ミュシャ展見に行った

興奮冷めやらぬうちに呟いたまとめ
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もげら @mogerauji

さてミュシャ観に行ってくるか

2011-06-09 12:38:33
もげら @mogerauji

おい誰か俺をとめろ 10000円のフレームと一緒にポスター買いあさりそうだ

2011-06-09 14:41:35
もげら @mogerauji

次はしいのき迎賓館だ

2011-06-09 14:57:37
もげら @mogerauji

しいのき迎賓館の方は作品数少なかったな というか21美に比べればおまけ扱いだった件 いやしかし良かった 思うところは色々あるがまずは帰ろう

2011-06-09 15:12:10
もげら @mogerauji

帰宅なう。帰りに本屋寄って色々買ってきた。今日はちょいと出費したな。

2011-06-09 16:05:25
もげら @mogerauji

ポスターを買おうか悩んだのだがやめたのには理由がある。どうせ買うならもっと高品質印刷のものがいいと気付いたのだ。実際の作品により近く光沢のあるものがきっとどこかで買えると思ったのだ

2011-06-09 16:09:44
もげら @mogerauji

とりあえず図録の表紙。綴りがAlphonseとなっている。これはパリでの呼び名。ミュシャはやはりパリに作られた。チェコに生まれた1人の男としてのムハはもういないのか。そして表紙の『ビザンティン風の頭部』だが、この円の外部に装飾を施してあるバージョンとそうでないのがあって混乱する。

2011-06-09 16:16:21
もげら @mogerauji

まず最初に思ったのは、図録販売コーナーが展覧会場の最後尾部分に位置していたこと。出口からは入場禁止だったので、図録だけ先に買って図録を参照しながら鑑賞ということは叶わなかった。重いし疲れるから別にいいけど。

2011-06-09 16:19:08
もげら @mogerauji

ミュシャの名を一躍有名にしたのはサラ・ベルナールの舞台『ジスモンダ』なのだが、よりによってこの一番大事な『ジズモンダ』のポスターが小さい複製図版を申し訳程度に飾ってあったこと。これには嘆いた。メディアやサマリアの女、椿姫などサラベルナールの他のポスターはあったけども。悔しい。

2011-06-09 16:21:03
もげら @mogerauji

で、ジスモンダのポスターは他のコーナーにあったりしないかと係員に聴いてみたけどやっぱりある訳もなくてショック。でもメディアのポスターがかっこよすだったので良かった。画集を観ているだけでは気付けないのだが、原物は光沢があるのね。非常に良かった。ギリシア風の題字、日本風の縦書き文字。

2011-06-09 16:24:49
もげら @mogerauji

他の展覧会場だったら原物を見れたのだろうか。無かったのはジスモンダだけではない。パネル連作『四つの星』も同様だった。宝石や花、季節と一日の時間、4つでセットになっているパネルは他にもあったがよりによって一番観たかったのが無かった。悔しい。光の表現がすごく綺麗なんだ。

2011-06-09 16:27:49
もげら @mogerauji

画集だけでは分からないのは光沢と原物のサイズ的な意味での迫力。そして立体物の造形。ブリキ製のお菓子箱もそうだが、何と言ってもブロンズ像『ラ・ナチュール』が素敵すぎて震えた。ミュシャが描く髪の毛が立体化するとこうなるのか、と。もう少し髪の毛ふわふわしてても良かったけど。

2011-06-09 16:32:24
もげら @mogerauji

色々観ていて特別に気に入った作品は数点あるのだが、ミュシャの描く煙が面白い。平面的描画だけでなく、写実的描画でも、煙の存在感は大きかった。霧状に分散しないのだ。それは布の質感に近く、いつまでも人物の周りにまとわりつく。線に確実な存在感があった。

2011-06-09 16:35:21
もげら @mogerauji

アール・ヌーヴォー風の装飾パーツは大抵いつも左右対称だ。そこには均整の美がある。高級感があり、安心感がある。では主役となる人物はどうか。代表的なものは横顔だ。アシンメトリーなのだ。だから飽きない。

2011-06-09 16:37:51
もげら @mogerauji

漫画のコマのような枠線から、足や髪の毛だけはみ出ている描写をいくつも観た。遮蔽しているということは、そこに前後関係があるということ。遠くの背景(装飾でない部分)はいつもおぼろげにしか描かないミュシャだが、こうした漫画のブチ抜き的な表現をちょいちょい入れてくるのは何故か。

2011-06-09 16:39:27
もげら @mogerauji

まるで窓から体を少し覗かせているような構図になる訳だけど。遠景は雰囲気が分かる程度にしか描かない。手前の人物には僅かな奥行きを与える。それはまるで演劇のようだ。歌を愛し演劇を愛したミュシャにとって、舞台と同じだけの奥行き以外は必要無かったのかもしれない。

2011-06-09 16:43:00
もげら @mogerauji

後半の展示は油彩が多かった。この辺のコーナーに入って何か物足りなさというか違和感に気付いたのだが、少し考えて分かった。油彩になると急に男性が多く描かれるのだ。筋肉にミュシャらしさを感じないのは俺がミュシャを知らないからか、ミュシャのイメージがポスターの分野で作られているからか。

2011-06-09 16:46:30
もげら @mogerauji

ですな。 RT @o7010n: たしかにそうですよね。髪にしても煙にしても何というか空気感をまとったものがミュシャに描かれると濃密さが増す気がします。均一な背景にアシンメトリーな主題がひきたつっていう構図もわりとシンプルで一貫した感があります。

2011-06-09 16:50:13
もげら @mogerauji

油彩の中で、度々金属が銀色の光沢あるなんか立体的な素材でもりもりっと描かれていたのだけど。油彩にはあまり縁が無いのでよく分からないのだけど。ジェッソとかいうやつなの?粘土なの?金属なの?ああいう絵具なの?キャプションには描いてなくて分かりませんお

2011-06-09 16:53:13
もげら @mogerauji

その盛り上げられたモチーフが、人物より後ろに描かれているのに、物理的には盛り上がっているため人物より前に出ていることが非常に興味深かった。その絵とはプラハ市民会館市長ホールの原画だが、ここで版画(複製品)と原画(オリジナル)の存在感の違いを認識。原画を観る意味を考えさせられた。

2011-06-09 16:56:54
もげら @mogerauji

西洋の宗教画といえばアレゴリーとシンボル。モチーフが意味を持つという伝統がある。俺は無知なのでそうした読み解きができないが、後年のミュシャは視覚的美しさよりも象徴性を求めていたのではないかと勝手に思っている。一部だけ盛り付けられたその絵画の意味はまたいつか勉強してみようと思う。

2011-06-09 17:00:31
もげら @mogerauji

@narco_tmt 今図録観てみたけど、確かに晩年の方が目に力入ってる感じがする。人物の攻撃性が高まってるような。商業美術でクライアントの要望にこたえたことと、ミュシャ本人の意志が大きく反映されたことから生まれる差なのだろうか。

2011-06-09 17:05:18
もげら @mogerauji

展覧会場に置いてなかった作品が図録に載っていて悔しい。でもこればかりは仕方ない。

2011-06-09 17:08:45