アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、ストロベリー・パニック6話脚本:「話」の重要性

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は、ストロベリー・パニック6話(高屋敷氏脚本)について。 前回は、ストロベリー・パニック2話(同氏脚本)について。 https://togetter.com/li/1481560 続きを読む
1
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 25 更に静馬は、渚砂を連れて音楽室に入り、ピアノを弾く(正門に花を飾った後のルーティーン)。 おにいさまへ…(脚本)でも、学園中の憧れの存在・れいがピアノを弾く場面(アニオリ)が強調された。 pic.twitter.com/7v2tCsLbMb

2020-03-22 14:36:21
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 26 静馬は、渚砂を連弾に誘う。人と人の心の交流は、多くの作品で強く描かれる。あしたのジョー2(脚本)、宝島(演出)、RAINBOW-二舎六房の七人-(脚本)と比較。 pic.twitter.com/ecmn1SMo8T

2020-03-22 14:38:44
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 27 一方、瞳と水穂は、深雪(生徒会長)に、渚砂と静馬の事を報告する。幼稚園から静馬と一緒だった瞳と水穂は、静馬と渚砂の雰囲気がただならないと主張。ワンナウツ(脚本)同様、ここも脇役のキャラが立っている。 pic.twitter.com/suOssaHvyR

2020-03-22 14:40:24
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 28 温室で、静馬とお茶を飲む約束をした渚砂は、寂しそうな顔をしている静馬を目撃する。万病の元としての孤独描写は、前面に出される。MASTERキートン・おにいさまへ…(脚本)と比較。 pic.twitter.com/OqQdTfK8cR

2020-03-22 14:42:42
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 29 いざお茶会が始まると、渚砂と静馬は楽しくお茶を飲む。食べたり飲んだりして情愛を深めることもまた、強く描かれる。 おにいさまへ…・グラゼニ(脚本)と比較。 pic.twitter.com/cRVf0KpGxq

2020-03-22 14:44:43
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 30 お茶会の後、ハンカチを返し忘れた事に気付いた渚砂が温室に戻ると、静馬が一人で泣いていた。ここも孤独描写。 ど根性ガエル(演出)、おにいさまへ…(脚本)と比較。 pic.twitter.com/6J32rlNHw4

2020-03-22 14:45:54
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 31 こっそりハンカチをテーブルの上に置いて、渚砂は寮に帰る。心配していた玉青(たまお。渚砂のルームメイト)は、渚砂に抱きつく。抱きつきやハグの場面は多い。おにいさまへ…・グラゼニ・F-エフ-(脚本)と比較。 pic.twitter.com/fI9qQkWZvK

2020-03-22 14:48:10
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 32 夜、深雪は静馬に、(渚砂との事は)本気なのかと問うが、静馬ははぐらかす。不思議と、窓の方を向く絵面は多い。おにいさまへ…(脚本)、ベルサイユのばら(コンテ)と比較。 pic.twitter.com/yCViPlDHCX

2020-03-22 14:50:01
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 33 本作2話(脚本)と同じく、月が映る。全知全能的な月の描写は頻出。 F-エフ-・RAINBOW-二舎六房の七人-・ガンバの冒険(脚本)と比較。 pic.twitter.com/Yx89XrCLLH

2020-03-22 14:52:44
拡大
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ1 二人で濃厚な時間を過ごす場面は様々な作品にあり、人と人との心の交流を表現する技量の高さが窺える。年齢や、同性間・異性間を問わない情愛を描いたりする場合が多い。

2020-03-22 14:53:25
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ2 ピアノの場面では、おにいさまへ…(脚本)、温室の場面では、あしたのジョー2(脚本)が重なってきて面白い。(脚本作なのに)絵面まで似通うのは、シチュエーションが共通するからだと思うが、それにしても(いい意味で)恐ろしい。

2020-03-22 14:54:09
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ3 花の意味深描写は、70年代から現代に至るまで見受けられるが、今回の静馬の言動や行動を見ると、高屋敷氏自身が花を好むのかもしれない。少なくとも同氏の担当作は、花や木といった自然が多くを「語る」。

2020-03-22 14:56:05
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ4 「孤独」の表現にも注目したい。救済されるにしろ、されないにしろ、孤独を抱えるキャラは強く描写される。何故なのかはわからないが、こちらも「人と人との繋がり」を描くための大事な要素として機能しているのかもしれない。

2020-03-22 14:57:39
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ5 また、謎めいたキャラである静馬の掘り下げが、徐々にではあるが進んでいく。 おにいさまへ…・アカギ・ワンナウツ(脚本)ほか、高屋敷氏は、ミステリアスなキャラの内面を紐解いて見せるのが上手い。本作でも、その技術が発揮されている。

2020-03-22 14:58:51
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ6 メインキャラの掘り下げが進む一方、サブキャラもしっかり掘り下げている。幼稚園の頃から静馬と馴染みであると判明した、瞳と水穂の存在も、今回で重みが増している。

2020-03-22 14:59:27
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ7 今回渚砂は、静馬といても緊張せずに済み、静馬もやわらかで自然な姿を見せる。 めぞん一刻・F-エフ-(脚本)では、人と心を通わすには、素直でいることが大切という主張が見られたのだが、今回も静馬と渚砂が「素直」。高屋敷氏のポリシーが窺える。

2020-03-22 15:00:17
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ8 本作は、派手にアニメ映えする要素がない分、脚本力やキャラの魅力が大きなウェイトを占める。 シリーズ構成の浦畑氏はじめ、ふでやす氏も高屋敷氏も、しっかりとした脚本力の持ち主。 脚本陣の技術が大いに発揮されており、脚本の重要さを実感できる。

2020-03-22 15:03:05
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ9 こちらも紹介: (高屋敷さんについての)私のブログの、 ・おにいさまへ…(高屋敷さん脚本・シリーズ構成陣)に関する記事一覧↓ makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… ・グラゼニ(同氏シリーズ構成・全話脚本)に関する記事一覧↓ makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego…

2020-03-22 15:07:28
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック6話 まとめ10 面白いことに、おにいさまへ…の要素がグラゼニやストロベリー・パニックに使われているので、おにいさまへ…→ストロベリー・パニック→グラゼニと見ると楽しめる。

2020-03-22 15:10:19

続きはこちらです:

まとめ アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、ストロベリー・パニック10話脚本:笑顔と愛の関係 アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は、ストロベリー・パニック10話(高屋敷氏脚本)について。 前回は、ストロベリー・パニック6話(同氏脚本)について。 https://togetter.com/li/1484374 今までのTogetterも参考までに。 https://togetter.com/id/makimogpfb 今までのまとめのバックアップや、その他高屋敷氏作品についてのブログ: http://makimogpfb2.hatenablog.com/ 991 pv 3