#DS裏話 まとめ

KOJIMA PRODUCTIONS @KojiPro2015

＃DS裏話　25 DSは音楽も不思議な縁で繋がっています。2016年のE３での最初のトレーラーのLow Roar、2018年のSILENT POETS。恥ずかしながら僕はこのふたつのユニットを知りませんでした。最初のトレーラーを創る時、監督にメジャーな楽曲を提案したことを覚えてます（→） youtu.be/2hSaMJ4GS64 pic.twitter.com/1yuinVO6xz

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＃DS裏話　26 みんなが知っている楽曲が新作の告知になれば、という考えでしたが、監督の答えは真逆。ノーマンやマッツと同じ理論で、Low Roarの楽曲に決まったのです。つまり、好きになった人と一緒に物を創る。何年か前、監督がアイスランドを訪れた時に、Low Roarとの出会いがあったのです（→） pic.twitter.com/Ue8rj8qbc0

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＃DS裏話　27 ドライバーが“アイスランドのジョイ・ディビジョン”と呼ばれるバンドのメンバーで、地元のCDショップに案内してくれたのです。そこで流れていた曲が耳に残り、その場でアルバムを買い求めました。それがLow Roarとの出会い。作品に使いたいと思い続け、それが実現したのがDSだった（→） pic.twitter.com/C7aGJKIvix

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＃DS裏話　28 世界を放浪しているLow Roarのライアンと対面したのは、トレーラー発表直後のLA。アーティスト気質が共鳴して、効果音のみで構想していた第２弾トレーラーは、“Easy Way Out”バージョンも作ることに。後に発売されたアルバムには監督が推薦文を寄せた（→） youtu.be/zHFYSR1J5Fk pic.twitter.com/UVfTqLsuNx

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＃DS裏話　29 SILENT POETSは、結成25年を迎えた下田法晴さんのソロプロジェクト。実は下田さんには、収録の度にお世話になっていた。音楽ではなくケータリングで。下田さんはケータリングの会社も経営していたのだ。僕はそんなことは知らず、素晴らしい料理を出してくれる！という認識でした（→） pic.twitter.com/ymcnq8de6d

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＃DS裏話　30 ある時、その下田さんが、もうすぐ12年ぶりのアルバム『dawn』を出すと聞きました。いち早くサンプル版を聴いた監督は、トレーラーへの起用を即決。” Asylums for the feeling”を聴いた瞬間、荒野を歩くサムの映像が浮かんだ。しかも下田さんとの繋がりはそれだけじゃなかった（→） pic.twitter.com/MqDjyYP2bi

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＃DS裏話　31 『女は二度決断する』のトークショウで来日したファティ・アキン監督と、小島監督は対面します。実は、アキン監督はSILENT POETSのファンで、下田さんとは以前からの友人でした。ここで三人が出会うのです。三者のストランドがクリエイティブのジャンルも国境も越えて結びあった（→） pic.twitter.com/Q0GWFGr8mv

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＃DS裏話　32 起用が決まって、下田さんはこんなことを言っていました。「このタイミングでアルバム作れたのが、小島さんやアキン監督に会うためだったような気すらしてます」。トレーラーを見て、イントロにレア・セドゥさんの声が重なった瞬間、鳥肌が立った、とも（→） youtu.be/SLuca2H4LYI pic.twitter.com/xFZc2WkaJD

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＃DS裏話　33 手前味噌になりますがｗ、このコジプロという空間は、不思議な場所です。日本にありながら国境を越えて別の場所に繋がり、ゲーム・スタジオでありながら別のジャンルとの接近遭遇が起こる。“昔、爆発があった”。そして一見バラバラだった人たちが引き寄せられて、新たな宇宙が生まれる。 pic.twitter.com/s5WzfxAuWL

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＃DS裏話　34 右手と左手はよく似ているが、それを同じ向きに重ね合わせることはできない（掌を向かい合わせることはできる）。右手は左手の、左手は右手の鏡像である。自身の鏡像と重ね合わせられない性質をChirality（対掌性）という。対掌性があることをChiral（カイラルもしくはキラル）という→ pic.twitter.com/KExPIPJREo

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＃DS裏話　35 仏教で合掌は、仏と自分を合わせて一体になることを意味する。握手は他者との友好の証。しかし鏡像関係にある手では握手はできない。誰とも手を重ね合わせることも、握り合うこともできなくなったら、あなたはどうするだろうか？　繋がらない世界でどうやって生きていくのだろうか？ pic.twitter.com/rfIbI1diKZ

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＃DS裏話　36 2015年12月、四畳半相当のオフィスには、これしかなかった。新川洋司は、手書きの絵をiPhoneで撮ってPCに取り込んでいた。ここから世界に届く作品ができるのだろうか？そんな心配をよそに、その時、新川洋司が描いていたのは、ロゴとルーデンスだった。宇宙を目指すシンボルだった→ pic.twitter.com/5C9NH51Z7m

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＃DS裏話　37 新しい場所での仕事に、新川は何の不安も心配もなかったという。これから先いいことしか起こらないと確信していた。場所は変わっても監督との関係は変わっていなかったからだ。監督からルーデンスのコンセプトを聞いて思い出したことがあった。新人の頃のことだ（画像は初期デザイン）→ pic.twitter.com/lbtVynq2H2

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＃DS裏話　38 20年以上前に、監督が「デジタルの宇宙を征く宇宙飛行士」というアイディアを話していたのを思い出したのだという。ルーデンスは、突然生まれたのではなかった。長い時間を越えて、二人の心で生き続けた存在みたいだ。 pic.twitter.com/24741cp5FJ

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＃DS裏話39 DECIMAエンジンを共同開発したゲリラゲームズがあるアムステルダムの南西に、ライデンという都市がある。そこには、オランダ最古の大学であるライデン大学がある。この大学に長くつとめた、歴史学者ヨハン・ホイジンガが提唱したのが、ホモ・ルーデンス（遊ぶ人）という言葉でした→ pic.twitter.com/58XZPK0lV0

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＃DS裏話　40 ルーデンスはこの言葉にインスパイアされて生まれたキャラクターでもある。彼が着ているスーツには、「EXTRA-VEHICULAR CREATIVE ACTIVITY suit」と記されている。直訳すると「船外創作活動用スーツ」。人類未踏の宇宙で新たな遊びを創造しよう、という意味が込められています→ pic.twitter.com/ZAQcEav2zf

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＃DS裏話　41 未知の大地を踏みしめた彼は、ヘルメットの側面に触れてバイザーのモードを切り替える。あの仕草には、実は未知の生命への敬礼という意味が隠されている。旗を立てるのは、これから訪れるかもしれない者への挨拶や名乗りだったりもする。その旗を見た人は自分は一人じゃないと思うはず。 pic.twitter.com/kKI6HsOstc