アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、ワンナウツ17話脚本:キャラの人間味
-
makimogpfb
- 909
- 9
- 0
- 0
-
- いいね！0
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 1 カイジが好きで始めた、アニメ版カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの担当作を追うシリーズの続きやります。 今回は、ワンナウツ17話(高屋敷氏脚本)について。
2020-01-19 14:00:25
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 2 前回の特集は、ワンナウツ16話(高屋敷氏脚本): makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2020/01/… ↑のtogetter版: togetter.com/li/1454621 私のブログの、ワンナウツに関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… 他: togetter.com/id/makimogpfb
2020-01-19 14:02:20
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 3 アニメ・ONE OUTS(ワンナウツ)は、甲斐谷忍氏原作の漫画をアニメ化した作品。謎めいたピッチャー・渡久地東亜の活躍を描く。監督は佐藤雄三氏(カイジ監督)で、シリーズ構成が高屋敷英夫氏。 今回のコンテは横山彰利氏で、演出が佐々木奈々子氏。そして脚本が高屋敷氏。
2020-01-19 14:03:52
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 4 詳細は、ブログに書きました: ワンナウツ17話脚本:キャラの人間味 - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2020/01/… #はてなブログ #ワンナウツ #高屋敷英夫
2020-01-19 14:05:27
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 5 リカオンズ(謎めいた投手・渡久地の属する球団)は、敵軍ブルーマーズの抑え・ウィリアムスに翻弄され、今井(リカオンズ遊撃手)も三振。毎度、今井は原作より目立つ。高屋敷氏は脇役やモブを引き立てる傾向があり、F-エフ-・ガンバの冒険(脚本)にも、それは見られる。 pic.twitter.com/0HdMAsLlWQ
2020-01-19 14:07:17
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 6 児島(リカオンズのベテラン天才打者)は、次に来るウィリアムスの球種を読むが、それでもナックルがえぐく、打てずに終わる。それを見て、出口(リカオンズ捕手)や今井は戦慄。ここでも、アニオリで今井(画像の奥側)の台詞が追加されており、原作より少し目立っている。 pic.twitter.com/PPcGKubXcP
2020-01-19 14:10:04
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 7 試合は同点のまま9回裏に。三原(リカオンズ監督)は、延長戦になれば、渡久地を温存している自軍が有利だと考える。三原のモノローグはアレンジされており、愛嬌が付加されている。可愛い中高年キャラは、宝島(演出)やルパン三世2nd(脚本)ほか、多くの作品で目立つ。 pic.twitter.com/IHULhkRq0Y
2020-01-19 14:11:04
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 8 出口の熟考虚しく、ブルーマーズはヒットを重ねる。3連戦を負け越したら年俸50%減だと彩川(リカオンズオーナー)から言われている三原は、「抑えろよ～抑えてくれ～頼む！」と焦る(アニオリ)。連呼を絡めた言い回しは他作品にも見られるので、高屋敷氏の癖かもしれない。 pic.twitter.com/EPcqJsn3OH
2020-01-19 14:14:14
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 9 そしてブルーマーズは、まるで出口のサインを読んだかのようなヒットでサヨナラ勝ちする。三原はショックで「あっちょんぶりけ」(手塚治虫氏漫画のリアクション)と叫ぶ(アニオリ)。同じようなリアクションはグラゼニ(脚本)にもアニオリで入っており、気になるところ。 pic.twitter.com/I5eF7a84MD
2020-01-19 14:16:04
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 10 試合後、リカオンズの面々は意気消沈する。渡久地が使っている灰皿が映るが、状況と連動する煙草の「間」はよく使われる。F-エフ-・めぞん一刻・アカギ(脚本)と比較。 pic.twitter.com/C60ZWECJHB
2020-01-19 14:16:57
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 11 渡久地は、ウィリアムスのナックルはインチキなので誰でも投げられると言い、今井と藤田(三塁手)は驚く。二人の台詞がアニオリで追加されており、愛嬌がある。おにいさまへ…・グラゼニ(脚本)でも、色々と脇役に味がある。 pic.twitter.com/H5pH7jpUpN
2020-01-19 14:18:06
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 12 渡久地は、インチキナックルの実践をするから外に出るよう、皆を促す。 ここでも、煙草を握りつぶす手と、灰皿の「間」がある。とにかく煙草を使う表現は多い。あしたのジョー2・カイジ2期・めぞん一刻(脚本)と比較。 pic.twitter.com/hIhvMWWnXg
2020-01-19 14:19:08
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 13 「俺が見せてやる。奴の魔球の正体をよ」と渡久地は宣言。この台詞は、原作ではもう少し後。アニメでは、Aパートを綺麗に終わらせるために、前倒しでこれを持ってきた上、少しアレンジしている。高屋敷氏は、パート区切りや次回へのヒキが上手い。 pic.twitter.com/PDqeVqMFSh
2020-01-19 14:20:09
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 14 外に出た皆の前で、渡久地は「インチキナックル」を投げてみせ、ウィリアムスの投球の不自然さを解説する。 それを聞く児島は悔しさを滲ませながら拳を握り、渡久地はそれを見る(アニオリ)。児島と渡久地の関係は、アニメのシリーズ構成上、非常に重視されている。 pic.twitter.com/PJ6soMOUBG
2020-01-19 14:21:46
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 15 渡久地は、釘が刺しこまれた球を見せ、重心がずれた球なら揺れると話す。今井と藤田は、こんな球は試合に使えないだろうと反論するが、児島に一喝される。 今井と藤田の台詞はアニオリで、ここでも二人が目立つ。おにいさまへ…(脚本)でも、脇キャラが目立っていた。 pic.twitter.com/RlplOqWZhd
2020-01-19 14:23:05
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 16 ブルーマーズは、実際は注射器などで球に細工し、非常に巧妙にイカサマをしているのだろう…という渡久地の話を聞き、出口達はウィリアムスをぶん殴ってでもイカサマを吐かせる…と怒りをあらわにする。ここも今井・藤田(画像下段)が原作より目立つ。 pic.twitter.com/9OTeYM3Iyt
2020-01-19 14:24:00
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 17 暴力に訴えても、こちらが不利になるだけだと渡久地は出口達を制す。今井は怯み、藤田は、お前だって腹立つだろう…と渡久地に言う。やはりここでも、今井と藤田が原作より目立つ。 pic.twitter.com/htWztEn0VF
2020-01-19 14:25:16
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 18 どちらかといえば、いいように騙されたリカオンズ側に腹が立つ…と渡久地は冷ややかに言い放ち、イカサマでも、一旦通ってしまえば正義なのだと説く。原作通りだが、このあたりは長年、善悪は明確に区別できない事を強調してきた高屋敷氏のポリシーとマッチ。 pic.twitter.com/E6oZc9YCY9
2020-01-19 14:26:45
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 19 「いい加減目を覚まさねーか」と、渡久地は皆を一喝する。背中を見せるのはアニオリ(原作は表情を見せている)。意味深に背中を見せる描写は、要所要所にある。グラゼニ(脚本)、宝島(演出)、おにいさまへ…(脚本)と比較。 pic.twitter.com/LIFbr7SLH9
2020-01-19 14:27:50
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 20 舐められているから、イカサマをやられるのだ…と渡久地は皆に発破をかける。飛行機が飛ぶ描写があるが、出崎統氏がよく使った演出で、高屋敷氏担当作にも見られる。ガンバの冒険・おにいさまへ…・あしたのジョー2(脚本)と比較。比較対象は、いずれも出崎統監督作品。 pic.twitter.com/uASSVbi6zh
2020-01-19 14:29:07
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 21 出口は、自分達もブルーマーズに(騙し合いで)一泡ふかせたいと心情を吐露し、渡久地は煙草に火をつける。原作通りだが、ここも煙草表現の強調。RAINBOW-二舎六房の七人-・F-エフ-・めぞん一刻(脚本)と比較。 pic.twitter.com/i6nSrMx9bp
2020-01-19 14:30:14
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 22 騙し合いとは、相手の心に剣を突き立てることであり、勝つには隙を作らないことが肝心だと渡久地は説く。それができれば、自分が敵に剣を突き立てる…と彼は宣言する。 集団が決起する瞬間は、カイジ・RAINBOW-二舎六房の七人-(脚本)など、色々な作品で印象に残る。 pic.twitter.com/bpB2i5khDs
2020-01-19 14:36:14
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 まとめ1 まず重要なのは、悔しさをにじませる児島を見る渡久地…というアニオリ場面。 前回16話の、バーでの児島と渡久地の会話に引き続き、シリーズ全体の軸となる二人の関係を引き立たせている。 16話の特集:togetter.com/li/1454621 pic.twitter.com/xinWfFaIZ1
2020-01-19 14:38:04
拡大
まきもgpfb
@makimogpfb
#高屋敷氏脚本ワンナウツ17話 まとめ2 児島は、渡久地をプロ野球に引き込んだ張本人である。一方渡久地は、児島との勝負の結果を厳粛に受け止め、一貫して(児島が渡久地に頼んだ)リカオンズ優勝を現実にするべく動いている。 アニメでは、ここを視聴者が忘れないように構成されている。 pic.twitter.com/iIaoyd6DyD
2020-01-19 14:39:20
拡大