いままで見た映画のまとめ、個人的な備忘録として。
「すべらない話」のMVP総出演的なやつを見る。自分の親類・友人の話、自分の相方もしくは他の芸能人の話、たまたま出会ったひとの話、の三つに分かれる。話の構成は、状況説明(手短)→そのひとの行動の展開→予想外の展開(落ち)。シンプルながらストーリーテリングの勉強になる。
2010-03-01 08:11:14市川こん(漢字が見つからん)「こころ」を見る。原作で表現されている心情をなぜか補いながら見てしまう。原作では普通だった先生とKとの関係、先生と書生の関係が男色的に見える。ねらい通り?原作との関係は難しい。
2010-03-03 16:59:56市川崑「娘道成寺」(1945)を見る。Pierre HuygheのTHIS IS NOT A TIME FOR DREAMINGを思い出す、って時間軸が逆ですね。人形劇だけれども、見入ってしまう。台詞なしでもこれほど見せてしまうってすごい。人形が生きているみたい、って陳腐な表現。
2010-03-04 15:48:52ポンジュノ「殺人の追憶」を見る。二度目。もう一歩のところでたどり着けない犯人。一度見ているのにストーリーを忘れている。AのエピソードとBのエピソードを混同したり、ここでこの人が死ぬと思ったら別のひとだったり。なのでまたしてもハラハラ。こういう日本映画って無理かなあ。
2010-03-07 11:24:00RT @zazaken: RT @pas_pascal スラヴォイ・ジジェクの『アバター』評( New Statesman) http://bit.ly/bWdEIf
2010-03-09 16:19:12ヘルツォーグ「フィッツカラルド」を見る。アマゾンの山を船が登る!これって曽根さんに通じる、狂気のロマン。キンスキーが常に白のスーツ上下っていうのもいい。DVD買ってよかった。。。 http://bit.ly/dudItH
2010-03-10 12:57:26「パラノーマル・アクティヴィティ」を見る。最後のエンディングが三つある。映画版はカメラに向かってクシュ。「未だ〜」みたいな。DVD収録版は、自分も〜。そしてもうひとつはベットの横で〜、警察が〜。でもこの最後のverネットにけっこう上がっていたけど、動画は削除されている。見あたらず
2010-03-10 15:49:33「パラアク」、途中でしっかりエクソシスト入れて、「スペル」並に闘わせて、それでもダメでした、ってのを見たかった。やっぱりあれ、映画館で免疫ないひとたちと見ないと楽しめなかった。でもあの彼氏の方、あまりに頭悪くて、そこはよかった。なにもできないのに「俺が何とかする!」って。
2010-03-11 15:47:12「ハートロッカー」評。「男にはよくわからない理由で世界から遮断され、孤立しているのである。」また見たくなった。http://bit.ly/cPyCaD
2010-03-12 03:45:06「shutter island」を見る。すばらしい。もう一度見たい。すきがなく細部まで無駄がない。日本では4月公開でどうやら吹き替え版を見よう!キャンペーンのようだ。前に、ドイツで吹替版「トランスフォーマー」を見た。チケット売り場で「ドイツ語だけどいい?」ってドイツ語で聞かれた。
2010-03-14 02:29:38「博士の異常な鼎談」、ひろゆきの回を見て、高橋洋一の回を見ている。http://www.youtube.com/user/xxxMIKOUKAIxxx#p/u/7/rsB__hdp0pY
2010-03-14 15:18:25ニコ動で「フェリスはある朝突然に」を見る。マスト中のマストですが見逃してました。すみません。奇跡の映画、いや、映画の奇跡です。こんな小さな画面でも、見入ってしまった。http://bit.ly/ck5NiD
2010-03-15 10:14:51そうそう「Green Zone」を見ました。原案?はノンフィクション。疑似ドキュメンタリー風。いわゆる内部告発もの。ちょっと画面揺れすぎ。はじめて酔った。WMDなんてあんのかよって思って調べたらなかった、って話。事実風に撮ってしまう手法に疑問。
2010-03-30 12:15:43@pas_pascal greenはどちらかというと、揺れる画像の真実らしさを技法として使うって感じです。途中からどこまでこれ本当なんだろう、原作との距離を意識して映画に集中できない。United 93と同じで、見る側がなんかこうだまされている感じ。
2010-03-30 13:39:18「アバター」もう一回見る。IMAXは終わっていたので、real 3Dで。IMAXと違って、自分がその場にいるような臨場感はないけれども、そのかわり画面全体を見通すことができた。
2010-04-03 16:53:46遅ればせながら「サマーウォーズ」を見る。表情の豊かさに驚く。犬までいい顔。最後に温泉が湧くのがいいね。このポピュラリティってすごいな。細田さんが宮崎駿を別の形で引き継ぐひとなんだろう。
2010-04-07 16:47:49「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」を見る。ポジティブさがすばらしい。このような状況になりたくないけど、このポジティブさは必要だ。撮影機材のクオリティが高いのに映されている状況が悲惨なのが皮肉。惨めさがクオリティ高く保存されていく。日本でお客がたくさん入ってよかった。
2010-04-09 14:23:36トムハンクス「天使と悪魔」を間違ってみる。ひどすぎる。あまりにもひどすぎる。なんだろう、これ、なんなんだろう。規模がでかいんだか小さいんだか。やり手なのかやり手じゃないのか。
2010-04-11 13:16:21大林版「時をかける少女」を見る。原田知世の髪型がおもしろい。台詞が当時からしても時代が違っている感じがする。宇多丸さんの解説聞いて爆笑。昏睡レイプ魔説の件。
2010-04-17 04:45:13「母なる証明」を見る。圧倒的なテンションの連続。疲れた。ぼくらには画面に写っているものしか見えていないということがまざまざと気づかされる。その外側には何が待ち受けているかわからない。暗闇の向こうになにがあるのかも知らない。
2010-04-17 16:11:58「Kick-Ass」を見る。スパイダーマン+スーパーバッド=大傑作。いい映画ふたつ足したら二倍以上になるか、普通。すごすぎる。タクシードライバーとかキル・ビルとか映画的記憶のフラッシュバック。 http://bit.ly/54JuwW
2010-04-22 17:05:43「アイアンマン」を見る。これで三回目ぐらい。得点映像が充実。映画ができあがるまでのこだわりの過程が記録される。こんなにも多くのひとが関わっているんだなあと驚く。プリプロ+ポスプロの周到さがすごい。日本のこの手の映画は足下にも及ばないのがわかる。CGにも頼りすぎていない。
2010-04-24 06:09:41「復讐するは我にあり」を見る。たけしのソナチネもそうだけど、なんかすこし前の役者の顔ってぎらぎらしていて、引き締まっていて、黒い。いまの韓国のいい役者の顔にもそれを感じる。あと10年とかするともうそういうのはなくなるんだろう。なんだろうか、それって。でれーっとしちゃうのか。
2010-04-30 13:55:25細田版「時をかける少女」を見る。これで何回目か。もうたぶん5回ぐらいは見ているかも。たとえば倫理的にはまずいけど、どんどんそっちに展開する悪者版「時かけ」も見てみたいな。インビジブルのケビンベーコンみたいな。
2010-04-30 14:08:41