チャンスを掴むマルティネス(“Nerveless Martinez making most of opportunity - ability has been always there”, The Athletic, 2020.7.6)

mygunner @mygunner98

GKというキャリアを選ぶということは先発11人の中のたった一つのポジションを争うということだ。マルティネスは母国からイングランドに来て10年待たねばならなかった。アーセナルの選手として10年、ウルブズ戦が彼のPL10試合目だった。(The Athletic) theathletic.com/1909454/2020/0…

mygunner @mygunner98

それでもその試合でPL3連続クリーンシート、PLで先発した試合で8試合中6回目のクリーンシートだった。この成績はアーセナルのGKコーチがずっと持ってきた認識を証明している。マルティネスの課題は能力ではなく単純にチャンスなのだと。(The Athletic)

mygunner @mygunner98

レノが担架で運ばれた時アーセナルのシーズンは3月で終わっていたかと思えた。だがマルティネスのおかげもあってアーセナルは揺れる船を落ち着かせた。ウルブス戦勝利はアウェーでのPL上位チーム対決で勝利したのは2015年以来だった。(The Athletic)

mygunner @mygunner98

監督はマルティネスに感謝しているだろう。彼は練習場でも通訳者、マルティネッリの「兄貴分」として、そしてレノ、メイシーと作るGKのWhatsappグループのムードメーカーとして人気者だ。クラブの一員として長いのでそのまま背景に溶け込んでしまう恐れもあった。(The Athletic)

mygunner @mygunner98

10年間レンタルの連続で、ウルブスにいたこともある。下部のそこでも1番になかなかなれなかった。昨年半年のレディングでのレンタルで彼は変わった。家族から離れてホテル住まいとなった彼は個人トレーニングに打ち込んだ。明るい性格の裏にその研ぎ澄ました集中力を維持して今に至る。(The Athletic)

mygunner @mygunner98

彼には守らなければいけない約束がある。彼の大ファンで一番の応援者である父のために成功しなければいけない。「家が貧しくて若い頃はグローブも買えなかったし、夕食のためのお金すらないこともあった」プロの選手になると決めた時、マルティネスは父に必ず成功すると誓った。(The Athletic)

mygunner @mygunner98

ここまで共に歩んできた道だった。「自分が出場しない時も父は、もしかしたら出場するかもしれないと全試合を最後まで見る。だから、そうしてきた価値はあると、誇りに思ってもらえるようにしたい。」(The Athletic)

mygunner @mygunner98

「自分の目標は常にアーセナルと代表チームで1番になること。父にそう言ったんだ。アルゼンチンの代表No.1GKになるまでやめないと。」大胆な宣言だが、それを言うときと同じような冷静さでゴールを守る。(The Athletic)

mygunner @mygunner98

ロックダウン中、アルテタはGK達にもっと攻撃時のビルドアップに参画して欲しいと話した。その点でマルティネスは現メンバーで一番うまいパサーかもしれない。「自分の能力と努力を信じてる。1番になれるのが2ヶ月後なのか10年間後なのかはわからないけど、必ずなってみせる。」(The Athletic)

mygunner @mygunner98

今、マルティネスは10年待ち続けたチャンスの一つ一つを慈しんでいる。FA杯準決勝や新スタジアムでのノースロンドンダービーもある。ダービーの重要さは誰よりもわかっている。インディペンディエンテにいた10代の時ラシン・クラブとのダービーで「スタジアムが揺れる」体験をした。(The Athletic)

mygunner @mygunner98

アーセナルがどのステージにいるにせよ、マルティネスは恐れない。一生涯に一度のチャンスを掴もうとしている。アーセナルのNo.2は一分一秒をも無駄にはしない。(The Athletic)