- kaidan_oogiri
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御札がびっしり貼られていた。 俺はこの手の話が好きで、露骨すぎて思わず笑ってしまった。 いい話のネタができたと思い、一枚剥がしてみた。 どこかで祖父の悲鳴が聞こえた。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/rxsByL43C8
2020-05-13 14:35:35白骨化した小動物の死骸が並べられていた。 うちでは昔からよく猫を飼っていた。 猫は死に際に人目につかないところに行くというが、「ここだったのか」と納得した。 でも何か引っかかる。 数が合わない。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/UUnFiM76BP
2020-05-13 14:50:14何かが目の前を通り過ぎた。 「誰かいるの!?」思わず叫んだ。 後ろから祖父が「危ないから降りてきなさい」と言った。 祖父は息を切らしていた。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/Z7bWhuS0ap
2020-05-13 14:55:20蜘蛛の巣だらけの天井裏では、猫ほどの大きさの蜘蛛がいて、その脚でせっせと糸を引いていた。 糸の先は板に開いた穴から下へ垂れている。 それはまるで…いや、まさか。 と、不意にカンカンとフライパンを叩く音が聞こえ 『タカシーそろそろご飯よー!』 と母の声色で蜘蛛が鳴いた。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/jmNCgptIN0
2020-05-13 16:13:08ぎぃ、ぎぃ、と左右する揺り篭。 虫食いでボロボロになってかけられた布。 中に敷き詰められた小動物の骨と、腐肉と、その中に立つ祖母の名前が書かれた卒塔婆 #怪談大喜利 pic.twitter.com/y7cn8QWi3a
2020-05-13 19:27:18#怪談大喜利 下の階ではいつもの家族の会話が聞こえるが、天井裏の奥の方から家族の声で自分を呼んでいた。 pic.twitter.com/dtHfuwdBt3
2020-05-13 20:17:19#怪談大喜利 小学校の頃のアルバムがあった。 その中に、父さんと母さんと僕が建築中の我が家の前で記念撮影している写真があった。 pic.twitter.com/Hs2XqGxRbW
2020-05-13 20:17:53#怪談大喜利 首を吊った腐乱死体がぶら下がっていた。 遺書が置いてあり、兄の名前で 将来への絶望苦から死を選んだことが書かれていた。 『おーい ◯◯いないのかー?』 下から帰宅した兄の声が聞こえてきた。 pic.twitter.com/0jUema89Gz
2020-05-13 20:46:14#怪談大喜利 無数の札が内部に貼られていた。 そしてそれら全ての文字が、赤い痕で消されている。 pic.twitter.com/x6iGIWRgy6
2020-05-13 21:51:31#怪談大喜利 梁に縄が結ばれていた。首吊り用の縄に見える。 近寄って見てみる。輪になった部分に、髪の毛が挟まっているようだ。 ……まだ新しくないか?この毛。 pic.twitter.com/JBRuHAE1Im
2020-05-13 21:51:34お札が貼られていた。面白半分に剥がしてみた。 真っ暗になった。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/CbPIyvDxmY
2020-05-13 23:46:31#怪談大喜利 捨てたはずの椅子や机などの家具が置かれていて、見知らぬ家族が暮らしていた。 pic.twitter.com/oDoLXJrfYu
2020-05-13 23:55:14#怪談大喜利 覗き込んだ途端、太めのおじさんと目があった。 「おじさん、何してるの?」 おじさんは目玉をぎょろぎょろさせて言った。 「君が来るのをずっと待ってたんだよ」 pic.twitter.com/rj7LRnJomG
2020-05-14 00:04:17天井裏には真っ暗な空間が広がっていた。壁には風景画が掛けてあり机や椅子なども置かれているのが確認できた。僕は押し入れから出て寝支度をしている母に報告した。母はキョトンとしながら僕に尋ねた。「こんな真夜中に屋根裏を明かりも点けずにどうやって見たの?」 #怪談大喜利 pic.twitter.com/BtUTLb8tDC
2020-05-14 00:58:43#怪談大喜利 天井裏一面に『見たな』とで書かれていた。 pic.twitter.com/ln5tm7drsJ
2020-05-14 01:18:31錆びた出刃包丁 左手だけの剣道の篭手 この2点が、折り畳まれた紙の上に乗っている 紙を手に取り、目を通してみる ※攻略法 素早いが噛む力はそこまで強くない 冷静に左手で受け止め、首筋を刺し続ければ勝機あり ※制限時間 紙を読み終えてから180秒 背後で、天井の閉まる音がした #怪談大喜利 pic.twitter.com/Z9hi1r2GPo
2020-05-14 14:42:50右目と目が合い、驚いて背けると左目と目が合った #怪談大喜利 pic.twitter.com/O9KwoJ8A2l
2020-05-14 19:58:19覗いたところで目が覚めた。 ……またこの夢か。もう何日もこの夢を見ているが、いまだ天井裏を覗く勇気が出ない。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/Ujh7GsCaht
2020-05-14 20:28:42#怪談大喜利 以前から何か走る音が聞こえていたが、覗くと何もいなかった。 靴の足跡以外は。 pic.twitter.com/T3Aahrx5Lq
2020-05-14 20:42:01#怪談大喜利 時計を見ると午前3時だった。 この夢は時々見る夢だ。幼少の頃、脚立を使って覗こうとしたのを祖父に怒られたのを覚えている…祖父母は中学の時に他界、老朽化した家は一部リフォームして今も両親と住んでいる。 ふと、押し入れの上から「バタバタバタ」と、誰かが走るような音がした。 pic.twitter.com/aA6EEzOD0X
2020-05-14 23:30:08#怪談大喜利 ただの天井裏だった。 落胆とともに天井を閉め、押入れから出る。 布団を敷こうとしていたのを思い出し、押入れから布団を出す。 ふと天井が目に入る。 そういえば、祖父の代から住んでいる家だが、これまで一度も天井裏を見たことがない。 なんとなく、好奇心で覗いてみることにした。 pic.twitter.com/0CeGYClloj
2020-05-14 23:40:44#怪談大喜利 自分と同じ様に首だけ出している何かが動きまわっていた pic.twitter.com/as9Or4t8GX
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