アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、ストロベリー・パニック16話脚本:技巧の特盛
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#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 25 カルメンに出会い恋に落ちたホセ(静馬)は、バラを拾う。意味深な花の描写は多々ある。おにいさまへ…(脚本)と比較。 pic.twitter.com/NumctiSi0x
2020-04-12 14:25:38#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 26 一方、音響のタイミングがバッチリ合って、千早と紀子が喜び合う。 やはりこの二人は地味ながらも目を引き、ワンナウツ(脚本)で地味ながらもファインプレーを決める今井・藤田と重なってくる。 pic.twitter.com/9TbwmUDLAy
2020-04-12 14:27:09#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 27 カルメン(千華留)とホセ(静馬)のラブシーンでは、二人が手を握り合う。また、舞台裏では(実際に恋愛関係の)要と桃実も手を握り合う。 手と手による感情伝達は頻出。おにいさまへ…・ワンナウツ(脚本)と比較。 pic.twitter.com/W0KuwEtPT8
2020-04-12 14:28:11#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 28 照明が大事な場面も、千早と紀子はドンピシャで成功させ、舞台裏は盛り上がる。やはり彼女達は、そのファインプレーぶりも含めてワンナウツ(脚本)の今井・藤田を思わせる。 pic.twitter.com/GgexMXiZdj
2020-04-12 14:29:04#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 29 舞台では、天音(スピカ女学院の王子様的スター)演じるエスカミーリョが、客席に登場したカルメン(千華留)に向かってリボンを投げる。 おにいさまへ…(脚本)にも、学園の憧れの存在(れい)がバラを投げる場面がある。 pic.twitter.com/YkWdh2cd4I
2020-04-12 14:30:03#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 30 舞台は順調に進むかのように見えたが、天音が次期エトワール選に出ないよう画策している要・桃実の策略によって、天音の靴の踵が折れ、天音と千華留は転倒。 カイジ2期(脚本)にて、陰湿な嫌がらせをする大槻達と比較すると面白い。 pic.twitter.com/UsTXJsnTuz
2020-04-12 14:31:10#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 31 なんとか天音と千華留はアドリブでその場をしのぐが、千華留は負傷。 時間稼ぎのため、静馬と天音は決闘を即興で演じる。殺陣はベルサイユのばら(コンテ)にもあり、脚本作といえど、その経験も活きている気がする。 pic.twitter.com/kIcSTuw9St
2020-04-12 14:32:17#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 32 脚本担当の玉青(渚砂のルームメイト)は、渚砂が静馬の練習相手をしていたのを思い出し、渚砂に千華留の代役を頼む。 これは前回15話( makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2020/04/… )に伏線がある。丁寧な伏線設置・回収は、カイジ2期(脚本)でも巧み。 pic.twitter.com/jqt1Bctq6J
2020-04-12 14:33:23#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 33 そして代役として、渚砂が舞台に上がる。 実際に心を通わせつつある静馬と渚砂は、迫真の演技を見せる。 劇中劇が本編とリンクしている描写は、おにいさまへ…(脚本)にも見られる。 pic.twitter.com/Sc1wxwB33C
2020-04-12 14:34:29#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 34 そして劇はフィナーレを迎え、観客は拍手喝采。力をくれる温かいモブは、ワンナウツ・はじめの一歩3期(脚本)でも強調された。 pic.twitter.com/4s5su1SLsZ
2020-04-12 14:35:37#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 35 舞台裏でも、皆が舞台の成功を喜ぶ。ワンナウツ・あんみつ姫(脚本)はじめ、皆で何かを達成することは喜ばしいことなのだというメッセージは、数々の作品に込められている。 pic.twitter.com/RU6nbJC7qI
2020-04-12 14:36:26#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 36 夜、文化祭の終わりを告げる焚き火を、皆それぞれに眺める。やはりここも、仲間愛が感じられる。こういった温かな人情は、めぞん一刻・おにいさまへ…(脚本)など、色々な作品で目を引く。 pic.twitter.com/NlwnTk7gas
2020-04-12 14:37:16#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 37 そんな中、渚砂の姿が無い事を、玉青は密かに憂う(どこにいるのかは察しがついている)。失恋していく者を静かにクローズアップする描写は、おにいさまへ…(脚本)にもあった。 pic.twitter.com/iRJpCZbHtr
2020-04-12 14:38:05#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 38 静馬と渚砂は、温室にいた。二人を見守るような月が映る。全知全能のような存在としての月は頻出。F-エフ-・はじめの一歩3期・マイメロディの赤ずきん(脚本)と比較。 pic.twitter.com/xEkA4dTmN6
2020-04-12 14:38:57#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 39 静馬と渚砂は、劇の興奮冷めやらぬまま、手を握り合う。ここも、手と手による感情表現。恋愛感情に使われることも多い。F-エフ-・めぞん一刻(脚本)と比較。 pic.twitter.com/LN6Bc0XuLd
2020-04-12 14:39:42#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 40 様々な者の感情を乗せ、焚き火が燃え上がるのだった。火の意味深な描写は、高屋敷氏の初期担当作から見られるもの。 まんが世界昔ばなし(演出/コンテ)、あしたのジョー2(脚本)、ベルサイユのばら(コンテ)と比較。 pic.twitter.com/XIm9kEPRZy
2020-04-12 14:40:34#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ1 文化祭というビッグイベントだけあり、高屋敷氏の持てる(当時の)技術をふんだんに盛り込んでいる感がある。
2020-04-12 14:41:13#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ2 サブタイトル『舞台裏』の通り、まさに舞台裏のドラマを描いており、皆で作品を作り上げる楽しさや興奮が伝わってくるコンセプトになっている。高屋敷氏自身の演出・監督・脚本経験も活かされているのではないだろうか。
2020-04-12 14:41:50#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ3 長所である、キャラの掘り下げもぬかりがない。特に千早・紀子コンビの活躍が印象深い。また、普段目立たない水穂と瞳にもスポットが当たっているのも特筆に値する。
2020-04-12 14:42:33#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ4 サブキャラに目を配りながら、メインキャラの動向や感情も、ありったけ詰め込んでいる。静馬や渚砂はもちろんのこと、深雪や玉青の感情も、しっかり拾っている。
2020-04-12 14:43:03#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ5 もともと高屋敷氏は、複数の複雑なプロットを捌くのに長ける。それをフル活用し、劇中劇と本編を巧みにリンクさせていく技術には目を見張るものがある。
2020-04-12 14:43:37#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ6 こういった凄まじい技術は、ラジオスタジオで喋っているだけなのに面白い、グラゼニ17話( makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/04/… )にも繋がっている。どちらも軸はシンプルなのに、使われている技巧が半端ない。
2020-04-12 14:44:12#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ7 また、「火」の描写も興味深い。高屋敷氏は、まんが世界昔ばなしの『動物たちと火』(演出/コンテ)にて、人類がいかにして火を使うようになったかの話を扱っている。これを含め、色々な作品に火の表現があるわけで、同氏が火に拘っているのは確か。
2020-04-12 14:45:18#高屋敷氏脚本ストロベリーパニック16話 まとめ8 あらゆる作品に見られる「皆がいるから自分がいる、自分がいるから皆がいる」といった仲間愛・博愛も、今回強めに出ている。シリーズの都合上、未解決な案件はあるものの、皆で劇を成功させていく展開は感慨深いものがある。
2020-04-12 14:46:10