【艦これSS】100日後に死ぬ秋雲（完結済）

青葉⚓鎮守府新聞ワレアオバ @_Ware_Aoba

９６日目 翔鶴、瑞鶴の五航戦に大鳳、サラトガが合流。 大鳳「よろしくお願いします」 サラ「ハーイ♪」 秋雲「装甲空母大集合だ」 朧「囮で長時間引きつけるためかな」 瑞鶴「敵艦隊を引きつけるけど、囮じゃないわよ。別に撃破したっていいんだから」 秋雲「マジすか」 #100日後に死ぬ秋雲

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９７日目 囮艦隊改め、殴り込み艦隊は、霧島、摩耶、三隈、五十鈴、秋月、照月が合流して抜錨。敵艦隊の遊弋する海域に到達。 翔鶴「３，２，１……作戦開始です」 瑞鶴「敵を探すわ。索敵機よろしく」 三隈「わかりましたわ」 朧「いよいよね」 秋雲「やってやりますかあ」 #100日後に死ぬ秋雲

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９８日目 殴り込み艦隊は敵艦隊の誘引に成功。 雲霞の如く押し寄せる敵艦載機の猛攻を受けていた。 霧島「直掩機を当てにしないで！飛ぶものはすべて落とすつもりで！」 秋雲「こりゃあれだ。降下してくるジオンMSを迎え撃つ気分だわ」 朧「なにそれ」 摩耶「なら勝てるな」 #100日後に死ぬ秋雲

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９９日目 作戦開始より４８時間。 殴り込み艦隊は度重なる攻撃を受け満身創痍ながらも健在。 翔鶴「拠点攻撃部隊より入電。ワレ、拠点ヲ制圧セリ。作戦成功」 秋雲「や、やったあ」 霧島「おかしい。敵艦隊ですが、撤退どころかこちらに」 瑞鶴「そんな！大勢は決したのに」 #100日後に死ぬ秋雲

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１００日目 空母攻撃隊の度重なる攻撃でも敵旗艦が落とせない。 その間、敵の我武者羅な突撃が繰り返され、神経が削られていく。 司令部から援軍到着まで数時間。 少し気が緩んだ瞬間だった。 朧「秋雲！五時！」 振り返ると雷跡が迫っていた。 秋雲「やべ…」 轟音と水柱。 #100日後に死ぬ秋雲

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１０１日目 「コミックマーケット９８、開幕します」 会場に響き渡る満場の拍手。 その中に秋雲の姿はなかった。 終わって。 巻雲「一杯来てくれたね」 風雲「みんな秋雲に会いたがってた」 夕雲「ええ。秋雲さんも喜ぶわ」 漣「これからどうするぞよ」 夕張「帰ろう私たちの鎮守府に」 続

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病身の少女の願いは、自分が生きた証を残すことだった。 艦娘として生きる事で身体の自由を手に入れた。 その中で友を得て、時に笑い、時に悲しみながら、自分分身たる作品たちを残すことが出来た。 ここで彼女の物語は終わる。 だが、その作品は誰かの心に生き続けるだろう。 #100日後に死ぬ秋雲 pic.twitter.com/VUkPvxyfDD

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