アピアチェーレ会話文+αまとめ
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シェゾ「……待て、待て。レーヴァテイル!?」 イムカ「そうだ。で、私はその中だとβ、」 ハル「イムカ!!」(口を塞ぐ) イムカ「むぐっ」(塞がれる) ハル「……まあ、そういうことだ」 セオドア「???」 シェゾ「…………は、はぁ!?」 ブロート「……(まあ、貴女のだとそれしかないよねぇ……)」
2021-02-13 03:35:01イムカ「ぷはっ。……ハルちゃん。言いたいことを止めるのは良くない」 ハル「お前の言うことはどうやっても言ったら駄目な類だろう?」 イムカ「……あのね。言い訳になるかもしれないけど、私としても相手を弁えて言おうとしたつもりだ。今、この場にはシェゾもいるわけだから」 シェゾ「……俺?」
2021-02-13 03:35:01ブロート「あれ、僕がいるからじゃなくて?……ってそうか、ミズガルズの関係者だからか」 イムカ「違う」 ブロート「え?」 イムカ「図書館の関係者だからじゃなくて……シェゾ、あくまでも仮定で聞くけど」 シェゾ「なんだ?」 イムカ「シェゾってオリジ、」 シェゾ「ステイ!!!!!」(口を塞ぐ)
2021-02-13 03:35:02イムカ「むぐっ。……揃って塞ぐってどういうことなの」 ハル「だから言うなってあれほど……」 シェゾ「……お、おま、お前、……〜〜〜っイムカあとで俺の部屋に来い!ハルも!!」 ハル「オレも!?」 シェゾ「どうやっても機密知ってるだろお前ら!!」 ブロート「機密って言っちゃったよこの人」
2021-02-13 03:35:02セオドア「へ???……え?え?????」 ブロート「あーもう、セオドアが置いてけぼりになってるじゃないか。もうここまできたら機密とやらを話した方がよくない?これ」 ハル「そんな喧嘩を収めるノリで情報漏洩を勧められても困るんだが?」 ブロート「レーヴァテイルの種類、だろ?つまりは」
2021-02-13 03:35:03セオドア「種類、ですか?」 シェゾ「ブロート、」 ブロート「いや、問い詰められても困るって。……あと多分、言っても問題ないのは本当だよ。バルドゥール辺りはとっくに把握してる」 イムカ「……え?」 シェゾ「はぁ!?あいつがか!?初耳だぞ!」 ブロート「そりゃ言ってないなら聞かないって」
2021-02-13 03:35:03ハル「……バルドゥールが知っているのは驚きだが、そもそも何故、お前はそれを知っているんだ?」 ブロート「単純に聞いただけだよ。詩魔法のことで、冗談半分に。……レーヴァテイルまで知っているとは流石に思わなかったけれどね」 シェゾ「……いや、おいおい……どういうことなんだよマジで……」
2021-02-13 03:35:04セオドア「……あの、よく分かりませんけど……これ、知っていたらまずい話、なんですか?」 イムカ「……かもしれない」 セオドア「聞いてもいいんですか?……話してもいいんです?」 イムカ「多分、よくない。私の故郷辺りが大騒ぎになる……かも」 セオドア「故郷?」 イムカ「説明は特にしない」
2021-02-13 03:35:04セオドア「…………」 ハル「まあ、なんだ。しかし、これでレーヴァテイルが三人以上いると確定してしまったな……」 セオドア「……三人?」 イムカ「オランピアもレーヴァテイルだ」 セオドア「……マジですか」 ハル「マジだ。文句じゃないが、本当にどうなってるんだろうな、うちのギルドって」
2021-02-13 03:35:04セオドア「……言われてみれば」 イムカ「色々変だけど、ここだけレーヴァテイルの比率がおかしいのも変だと思うよ」 ハル「本当にな。希少な人種とはなんだったのか」 ブロート「別になりたくてなったわけじゃないんだよなぁ……」 イムカ「それは、まあ。……あ、聞きそびれた」 ブロート「うん?」
2021-02-13 03:35:05イムカ「"第三世代"で合ってる?」 ブロート「……。合ってる」 イムカ「そうか。それが聞きたかった」 ブロート「何、心配かい?それとも嫌味……を言うようなキャラでもないよね。……"β純血種"だろ?」 イムカ「言う理由もない。あと、合ってる」 ブロート「だと思った」 セオドア「……あ、あの」
2021-02-13 03:35:05ハル「……シェゾ。今更だが、話すならセオドアを外した方がいい。これ以上混乱させても良くないだろう」 シェゾ「それもそうだな……悪い、セオドア。後日改めて説明する。だから今は聞くな。……いいな?」 セオドア「っ……はい。先、失礼します」 シェゾ「……ごめん」 セオドア「大丈夫です……」
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