【IWJ対談 第３弾】「グローバル経済の闇のメカニズム」を暴く！パナマ文書から消費増税まで?『税金を払わない巨大企業』の著者・富岡幸雄・中央大学名誉教授 第３弾

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1.これから2016年7月9日「『グローバル経済の闇のメカニズム』を暴く！パナマ文書から消費増税まで～ 岩上安身によるインタビュー 第657回 ゲスト『税金を払わない巨大企業』著者・富岡幸雄氏 第3弾」の実況ツイートを始めます。→ youtube.com/user/IWJMovie/… @iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 2.岩上「富岡先生はこの間ずっとパナマ文書についてご研究されてきて、なんと、驚くべき事実に行き当たったそうです。今日はそのことについてもお話いただきます。よろしくお願いします」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 3.富岡「今回の選挙は、大騒ぎしているわりにはっきりしません。争点が。アベノミクスは成功しているというが、増税を延期する。なぜ、うまくいっているのに延期するのですか？おかしいですよ」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 4.富岡「公約に、消費税を5％に、ということを言っている候補者もいる。じゃあ財源はどうするの？福祉から出したらだめですよ」岩上「共産党なんかは富裕層に課税すると言っています」富岡「富裕税は昔もありました。しかし、税収より手間がかかって失敗しました」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 5.富岡「どの政党もスローガンばかりで、具体的な中身がないですよ。給付付き税額控除なんて、マイナンバーを徹底しなければ実現できません。所得税の税率ではなく、中身の問題なんです」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 6.富岡「公明党は軽減税率ということを言うが、軽減税率なんて諸悪の根源です。水は？電気は？新聞だけでなくネットメディアは？ここも、ここも、と次々に出てくることになります。公明党はもともと庶民の政党だったのに、自民党とくっついて政権を狙うようになった」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 7.富岡「法人税と所得税の”メインタックス”だけで9兆4065億円を捻出できるのに、穴だらけなそれらの税制を直さずに、消費税にいってしまった。僕のようなことを言っている政党はどこにもいません。見出しだけで国民を騙し、議席を獲得しようとしている」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 8.岩上「しかし、選挙は迫っています。どの政党なら良いのでしょうか？」富岡「一つだけ、僕の言っていることに近いことを言っている政党がありますよ。税制の歪みを直そうということを言っている政党があります。選挙公報をよく読んで、みなさん判断してください」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 9.富岡「世界の首脳が資金を隠しているのだということを暴いたのがパナマ文書です。なぜ、日本とアメリカの首脳の名前は出てこないんですか？ここが、今日の結論になってきます」岩上「日本のメディアは、まったく騒いでいません」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 10.富岡「たんに税金をごまかすという問題ではありません。目に見えない、闇のメカニズムがあります。その中核がタックス・ヘイブン。重要なのは、無課税ということより、守秘義務で秘密を守ってくれるというところです」岩上「かつてのスイス銀行のように」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 11.岩上「ナチスもかつてユダヤ人から取り上げた資産をスイス銀行に預けたりしていました」富岡「海賊が宝を隠した宝島なんです。海賊というのは、大英帝です」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 12.富岡「英国がEUから抜けたのも、ここがポイントです。イギリスとアメリカ、この2つが世界最大のタックス・ヘイブンです。海賊よりもっと酷いことをしています。経済帝国主義です」岩上「いっきに核心にきました」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 13.富岡「国家主権の最高のものが課税権です。一国が自分の領土にどのような税を課しても自由です。経済、金融は24時間動くグローバルなもの。ところが課税には国境があります。経済と課税のギャップ、これが世界中でひずみを生み、血みどろの戦いになっています」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 14.富岡「50年くらい前に『節税』ということを言ったのは僕です。それが今、とんでもないことになって、世界を毒している。僕が一番驚いています」岩上「化物を生んでしまったということですね」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 15.富岡「タックス・ヘイブンの概念は国ごと、学者ごとに異なっています。確立されていません。その中でも、多くの国が『タックス・ヘイブンだ』と認めているのが、バハマやパナマ、ケイマン、バミューダなどです」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 16.富岡「この20年間に起きた金融恐慌は、タックス・ヘイブンと深い関係があります。世界のエリートたちは税金や規制から逃れることばかり考えています。戦後日本の経営者も米国で学び、企業の社会的責任なんて考えなくなってしまいました」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 17.富岡「経営者で儲かって儲かってしょうがない人は、タックス・ヘイブンの利用とトランスファー・プライシングの併用をします。赤字コストを税金の高い国へ、利益は税金の安い国へ動かします。会社を使って会計操作するわけです」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 18.富岡「なぜ経団連は税率を下げるように狂奔していると思います？日本の企業は、グローバル企業と戦っているからですよ」岩上「グローバル企業は内部留保をどんどん貯めていっています」富岡「それは経営者に根性がないからです」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 19.富岡「こないだ財務大臣が世界一税金の安い国にしたいと言っていました。税率下げ競争の底なし沼にのめり込んでいます。国は、原爆で滅びるか、税率下げ競争で滅びるかどちらかです」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 20.富岡「一国だけではどうにもなりませんから、国は連携しましょう。グローバル企業は今、世界のどこにも税金を払わない。国際二重非課税です」岩上「事件化したのは、武富士」富岡「不正をしていない企業を見つける方が大変ですよ」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 21.富岡「先進国が集まったのがOECDです。サミットでした。イギリスとアメリカもこの中に入っています。『泥棒の親分たちが泥棒を捕らえる話をしているG20』」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 22.富岡「OECDが多国籍企業への課税対策をつくりましたが、この中に参加していない国がある。アメリカです。ブラックリストの一番上に来なきゃいけないのは、アメリカと中国。会議なんてセレモニーです。テロ資金もタックス・ヘイブンから来ています」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 23.富岡「麻薬、犯罪のカネもタックス・ヘイブン。犯罪の巣窟。政治、外交すべてに関わってきます。そしてここからが本番です」@iwakamiyasumi

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@iwakamiyasumi 24.富岡「シティを基軸とするイギリスのタックス・ヘイブン。かつての大英帝国が世界中につくった植民地が今、オフショアセンターとして存続している」岩上「オフショアということは沖合」富岡「金融センター。預けているカネのありかがわからないようにしている」@iwakamiyasumi