- rumihyogoku
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むかしむかし あるところに へんなこが いました。 へんなこは しょうがせいのとき くらすめいとから いじめられていました。 くず しね きえろ うざい きもちわるい と たくさんのきたないことばを いわれました。
2020-07-03 12:41:41×しようがせい
◯しょうがくせい
へんなこは せんせいに そうだんしました。 せんせいは へんなこに いいました。 「だいじょうぶ せんせいが まもってあげるよ いじめは よくないことだよ」 へんなこは これでもう だいじょうぶだと あんしんしました。
2020-07-03 12:41:42つぎのひ せんせいは がっきゅうかいをひらいて いじめていたせいとたちを おこりました。 そのせいとたちは へんなこに あやまりました。 そうして へんなこはいじめられなくなりました。 くらすから いじめはなくなりました。
2020-07-03 12:41:42へんなこは ちゅうがくせいになりました。 へんなこは そのがっこうでも いじめられていました。 くず しね きえろ うざい きもちわるい と たくさんのきたないことばを いわれました。 へんなこは せんせいに そうだんしました。
2020-07-03 12:41:43せんせいは へんなこに いいました。 「だいじょうぶ せんせいが まもってあげるよ いじめは よくないことだよ」 へんなこは これでもう だいじょうぶだと あんしんしました。
2020-07-03 12:41:44つぎのひ せんせいは がっきゅうかいをひらいて いじめていたせいとたちを おこりました。 そのせいとたちは へんなこに あやまりました。 そうして へんなこはいじめられなくなりました。 くらすから いじめはなくなりました。
2020-07-03 12:41:45へんなこは こうこうせいになりました。 へんなこは そのがっこうでも いじめられていました。 くず しね きえろ うざい きもちわるい と たくさんのきたないことばを いわれました。
2020-07-03 12:41:45へんなこは せんせいに そうだんしました せんせいは へんなこに いいました。 「だいじょうぶ せんせいが まもってあげるよ いじめは よくないことだよ」 へんなこは これでもう だいじょうぶだと あんしんしました。
2020-07-03 12:41:46つぎのひ せんせいは がっきゅうかいをひらいて いじめていたせいとたちを おこりました。 そのせいとたちは へんなこに あやまりました。 そうして へんなこはいじめられなくなりました。 くらすから いじめはなくなりました。
2020-07-03 12:41:46へんなこは だいがくせいになりました。 へんなこは そのがっこうでも いじめられていました。 くず しね きえろ うざい きもちわるい と たくさんのきたないことばを いわれました。
2020-07-03 12:41:47へんなこは おかあさんに そうだんしました。 おかあさんは へんなこに いいました。 「ともだちに そうだんしなさい あなたはもう だいがくせいなんだから もうおとなでしょう」 へんなこは だれにも そうだん できませんでした。 へんなこには ともだちが いなかったのです。
2020-07-03 12:41:47へんなこは だいがくのがっこうに いかなくなりました。 そのご へんなこは だいがくを やめてしまいました。 へんなこは かいしゃいんになりました。 へんなこは まいにち まいにち せんぱいから おこられていました。
2020-07-03 12:41:48へんなこは つらくて つらくて かいしゃのじょうしに そうだんしました。 「だいじょうぶ あなたは なにもわるくないよ わたしが かいけつしてあげる」 へんなこは これでもうだいじょうぶだと あんしんしました。
2020-07-03 12:41:48つぎのひ へんなこは じょうしから よばれました。 へんなこは じょうしから「きみが わるい」と いわれました。 へんなこは 「わたしはなにも わるいことはしていない」 といいました。 じょうしは いいました。 ていねいに ゆっくりといいました。
2020-07-03 12:41:49「はなしをききました ほかのひとからも はなしをききました そして わかりました あなたは すぐに ひとのわるぐちをいうひとですね じぶんがいやだとおもうことを よくはなしていますね そういうはなしを みんなは ききたくないのです」
2020-07-03 12:41:51「わらいごえもおおきくてうるさいです ことばづかいもざつで よくないです しゃべりかたも なんだか あにめのきゃらくたーみたいで へんです ふくそうや かみがたも ととのっていないので おかしいです」
2020-07-03 12:41:51「しごとも じぶんのことばかりで ほかのひとのことを かんがえていないようにおもえます もうすこし じぶんをみつめては どうですか まわりのひとは あなたのことで こまっていました とてもとても こまっていました だから あなたを おこることが ありました」
2020-07-03 12:41:52へんなこは じょうしのことを わるいひとだとおもいました。 いじめているひとのことを かばう わるいひとだとおもいました。 じぶんは わるいことを しようとはおもわないし したこともないからです。 ここは なにもかもが おかしなかいしゃだと そうおもいました。
2020-07-03 12:41:53そのご へんなこは かいしゃをやめました。 ひとりぐらしをやめて おかあさんと おとうさんのいえにかえりました。 まいにち じぶんのへやのなかで すごすようになりました。 いんたーねっとのなかで いじめの こわさや おそろしさを いろんなひとに はなしました。
2020-07-03 12:41:54そして へんなこは ねっとのせかいで はじめて おともだちができました。 まいにち たのしいはなしと いじめのはなしと しゃかいのはなしを いっぱいしました。
2020-07-03 12:41:55しんじれば よのなかを かえることができると おもいました。 いじめは ぜったいに よくないことだと がんばって いいつづけていこうと おもいました。
2020-07-03 12:41:56あるひ また たくさんのきたないことばを いわれました。 こんどは かおもみえない しらないひとからいわれたので とても こわくなりました。
2020-07-03 12:41:57へんなこは ねっとのともだちに そのことを はなそうとしました。 でも そのともだちに れんらくができなくなっていました。 ぶろっく されていました。 ほかのねっとのともだちからも ぶろっく されていました。
2020-07-03 12:41:58へんなこは かんがえました。 「もしかして じぶんが わるいのかな じぶんは へんなのかな」 へんなこは うまれて はじめて そうかんがえました。 そして うまれて はじめて なきました。
2020-07-03 12:41:59