Go！プリンセスプリキュア メモ #precure #Goプリ

猫 @nekolovercat

Goプリのはるはるの夢は立派なプリンセスになること この“プリンセス”はどういったものか、明確な答え（定義）が無い それどころかあれこれの方向から、こうした抽象的な“プリンセス”になることを求める無意味さ、（答えが定まっていないがゆえに）なろうとすること自体間違いだという主張が飛んでくる

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そうした（はるはるが抽象的な“プリンセス”を求めているがゆえに）飛んでくる、彼女を折ろうとする主張にぶつかる度に、はるはるは自分の思い描く――なりたいプリンセス像とはどういったものか、そもそもなぜなりたく、どうして今に至るかを問い直していく これも極めて概念的な物語進行

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はるはると逆に、みなみさんやきららちゃんは明確かつ現実的な夢（目標）を持っているが、それでもプリンセスプリキュアとして彼女らもはるはるとともに目指すところの究極到達点――グランプリンセス像ははっきりしない

猫 @nekolovercat

しかし何十話もかけてはるはるが抽象的な“プリンセス”像を追い求めていく概念進行があるがゆえに、このグランプリンセスに至る過程が物語として突飛やご都合主義に映ることなく、説得力持って迫ってくるわけ こうした容易にとらえどころのない抽象概念と向き合う様でGoプリとスタプリは似通っています

猫 @nekolovercat

同じ抽象概念との向き合いの高度な創作法といっても、 Goプリの方は表面でスタプリほど親しみやすい展開とならなかったから、女児人気がそこまで出なかったんでしょうね

猫 @nekolovercat

プリンセスプリキュアは、「プリンセスを目指す」ことの抽象性から来る展開上のアキレス腱を、かえって作品内容の飛躍に持って行っている

猫 @nekolovercat

Goプリの卓抜性は、終わり方も本編内容とリンクしているところにあるんですよね（18話）

猫 @nekolovercat

はるはるに関してはあの復活回で花のプリンセスの明確概念獲得 ラストバトルでグランプリンセス達成 なので、消化不良感は全く無かったです 概念獲得した自ら持つ花のプリンセス像たる「強く、優しく、美しく」に向かって、皆と別れた後も邁進したのは確か

猫 @nekolovercat

というか、Goプリに明確な終わり方を求めちゃいかんでしょ 18話での望月先生の「それぞれにイメージしてもらうため絵本の終わりは書かない」がGoプリという作品自体にメタ的に働いていることを失念してはいけない

猫 @nekolovercat

「でも、子ども達から貰った感想のお手紙を読んで考えが変わったの」 「皆、思い思いにプリンセスの未来を想像していたわ」 「思いの数だけ物語はある。 　そういう本でいいと思ったの」 pic.twitter.com/T0qp6Evv5Q

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