「地下原発」ですか……。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

「地下原発」のあらましはここ http://bit.ly/iwuR4H を読むとわかりますが、今ごろこの案が浮上した動機が不純。これまで地下原発を推進しようとしなかったのは、地上の原発が絶対安全ということになっているのに地下に作ろうと言い出せば地上のが安全じゃないことになると。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

で、地上の原発にとりかえしのつかない事故が起きたから、ようやく地下原発案が日の目をみることができる。今こそ、というのがその動機のようなんですが、さらに見ると、地下案の動機は、地下の方が安全というのはつけたりで、要は地下にしたほうが反対運動にあいにくく、簡単にたくさん作れるという…

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

要は、「原発ありき」という前提がまったく疑われていないのが地下原発推進の問題点のように思えます。それは、「放射線の管理と放射性廃棄物の処理処分が安全に行われるならばという条件つきではあるが、火力発電と比べて、はるかにクリーンであり」という記述にも現れています。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

「放射線と廃棄物の問題がなければ」を条件にできるなら、火力発電だって「二酸化炭素を出さなければ」とってもクリーンなエネルギーだと言えてしまう。それから、地下原発が立地問題を解決するとして「海岸にまで山が迫っているような」地形に作れると言うけどそんな場所こそ地殻変動が大きそう。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

さらに、山本拓氏の http://bit.ly/iwuR4H では、地下原発がフランスで稼動しているというのを先例に挙げていますが、フランスの大部分の地盤は日本より相当安定度が高いはずです。それをそのまま日本に持ってこようという案は、かなり無理がありそうです。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

やはり、この国の指導者たちが、この「まず原発ありき」の催眠状態から脱しないと、いつまでも「地下原発」みたいなダメ元の案があとからあとから出てきそうです。