Cafe 陽だまり6-3

2人きりのデート!(美玖編)
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@Oboro_sakamichi

306 ー帰り道ー 〇〇:(何話そ…) 美:(なんか気まずい…) 2人は互いに話題を探していた。

2020-05-20 19:52:07
@Oboro_sakamichi

307 美:(〇〇の背中、おっきいな…) 美:(それに、あんまり揺れないように気をつけて歩いてくれてる…優しいな…) そんなことを考えていると、 美:(なんか、眠くなってき…た…)

2020-05-20 19:55:50
@Oboro_sakamichi

308 一方、美玖を背負っている〇〇は、先日の美穂、陽菜とのデートを思い返していた。 〇〇:(恋愛感情、か…) 正直、美穂と陽菜の好意には薄々気づいていた。そこまで鈍感ではない。

2020-05-20 20:00:19
@Oboro_sakamichi

309 しかし、 〇〇:(美穂も、陽菜も、俺にとっては大事な「友達」だ…) 〇〇:俺は、どうしたら… 〇〇が小さくつぶやいた時、

2020-05-20 20:01:51
@Oboro_sakamichi

310 美:〇〇… 〇〇:!? 〇〇の肩に頭を乗せていた美玖から、唐突に耳元で名前を呼ばれ驚く〇〇。 〇〇:ど、どうした美玖?

2020-05-20 20:03:47
@Oboro_sakamichi

311 だが、 美:すぅ…すぅ… 〇〇:なんだ、寝言か… 美:ねぇ、〇〇… 〇〇:どうした美玖?

2020-05-20 20:05:09
@Oboro_sakamichi

313 〇〇:えっ…!? 思わず足が止まる。 〇〇:寝言…だよな…? 首を少し動かして確認するが、美玖が起きている様子はない。

2020-05-20 20:07:21
@Oboro_sakamichi

314 〇〇:驚かすなよ…笑 そう言って、再び〇〇が歩き出そうとした時… 美:…寝言じゃ、ないよ…? 〇〇:み、美玖!?

2020-05-20 20:08:59
@Oboro_sakamichi

315 美:私…〇〇のことが好き

2020-05-20 20:09:46
@Oboro_sakamichi

316 〇〇:……… 美:小さい時からずっと好きだった…中学校で離れても、〇〇のことを忘れられなかった… 美:高校で〇〇を見た時、「また会えた、運命だ」って思ったの 〇〇:………

2020-05-20 20:12:51
@Oboro_sakamichi

317 美:ねぇ…答えを聞かせて? 永遠にも感じられるような沈黙。 そして、 〇〇:…少し、考えさせてほしい 美:…美穂や、陽菜のこと? 〇〇:あぁ

2020-05-20 20:15:14
@Oboro_sakamichi

318 美:そっか…分かった 〇〇:…ごめんな 美:ううん… その後、2人は一言も話すことなく、美玖の家の前に着いた。

2020-05-20 20:17:00
@Oboro_sakamichi

319 美:今日はありがとう、楽しかったよ 〇〇:俺も楽しかった…それじゃ… 美:待って! 振り向く〇〇。 美:…待ってるから

2020-05-20 20:18:45
@Oboro_sakamichi

320 〇〇:…あぁ そう言って、〇〇は美玖の家を後にした。 〇〇:俺は、どうすれば… 小さな呟きは闇に消え、〇〇の夏は終わった。 To be continued…

2020-05-20 20:21:20