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馬淵澄夫議員・ワイドスクランブルで語る

7月5日のテレ朝「ワイドスクランブル」に馬淵澄夫議員がゲスト出演されました。 内閣の事故対応の問題点や今後の原子力政策について語った部分を文字おこししてます。 司会:寺崎貴司 大下容子 コメンテーター:川村晃司 須田慎一郎
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とし @toshihiro36_sub

寺崎:むしろ副大臣になられて・・政治主導じゃないですけれども、中から変えていくってことは選ばなかったんですか?

2011-07-05 16:34:46
とし @toshihiro36_sub

馬淵:選択肢としてはあるかもしれません。ただ繰り返しになりますが、私は大臣を辞して2カ月で党に戻りました。異例でまた官邸に入っていくわけです。その時の自分の中の整理は大義として原発収束。中長期対策として最悪の事態にどう対処するかの取り組みでしたので・・そこは一点 (続く

2011-07-05 16:39:15
とし @toshihiro36_sub

馬淵:それに絞ってやるべきだと思っていましたので・・それ以外でこの菅政権で私がなしえるものはないという思いだったので、大変恐縮ですがということで総理にはお断り申し上げました。

2011-07-05 16:41:26
とし @toshihiro36_sub

川村:でもそうなると原発政策が前進するどころか、一歩後退と。今まで馬淵さんがやろうとしてきた政策理念が引き継がれていかないということになりませんか?

2011-07-05 16:43:43
とし @toshihiro36_sub

馬淵:そこは海江田大臣とも細野大臣ともお話をしましたし、後任の園田政務官にも伝えました。今後はまず収束をしっかりやっていかなきゃいかん。特に地下水の汚染に関しては、海域から外海に出ていきますから。これを収めるための遮水壁は必ず実行しなくてはいかん。  (続く

2011-07-05 16:48:41
とし @toshihiro36_sub

馬淵:その上で安全技術基準というものについては、私はもはや東電あるいは保安院で安全だと発言しても、どなたにも信じてもらえないと思っているんです。ならばどうすべきか。国際社会が納得できる安全技術基準というものを、まず提示していかなきゃならん。一つは10月のIAEA総会で (続く

2011-07-05 16:52:14
とし @toshihiro36_sub

馬淵:承認を求める。いろんな形はあると思いますが、国際社会の承認をいただく安全技術基準によって、すべての原発の再検証が必要です。重要なことは今なし崩し的に再開したり、あるいは「ダメだ、ダメだ」で脱原発で止めてしまったりというような極端な非現実的なことをやるのではなくて (続く

2011-07-05 16:57:11
とし @toshihiro36_sub

馬淵:現実に即した合理的な判断をするための施策を打つべきだと考えています。

2011-07-05 16:58:30
とし @toshihiro36_sub

川村:中長期的に原発依存から脱するということを示していくためには、馬淵さんがいた方が・・・というのは、今すでに福島が収まっていないのに佐賀の玄海が再稼働するということを総理自身も認めているわけですよね。この矛盾はどうお考えになります?

2011-07-05 17:02:05
とし @toshihiro36_sub

馬淵:だからこそ私は経済産業省の立場で追認・容認していく形になることはできないとはっきり申し上げたんです。

2011-07-05 17:03:57
とし @toshihiro36_sub

須田:逆に言えば、脱原発・原発懐疑派になると思うんですよ、馬淵さんは。そういう意味では、今の菅内閣の中では原発を積極的に推進していこうじゃないかという人たちの力が強くなっているように思えるんですけれども・・それに対して馬淵さんの存在が邪魔になったということはないんですかね。

2011-07-05 17:07:54
とし @toshihiro36_sub

馬淵:そこまでは私は分からないですけれども・・。ただ菅内閣とて、現時点で原子力政策について方向性を打ち出したわけではないんです。いろんな議論がなされていると思います。一方で再稼働されてしまうという問題提起をしたわけです。今後は国会なり党でしっかり議論していただきたいと思います。

2011-07-05 17:12:25
とし @toshihiro36_sub

大下:(再稼働の)判断を自治体に委ねているような格好については、どう思われます?

2011-07-05 17:13:36
とし @toshihiro36_sub

馬淵:私もこの対策を練りながら・・過去において国と電気事業者とそしてプラントメーカーですね。この三者が三すくみになって、責任のなすりあい・無責任状態が続いてきたということは明確に示されています。原子力立国計画には、この三者の真のコミュニケーションを図るということが (続く

2011-07-05 17:18:23
とし @toshihiro36_sub

馬淵:目的に書かれているんです。つまり真のコミュニケーションが図れていなかったと。責任はどこにあるかわからない。国策・民営で進められているにもかかわらず、誰が責任を取るのか曖昧なままだということを認めているんですよ。だからこそ私は国が責任を持って進めるということを (続く

2011-07-05 17:22:24
とし @toshihiro36_sub

馬淵:明示しなければ、この問題は解決しないというスタンスに立って対策に取り組んできましたが・・今後は一議員としてその立場から発信をしていきたいと思います。

2011-07-05 17:24:19
とし @toshihiro36_sub

川村:何か研究会とかを立ち上げる計画はありますか?

2011-07-05 17:25:06
とし @toshihiro36_sub

馬淵:まあ自分でいろんな議論をさせていただきたいと思っていますし、党内のワーキングもありますからそこに出ていって発言をしていきたいと思います。

2011-07-05 17:26:47
とし @toshihiro36_sub

大下: I'll be back. と国交大臣を辞任する時におっしゃいましたが、総理大臣ということへの意欲はどうですか?

2011-07-05 17:28:47
とし @toshihiro36_sub

馬淵:菅総理が代議士会で「次の世代の方々に責任を引き継いでいただきたい」とおっしゃいました。次の世代ということは、ひとりひとりが傍観者ではなく自らのこととして考えなくてはいけないと思っています。全員がこの国の国難に立ち向かう当事者という思いは一人の議員として持っております。

2011-07-05 17:35:26