- uchida_kawasaki
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COVID-19 Outbreak at an Overnight Summer School Retreat ― Wisconsin, July–August 2020 Weekly / October 30, 2020 / 69(43);1600–1604 cdc.gov/mmwr/volumes/6… 21州から集まった男子高校生対象の宗教系サマーキャンプで、1人の参加者が到着後に陽性と判明、スタッフと参加者の76%が感染。
2020-10-31 12:02:41参加者らは、キャンプ開始前の1週間以内に検査を受け、この参加者は陰性だった。また参加者らはキャンプ開始前の1週間は自宅隔離を課せられ、集合地点までの移動(飛行機含む)の際のマスクも必須だった。しかし、到着後はマスクを着用する必要もなく、ソーシャルディスタンスも課せられなかった、と。
2020-10-31 12:06:46キャンプ開始が7月2日。ウィスコンシン州公衆衛生局が調査に着手した7月15日には、陽性の生徒の大半は軽症状から回復していた。7月28日に検査実施後、感染していなかった24%(36人、検査陰性&無症状)はキャンプ内で隔離。キャンプのプログラムは続行され、8月11日の終了日には全員クリアで帰路に。 pic.twitter.com/fLCYwkRYr6
2020-10-31 12:13:02生徒らを家に返すのではなく、あくまでキャンプ内で隔離することにより、家族やコミュニティを守った、と。 というか、これ、今、爆発的感染が起こっているウィスコンシン州でのことなのだけど、こんな状況でもキャンプ強行した上に、現地でマスク着用もしなかったとか、何考えてたんだろ?
2020-10-31 12:15:03Transmission of SARS-COV-2 Infections in Households — Tennessee and Wisconsin, April–September 2020 | MMWR
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6944e1.htm
家庭でのSARS-COV-2感染の伝播—テネシー州とウィスコンシン州、2020年4月から9月
Transmission of SARS-COV-2 Infections in Households — Tennessee and Wisconsin, April–September 2020 Early Release / October 30, 2020 / 69 cdc.gov/mmwr/volumes/6… 感染者からの家庭内感染が、これまで知られていた2〜3割よりも高く、50%強で起こっていることが判明した、と。
2020-10-31 11:50:22●米国:家族内二次感染率は50%で年齢は無関係 →index case101例の検討では家族内感染率はなんと53%。 試験登録時にPCR陽性だった家族を除いて計算しても35%という高さです。 二次感染率はindex caseも同居人も年齢は全く関連していなかったという結果。
2020-11-04 22:09:25子供は感染源にならない、もしくは感染しにくい、という議論への一つの答えになっているように思います。 Transmission of SARS-COV-2 Infections in Households — Tennessee and Wisconsin, April–September 2020 cdc.gov/mmwr/volumes/6…
2020-11-04 22:09:25---- ・SARS-CoV-2の家族内伝播についての知見は感染制御を考える上で重要である可能性がある。しかし米国家庭内における検討はまだ少ないのが現状である。 ・感染率に関する既報は報告により数値が大きく異なり、また小児からの感染率についてはほどんどない。
2020-11-04 22:09:25・テネシー州ナッシュビルとウィスコンシン州マーシュフィールドで2020年4月から9月までに登録された世帯を対象に、家族内感染を検討するためのcase-ascertained studyを実施した。 ・本検討におけるindex caseは有症状のPCR確定診断例であり、かつ少なくとも1人以上の家族と同居しているものとした。
2020-11-04 22:09:26・登録後にindex caseとその同居家族はリモートで研究スタッフによる指導を受けたあと、症状日誌をつけ、14日間連続で鼻腔スワブのみあるいは鼻腔スワブと唾液採取を連日自己採取してもらった。
2020-11-04 22:09:26・7日間の二次感染率は、同追跡期間中に確認された SARS-CoV-2 感染症のPCR陽性数を人口100人当たりのリスクのある世帯員数で割って算出したindex caseが発病した時点で同居人がすでに感染していた可能性を考慮し、登録時に陽性が判明した同居人については解析から除外した。
2020-11-04 22:09:26・101例のindex caseの平均年齢は32歳(4-76)。14例は18歳未満だった。index caseは発症後中央値1日でPCR検査を受け、中央値4日で本試験に登録されていた。
2020-11-04 22:09:27・寝室の人数の中央値は1人(IQR 0.8-1.3)。index caseの69%が発症前日と翌日に1日以上の同居人と同じ部屋で4時間以上過ごしたと報告した。発症前は40%、発症後は30%が1人以上の同居人と同じ部屋で寝ていた。
2020-11-04 22:09:27・101例のindex caseの同居人191人はindex caseの発症日は無症状だったが、経過観察中に102人が鼻腔スワブあるいは唾液検体でPCR陽性となった。二次感染率は53%だった(46-60%)。鼻腔スワブ検体のみに基づいた二次感染率も同様の結果であった(47%, 40-54)。
2020-11-04 22:09:27登録時にPCR陽性だった54人の同居人を除くと二次感染率は35%(28-53)だった。index caseが18歳未満だった14例の同居人の二次感染率はindex caseが12歳未満の時は53%(31-74%)、12-17歳の時は38%(23-56%)だった。
2020-11-04 22:09:27・二次感染例の40%がPCR陽性判明時に有症状だった。102人の感染例のうち67%が有症状であり、それはindex caseの発症から中央値で4日(3-5)だった。 ・二次感染の75%はindex case発症から5日以内に起こり、index caseが成人か子供かは関連しなかった。
2020-11-04 22:09:28・同居人の二次感染率は症候性36%(29-43)、無症候性18%(13-24)だった。 ・SARS-CoV-2の家族内感染は一般的、かつ早期に起こるため、患者は疑わしい症状が出た場合、あるいはハイリスクの曝露後や検査で陽性と判明した場合には、速やかに自己隔離を行うべきである。 -----
2020-11-04 22:09:28・index case(n=101)とその同居人(n=191)の背景 pic.twitter.com/XUD32UAgPQ
2020-11-04 22:09:29・各種因子毎の二次感染率の違い 全体で53%です。登録時にすでに陽性だった人を除いても35%。 二次感染率はindex caseの年齢とは無関係に見えます。 逆に同居人の年齢も二次感染率とは無関係という結果。 pic.twitter.com/7PUDemzDQA
2020-11-04 22:09:29【米CDC】家庭でのSARS-COV-2感染の伝播—テネシー州とウィスコンシン州、2020年4月から9月:家庭内感染率50% 家庭内でもマスク装着必要(2020.10.31作成) - Togetter togetter.com/li/1616032
2020-11-03 09:45:45