世界の終末までの時間を示す時計「終末時計」が残り100秒に/「もう終末時計って存在意義無いのでは?」という人々
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2020年1月24日
「終末時計」世界滅亡まで後100秒を指す
2020/1/24 00:23 (JST)|1/25 06:47 (JST)updated
米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は23日、核戦争の危険性などを評価し、地球最後の日までの時間を概念的に示す「終末時計」を過去最短の残り「100秒」と発表した。
(共同通信社)
世界終末時計とは、核戦争などによる人類の絶滅(終末)を午前0時になぞらえ、その終末までの残り時間を「0時まであと何分」という形で象徴的に示す時計である。実際の動く時計ではなく、一般的に時計の45分から正時までの部分を切り出した絵で表される。「運命の日」の時計あるいは単に終末時計ともいわれる。
日本への原子爆弾投下から2年後、冷戦時代初期の1947年にアメリカの科学誌『原子力科学者会報』の表紙絵として誕生した。
以後、同誌は定期的に委員会を設けてその「時刻」の修正を行っている。
『原子力科学者会』の協議の上で人類滅亡の危険性が高まったと判断されればば分針は進められ、逆に危険性が下がれば分針が戻される。
1989年10月号からは、核兵器からの脅威のみならず、気候変動による環境破壊や生命科学の負の側面による脅威なども考慮して、針の動きが決定されている。
『原子力科学者会報』の新年号の表紙などに絵として掲載される。
結論:終末時計はあてにならない
核の問題に詳しければわかるが、終末時計は当てにならない。現在の危機を煽りすぎている問題のみならず、本当の核危機のタイミングには呑気な数字を出していたりするからだ。例えば62年のキューバ危機の際は「7分」だったし、83年に核危機を引き起こしたエイブル・アーチャー演習の時は「4分」である。 pic.twitter.com/V56aT1prDv
2020-01-24 02:39:13これらのタイミングの方が現在よりも遥かに核戦争に近かったにも関わらず、現在の方が「100秒」と世界終末に近いと主張するのである。基準が一貫しておらず恣意的だと言わざるを得ない。これを決めるBASの委員会が現在の核軍縮の言説をリードしようと過剰に規範的な主張を数字に込めすぎるのであろう。
2020-01-24 02:42:27ちなみに89年からは核問題のみならず気候変動など環境問題等も含めて数字に反映させることになっているが、これが問題をややこしくしている。冷戦終結後に時計の針が一気に進んだのはそんな評価基準の変化が反映されているわけだが、これが終末時計の数字の評価を更にわかりにくくしていると言えよう。
2020-01-24 02:50:21温暖化問題で危機的というのは、昨今の異常気象の頻発を考えれば、核戦争の蓋然性に比べればまだ「終末に近い」のかもしれない(破滅的影響を生じるにはまだ何十年の単位を要すると思うが)。ただそれを核問題と一緒に語ったら訳が分からなくなる。数字は単なる印象論と言う以上の意味を持たなくなる。
2020-01-24 02:56:18様々な反応(主に「終末時計って存在意義ないよね」)
終末時計、キューバ危機が2分前なのに金正恩がミサイル撃ったのも2分前だしトランプ大統領就任だけで2分30秒前というのだけ見ても重み付けが適当すぎて決めてる人間の中に設定厨が一人も存在しないクソ指標ということがわかる。
2020-01-24 00:45:41終末時計って初めて知った😂 ウイルスは世界各国飛びまくりだし、米とイランのせいで何が起こるか分からんし うん、持病で死ぬよりも、お客さん振って殺されるよりも、 この世が終わる方が案外先なのかもな〜
2020-01-24 02:57:31終末時計ねぇ、、、 異常気象に効果的な対策が打てていないっていうけれど、CO2削減はやってるよね? そろそろ、CO2だけのせいにするんじゃなく、『効果的な対策が打てていない』のは何故か?を考えないとホントに危ないよ? わかってて、知らせてないのかもしれないけどさw
2020-01-24 04:43:06