至上最悪だった韓国旅行

ゐ @pp_kawopp

すぐ彼女にえ、一応お札確認した？とアドバイス。まさかまさかのAちゃん店内に戻らず明洞の小路で札勘を始める。 かおぴびっくり。。。君の手のなかにいるの諭吉30人やで。。。 治安悪くないのはわかってるけど怖すぎてディフェンスがんばった。 札勘結果、ちょろまかされてたりしてはない模様。

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諭吉が入ってたジップロックにウォンたちを収納し、いよいよお買い物スタート ！ 悲しいことにこの辺で雨が降り出した。一応折り畳みの用意はしてきていたようで一安心。もうすごい誉めた。よくわからないけど。今までがひどすぎて当たり前のことができてることがすごいって思うようになる。

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Aちゃん、まんまと偽物やさんのキャッチにひっかかる。私はアジデスとかのネタTとかはすきだけど、完璧な偽物()は興味ないのでパスし、お店のそとで待っていることに。 雨がしとしとと降るなか次ぎ行く場所を確認しながら30分が経った。 さすがに心配で電話をかけたが出ず困り果てた。

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どうしよう。最悪の場合を考えると涙がとあふれ出てくる。泣いている場合ではない。大使館や警察について調べていると、さっきのキャッチのお兄さんが「オネイサンお友達の鞄見てほしくなっちゃったの～？」と声をかけてきてくれた。

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いや違うんや。と何がおきたか説明するとAちゃんは20分も前にお店を出たこと、次は某店に向かうと言っていたことを教えてくれた。 キャッチのお兄さんはとても親切に日本語が通じる警察の番号を教えてくれ「深センじゃないから人攫いはないよ、大丈夫」と励ましてくれた。

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とりあえずお兄さんが教えてくれたAちゃんがいるはずの某店に向かうことにした。 するとAちゃんから着信が！えー、身代金だったらどうしようと思って恐る恐る出ると 「もしもし～？買い物してるよ～かばんめっちゃかわいいの。あとで見せるね！てかさむいからヒートテックかってくる」

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さすがの私でもどんだけ心配したと思ってるの？ずっと待ってたんだよとキレてしまった。すると 「私だって探したよ」 と逆ギレされた。話を聞くと入ったところとは違う出口から出たらしい。 私という人間は1回吐き出すと全てを許せるらしい。 とりあえず無事で良かった、としか言えなくなった。泣いた

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彼女の現在地、街歩きの話を聞いているとちゃんと地図を見て回れていること、私の今いるところからかなり離れていることから明洞で合流せずにホテルで合流することになった。心配だったが、「かおぴ心配しすぎ～？」という言葉を信じ、私はめでぃひーるを買いに東大門へむかった。

ゐ @pp_kawopp

めでぃひーる365枚を購入し、うっきうきこれで1年美肌でいられるわうふふと女子力～ってニヤニヤしているときに知らない電話番号から電話がかかってきた。 「ケイサツです」 全身の血の気が引いた

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ちょうどその時期、🇰🇷で日本人向けに「カワイイ」と言う名の危険ドラッグが配られてるという注意喚起がSNSで流れていたことからもしや。。。と思って心臓がヒュッとした。

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話を進めていくと、どうやら彼女は迷子として保護されたようであった。帰るホテルがわからないこと、ホテルの鍵を持っていないこと、自分が今どこにいることも把握できていないこと、韓国語、英語が話せないため助けようにも意志疎通が図れないことを愚痴られた。ほんとすみません。

ゐ @pp_kawopp

そういえばAちゃん無くすの嫌だからってホテルの鍵持たなかったなということを思い出した。 一応ホテルの場所の地図も送ったのになあと電話担当の方に伝えると後ろから 「さむい、ほんと無理」 そういえば超薄着だったなと心配になったが交番にいこうにも明洞の土地勘が一切ないためどうしようか悩んだ

ゐ @pp_kawopp

すると大阪弁が後ろから聞こえてきた。ガヤガヤしていていたが仲間内では大阪弁、職員相手には韓国語話していることがわかった。まじで神様だと思った。電話担当の方に図々しいお願いだとは理解しているがたぶんその人日本人だから電話かわってくれとお願いすると、相手も快く受けてくれた。

ゐ @pp_kawopp

電話に出てくれたのはK-POPが大好きな大阪の方でありがたいことにソウルマスターだった。状況説明をすると、ホテルまで送っていくことはできないがソウル駅まで1本でいける駅までは一緒にいってくれることになった。ほんと神だと思った。

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日本に帰ったらお礼させて頂きたいのでと言うとそんなのいらへんよと笑ってくれた。もう女神！びーなす！ありがとう！ Aちゃんに女神に最寄り駅まで送ってもらえること、ホテルは⑬出口だよと言うことを伝え私も急いで帰路に着いた。

ゐ @pp_kawopp

さすがにストレスが過ぎて駅まで向かう途中にお母さんに電話してしまった。 「どうしたの？お土産の話？バタピー忘れずにね。」 そうじゃないんやと今日の出来事をざっと話すと 「だから言ったでしょ。かおはひとり旅か親類(みんなお出掛け好き)としか無理だって。」 泣いた。

ゐ @pp_kawopp

22歳になっても困ったときは「ママァ。。。」ってなっちゃう。 たくさん叱られたけど、そのぶんたくさん誉めてくれた。 「引き受けたからには最後日本に帰国するまでかおが面倒見てあげる責任あるよ。」 と釘を刺された。

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思うことは色々。残りどう過ごそう、どうしようかなと考えていたらソウル駅についた。ホテルのロビーに行くと待っているはずのAちゃんがいない。フロントに聞いても来ていないと。 電話をしても繋がらない。ぶっ倒れそうだった。

ゐ @pp_kawopp

フロントに鍵をひとつ預け、もしかしたら駅で迷っているかもしれないので迎えに行くことに。エレベーター待ちをしていると 「かおぴ！」 やっと再会することができた。ほんと泣いた。 無事で良かったとしか言えなかった。

ゐ @pp_kawopp

どうして電話にでなかったか聞くと荒野行動していたらしい。高校生ぶりに「は？shine」って悪態つきそうになった。 なんかここまで来ると逆におもしろくなってきて全てを許した。おかえり。

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彼女はエレベーターで寒い寒いばかり言っていた。それもそのはず。冬のソウルは氷点下になることを伝えていたのに、彼女は生足ミニスカートで来ていたのだ。 足は粉ふき真っ赤。霜焼けになりそうで心配になった。顔の色も真っ青だった。 とりあえず風呂に突っ込んだ。

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部屋で明日の用意をしているとお腹がなった。そういえば今日どたばたしすぎて夜ご飯を食べていないことに気がついた。 お風呂に入っている彼女に声をかけコンビニでカップラーメンを買うことに。一緒に行くと行ってきたが外でる準備2時間かかると言われたためさすがに待てんわwとなった

ゐ @pp_kawopp

(箸休め)コンビニのカップラーメンコーナーに行くとハングルだらけだった。舐めてた。日私も彼女も辛いのが嫌いなためとても困っていると英語が通じそうなアジア系な人がいたためどれ辛くない？と聞いたら🇨🇳の方でハングル読めないけどこれ辛くなさそうだよと選んでくれたものを買うことにした。

ゐ @pp_kawopp

美味しそうなお菓子とカップラーメン、お水等を買いるんるんで帰路に着いた。 部屋に戻ると彼女はお風呂から上がっており、お湯を沸かして待っていてくれた。 それだけで今日の出来事全てを許せた。

ゐ @pp_kawopp

3分待って食べてみるとまあ辛い！本当に辛い！ビックリするほど辛い！ 辛いものが好きな人に辛くないか聞くのはやめようと教訓になった。とりあえずお腹空いたのでお湯たくさんいれて食べた。辛いねって笑いあうことによって一日の疲れが吹っ飛んだ。 まあまた私の怒りは爆発するんだけどね。