- ayu_k_movie
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新文芸坐さんで濃いい2本立て。『工作』は2回目でした。
『22年目の記憶』(原題:私の独裁者) 金日成の代役を命じられた男とその息子の数奇な人生。 ソル・ギョング七変化。この人しかできないだろうラストシーンは圧巻。息子役パク・ヘイルの父に対する複雑な感情をにじませる演技にグッときた。韓国版ポスターかわいい。 #さとうが観た韓国映画 106 pic.twitter.com/lprrVL8HUU
2019-12-17 20:36:57イ・ギュヒョンもめっちゃいい役でハマってたな〜。『秘密の森』が初見なのであのイメージなんだけど、ちょっとぶっ壊れてる感じがハマるのね。(いやユン課長もだいぶ壊れてたか)
2019-12-17 20:53:37コメディだし笑えるシーンもたくさんあるんだけど、ずっと悲しかった。父と息子の間にある言葉にできないわだかまりと正体不明の愛がずっと溢れてて、またそれを表現するパクヘイルの絶妙な演技が素晴らしくて。南北問題に絡めた娯楽作なだけじゃなく親子の物語。おいこれ原題のままでよかったんじゃ…
2019-12-17 21:02:10『女は冷たい嘘をつく』(原題:ミッシング 消えた女) 娘と消えたベビーシッターを追う母。 コン・ヒョジン演じるベビーシッターから、貧困、外国人、女性…あらゆる立場の弱者の悲鳴が聞こえてくるようで胸が痛かった。今の日本も似た状況はあるんだろうな… #さとうが観た韓国映画 107 pic.twitter.com/69uY9MaQoi
2019-12-24 23:11:54『王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間』(原題:思悼(サド)) 有名すぎる李朝王家の謎を新解釈で描く。 ほがらかな王子(思悼)が父王のモラハラ(にしか見えない)に追い詰められ次第に狂人じみていく様が痛々しい。ユ・アインの演技が強烈。 #さとうが観た韓国映画 108 pic.twitter.com/uC8akcgxQ6
2019-12-26 23:10:09ベーシックな歴史の解釈を知らないので、どのへんが新解釈なのかはよくわからんかった。でも韓国時代劇を何本か観たら必ず出てくる米びつ王子に興味が湧いてきたぞ。李朝王家のお話は映画よりドラマでじっくり描くのに向いてるんだな。なるほど。 そして今作もクソ邦題であった。。
2019-12-26 23:12:14『パラサイト 半地下の家族』(原題:寄生虫) ネタバレ気にしてなんも書けない(笑) でも確実におかわりしにいく!もっぺん観たい! #さとうが観た韓国映画 109 #パラサイト激ヤバ pic.twitter.com/qFLzwgMvTi
2019-12-27 17:37:25『パラサイト』はもはや「面白かった」も「つまんなかった」も言うのをはばかられるぐらいネタバレに敏感になってしまって何も書けない。誰かの感想をググってる時間があるならさっさと劇場に行ってまっさらな状態で観てほしい!
はしっこだけど4列目だったんですよね。ありがたや…日本楽しんでってくださいね…。 pic.twitter.com/ftZBmHVabA
2019-12-27 17:45:05舞台挨拶付きの上映でした。幸せ…
そしてその2日後に↓
『パラサイト』おかわりしてきた。せっかくネタバレ厳禁なんだから、面白いともなにがしかの受賞作とも一切知らないまま観たかったという贅沢なわがまま。記憶ちょっとだけ消えてくれないかな。
2019-12-29 12:19:53『ゴールデン・スランバー』 テロ犯に仕立て上げられた男の逃亡劇。 伊坂幸太郎原作の日本映画の韓国リメイク。原作と日本版の詳細ほぼ忘れたけど、回想部分などやや冗長で逃亡劇のスリルとスピード感が薄れたのは残念。終盤の白ドンウォンv.s.黒ドンウォンが至高。 #さとうが観た韓国映画 110 pic.twitter.com/Zed814XZKj
2019-12-28 20:30:46日本版で香川照之がやっていた警察の上官を、韓国版では国家情報院の局長としてユ・ジェミョンが演じる。冷徹さとクレイジーさのブレンド具合がとっっってもハマっていて最高。警察が活躍できない役回りになってるのもいかにも韓国映画でした。
2019-12-28 20:38:00『尚衣院 サンイウォン』 王宮の衣装製作を舞台に展開する人間ドラマ。 セリフで説明しないのに全員の心情が全部伝わる脚本演出演技すべてが素晴らしい。人もだけど衣装も主役。美しいものが人の心を動かす描写にウソがない。2人の仕立て屋の末路があまりに切ない😢 #さとうが観た韓国映画 111 pic.twitter.com/JsjcWhApI0
2019-12-31 00:13:49天才肌の野良仕立て屋ゴンジン(コ・ス)がとにかくいい。自由に無邪気に心の底から楽しそうに、次々と斬新な衣装を生み出していくキラキラ具合はあまりに眩しくて、そら同業だったらたまらんわなと思う。伝統と格式を重んじる王家の職人ドルソク演じるハン・ソッキュの嫉妬の演技が凄まじかった。
2019-12-31 00:17:29お決まりの王宮の権力闘争含め、すべての人間関係のこじれが「まあ無理もないわな」って思わせてくれる説得力。史実がこうだからとか、ストーリー的に盛り上げるため、という作り手の事情が透けて見えない。実に丁寧に心情を積み上げていて本当にお見事。爽快。いっそう悲しい。
2019-12-31 00:28:04