麒麟がくる 第22回「京よりの使者」

こば@語り用 @385_mnkd

中の人のお年と昨今の情勢下、東庵先生のシーンで人数密に詰めたくないものな。（もしかして三好様ナレ死もか）致命的な欠点とは思わないけど、 #麒麟がくる 時々こういうお弁当の隙間埋めアイテムが美味しくないことがあるの残念ね。今日は主筋は本当に面白かったし、以呂波太夫周りもよかったから。

こば@語り用 @385_mnkd

史劇のオリジナルキャラは勿論話の都合を調整する為にあるんだけど、それだけに話そのものの創作性を担うキャラでもあり、あまり粗雑にされたくないけど史実ファンに気兼ねしないでいい分しわ寄せも行きがちなのかもしれないなあ。

こば@語り用 @385_mnkd

支配階級の奴らに犬医者扱いされても上等よわしの腕は衆生の為にある…と言って薬草代を博打で稼いでもいたような先生が、芳仁の素性だけを理由に否定するのほんと草でしかないし、薬代や生活費に右往左往してきた駒が薬を配って回るのも本当は変なんですよ。一貫性に欠ける。

こば@語り用 @385_mnkd

役者の細かい熱演光る、というかその個性を生かした演出になるのかな。義輝は繊細に腐り十兵衛を前にふっと炎を取り戻す。十兵衛は迷いながらもここ一番の奮起を声に出す。近衛前久は多面性を既に見せ、松永久秀は可憐な持ち味を狡さに変える。それはやっぱり役者さんの持ち味だろうと。 #麒麟がくる

こば@語り用 @385_mnkd

向井理さんの義輝。無力と諦めに慣れ、誇り故の怒りと恨みを湛えた序盤と終盤の信長を連れてきてくれ！と命じる時のふわりとした希望はかつての様子で。十兵衛の「棟梁」への夢見る尊敬がキーになるのがわかる。次週に向けて目一杯儚さを上げてくる仕様ほんと好き。 #麒麟がくる

こば@語り用 @385_mnkd

十兵衛のお願いでも伝言でもない献策は初めてではなかったか。冒頭の勉強する十兵衛の姿が浮かぶ。そして8年武家社会の流れと切り離された身の上である事も思わせる。理念の美しさと地に足のつかなさは、ずっと十兵衛について回るんだろうな。義輝も十兵衛も誇りに見合う実績がないんだ。 #麒麟がくる

こば@語り用 @385_mnkd

義輝は十兵衛の目に憧れられる将軍位を見る。十兵衛は義輝の目に頼られる武人の誇りを見る。力のない情けない忸怩たる身の上で必要な夢の共有。これの後ならそれは義輝暗殺の後火縄銃片手に久秀んとこ殴り込むわ十兵衛という納得の美しさ。 #麒麟がくる