗だね。あんなの動物実験と同じですよ」と言われた。 悔しくて悲しいけどあんな奴の為に涙なんか出さない。心ない医者だった。 #日々

みゆき @30miyuta

たくさんの人がメッセージをくれました。ありがとう☺︎ 治療においてエビデンスは大切です。私はこのまま標準治療で18日に卵巣を取ることにします。 昨日はやっぱり悔しくて泣き明かしました。そして今日はポート手術でした。不安も痛みも全て抱えながらまた前に進みます。進みたいです。 #日々 pic.twitter.com/eWffuyvoK2

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みゆき @30miyuta

私の体調を気遣う言葉が一日中溢れてる。少し動くだけで息が上がる。体力には自信があったのになぁと悔しくなる。薬の前では私のこれまでの頑張りなんてすぐに消えてしまう。 新陳代謝が落ちて、自律神経もホルモンもぐちゃぐちゃになった私は、毎日生きるのが必死。辛いね、私。 #胃がん #ステージ4 pic.twitter.com/2nR1qOSibj

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