ストーンズ作品評 by 中川敬

ソウル・フラワー・ユニオン中川敬さんによる、ローリング・ストーンズのアルバム評を勝手にまとめました。 1枚ずつゆっくり聞いていきます。
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ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion

ローリング・ストーンズ『Sweet Summer Sun』(2013)。デビュー半世紀、ミックの古希誕生日直前に行われた、44年ぶりハイドパーク公演3LP。ライヴ初出「Emotional Rescue」、新曲「Doom & Gloom」、Mテイラー客演「Midnight Rambler」等、演奏することへの喜びに満ち溢れた、無類のR&Rがここにある。 pic.twitter.com/rxtsiHrENS

2020-05-07 02:50:14
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ローリング・ストーンズ『Sticky Fingers Live at the Fonda Theatre』(2017)。2015年の『Sticky Fingers』全曲再現ライヴ完全版3LP。締まった小箱演奏、饒舌なキースのギター、勤勉なロニー、簡素化進むチャーリー、精力有り余るミックの声圧等々。「Sister Morphine」「I Got The Blues」に感涙。 pic.twitter.com/USTLCMB4dt

2020-05-08 17:17:32
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キース・リチャーズ『Crosseyed Heart』(2015)。71歳キースが、自身のルーツ音楽、ブルース、R&R、カントリー、レゲエ等に正対した履歴集大成的3rdソロ。引退を考えていた時期に、盟友Sジョーダンに「アホか」と一蹴されて共同制作、去勢を張らない生身の姿で立つ、味わい深い最高傑作が誕生。極上! pic.twitter.com/yxOrpym8KE

2020-05-09 02:12:47
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ローリング・ストーンズ『Havana Moon』(2016)。集客120万人、キューバ史上初の大規模ロックコンサートとなった歴史的ライヴの3LP。映像版はより分かりやすいが、社会主義体制下の転石ファンの熱狂ぶりは中々感動的な光景で、半世紀間の代表曲全18曲が70絡みの男たちによってタフに打ち鳴らされる。 pic.twitter.com/7N8m0z6H8r

2020-05-21 16:54:11
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ローリング・ストーンズ『Blue & Lonesome』(2016)。11年ぶり、現行最新作のスタジオ盤。現在制作中の新作録音過程の3日間のブルース・セッション12曲をオーバーダブなしで収録した初全曲カヴァー作で、Hウルフ、Lウォルター等、ブルースへの深い愛情と理解を経た転石流作法の演奏で聴かせる。最高。 pic.twitter.com/y4SXFUUGpp

2020-06-04 17:23:30
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ローリング・ストーンズ『Living In A Ghost Town』(2020)。8年ぶりになる新曲の10inch45RPM。新作のためのベーシック録音済みの内の1曲を、コロナ禍のロックダウン状況に照合して歌詞をリライト。レゲエ風味の旋律に、『Some Girls』期のような短簡な演奏が良い。ていうか、ニュー・アルバム早よ。 pic.twitter.com/dt3lN0SR38

2020-06-29 02:29:17
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