『サイキック・ディテクティブ』シリーズの紹介

にゃる神父 @fatherny

美しさに彩られた崇高な想いで犯行に及ぶ人間とその理不尽に巻き込まれた人達、思いでに苦しむ主人公との対比が印象深い事件です

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Memories 　youtube.com/watch?v=ljoFq3…　１曲目が『JAPANESQUE』　しかし、プレイ開始の時点で彼女に振られるOPアニメーションというセンセーショナルな幕開けでしたｗ（世の中には前作主人公のお葬式から始まるゲームもありますが）

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Vol.3 AYA(アヤ)1990年　PCエンジン版1992年　メガドライブ版1993年 リメイク版1994年 Windows95版1998年 pic.twitter.com/iGhRKQpBkI

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【あらすじ】知り合いのアナリスト桐生五郎から「ある場所にいる老人の腫瘍を確かめる」という妙に簡単な依頼を紹介された降矢木は、胡散臭さを感じつつも高額の報酬に目が眩み仕事を引き受ける　地方都市での仕事を終えて戻って来た彼を出迎えた消失と再会　過去から招きの先にめぐらされた陰謀とは？

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「あなたに逢いたかった　私を殺した、あなたに・・・」 このキャッチコピーのインパクトが非常に印象的な作品　 リメイク版の中でも際立った美しさのパッケージイラスト　 『AYA』はコンシューマー機へ移植された事もあり、シリーズを通して最も知名度の高い作品と言えるでしょう

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パソコンとのスペック差の問題でグラフィックとBGM（CD-DAではなく内蔵音源なのでかなり寂しい）の面で残念な部分はありますが、 移植を行うにあたって、フラグの調整、アニメーションと展開を補足するテキストの追加などの処置が施されています

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未プレイの方は、「3作目からの移植でストーリー的に問題はないか？」という疑問を抱かれるかもしれませんが、4作目まではそれぞれが独立した1作完結スタイルなので、どの作品からプレイしてもそれほど問題無く楽しむ事ができます

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本作終盤のシネマ構成的な展開は、ドラマチックな盛り上がりに満ちた内容で、プレイヤーを最後まで惹きつけます（EDにもチョットしたオマケ要素あり）

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蛇足ですが、本作にも降矢木氏の十八番、依頼を受けたら即濡れ場展開があります　まだ倫理規制の緩かった時代柄、コンシューマー移植版の方も結構高めの再現度となっております　※ご家族の前でのプレイにはくれぐれもご注意くださいｗ

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『PSYCHIC DETECTIVE SERIES』　Vol.4 Orgel(オルゴール)1991年　 PCエンジン版1993年　メガドライブ版1993年 リメイク版1994年 Windows95版1997年 pic.twitter.com/dC6HR80KW1

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【あらすじ】亡者さえも地獄の底から甦りそうな暑い夏、喪服を纏った二人の女が降矢木の事務所を訪れた　召使いの老女を従えた女の名は影藤智奈子　彼女は、「亡くなった夫の遺言で、彼が建築した『奇談亭』で開催されるパーティーの参加者達から人形を護って欲しい」と降矢木に依頼を持ちかける

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本作は時系列的に最初の事件にあたり、ストーリー的な繋がりが他作品と薄い分、独立した作品として纏まった内容となっている　 中盤までの館モノミステリー風味の探偵AVGといった流れと終盤からのプレイヤー驚嘆ジェットコースター展開という緩急の激しさに目眩すら覚える作品

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こちらも『AYA』と同じくコンシューマー移植でのパワーアップが図られています シリーズの中でも降矢木氏が最もアナリストらしい仕事を遣り遂げる作品ですｗ

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私の友人達の間では、本作の人気が一番高かったのですが、当時から一貫して、「ブスにとてつもなく厳しいゲーム」という評価を受けています（理由を知りたい方はプレイするかご要望があれば個人的に解説します）

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この作品以降、主人公の降矢木氏は不自然な陰影で表情を隠されることなく、顔グラフィックをしっかり描かれた姿で登場する事になる（今見るとドラマ版『孤独のグルメ』のゴローちゃんにチョット似ている） pic.twitter.com/J5na8c40n8

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『PSYCHIC DETECTIVE SERIES』　 Vol.5 Nightmare(ナイトメア)1991年　リメイク版1995年　Windows95版1998年 pic.twitter.com/Wpk352uSxB

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Vol.6 SOLITUDE(ソリチュード)上巻1992年　Windows95版1998年　 Vol.7 SOLITUDE(ソリチュード)下巻1993年　Windows95版1998年 pic.twitter.com/VpXhL4e3xn

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【あらすじ】逆巻く嵐の夜、古めかしい塔から助けを求める少女の夢に連日うなされる降矢木　やがて夢は、怪しげなカルト集団の儀式によって、少女の胸にナイフが突き立てられるという悪夢として終焉を迎える　絶叫と共に目覚めた降矢木の手には、見慣れぬ奇妙な十字架が握られていた

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『ナイトメア』ED直後から最終作『ソリチュード』のストーリーが始まる為、『ナイトメア』を含めて完結編三部作と称される事も多い（実際、内容的にも完結に向けてソリチュードに持ち越される設定が多々用意されている）

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『ナイトメア』には、シリーズでも珍しく明確な敵として降矢木達の前に立ちはだかる悪役が登場します　このキャラが中々に味わいのある悪役で、最後にはボスらしく第二形態まで披露してくれるサービス精神の持ち主です

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どうも『ナイトメア』辺りからDAPSリプレイのアニメーションシーン内で物語を伝えきろうと試みた影響なのか、完結に向けて設定を拡大した割にAVGパート部分での説明不足感が否めません　また、心象世界も超能力戦闘を展開するだけの戦場と化してしまいます

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そして、最終作『ソリチュード』では、サブキャラが大活躍する一方で、とある理由から主人公である降矢木氏があまり目立ちません・・・完結編なのに・・・

にゃる神父 @fatherny

個人的に不満点もありますが、シリーズをしっかり完結させてくれた事と登場人物達それぞれに違った意味合いを感じさせる『ソリチュード』というタイトルは素晴らしかったと思います