ADAURA試験のオシメルチニブの圧倒的なDFSを見た人たちの雑談
@g_gafgarion @m0370 @taiwata @aoyamaume これはノーチェックでした(というか流し見で印象薄くてスルーした?)これら、再発時のクロスオーバーでTKI群後治療のプラチナが入りにくいんですかね。
2020-09-20 11:52:03@doppel_surg @g_gafgarion @taiwata @aoyamaume 2011時点の報告/lancet oncol pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21783417/ 2013年時点の報告/ann oncol pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23456778/ 2015年のOS報告/ann oncol pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26141208/
2020-09-20 11:53:14@doppel_surg @g_gafgarion @m0370 @aoyamaume どうせ再発時にプラチナいれるなら、最初から術後化学療法はプラチナで、再発時にTKIでいいのかな、と。再発しない人もいますし。
2020-09-20 11:54:26@taiwata @g_gafgarion @m0370 @aoyamaume 術後補助で使ってしまうと、ケモコンボ使いにくくなるので、adj-EGFR-TKI使わないなら無治療かなと思っています。術後補助プラチナもせいぜい10%ぐらいしか効かないし
2020-09-20 11:57:05@doppel_surg @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume 術後のミクロなうちに遺残腫瘍細胞を叩くという術後化学療法の理論(Gonperzモデル?)自体が殺細胞薬には成り立ってもTKIに成り立たないのではないかと思います。それこそ、うめ先生が言われるように乳癌の内分泌療法CDK4/6阻害剤みたいに細胞にとどめを刺さず眠らせてるだけなのかも。
2020-09-20 12:02:34@m0370 @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume そのGonperzモデル?って昔から気になってたんですけどどこまでホンマなんですかね。術後補助のトライアルでtail-platauっぽいの見たことないですけど。
2020-09-20 12:05:37@doppel_surg @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume 血液腫瘍で出てきたモデルだろうしあくまで仮想環境の理論ですが、そうは言っても遺残腫瘍がミクロなうちに術後化学療法でトドメを刺さないと、再発病変がCTに写る腫瘤になってからではトドメをさせないというのはなんとなく言えそう(そしてTKIは腫瘤を小さくするだけでトドメを刺さないかも)
2020-09-20 12:14:00@m0370 @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume 術後補助の殺細胞性抗がん剤でとどめを刺してるのかに関してそれを支持するデータが、あくまで「なだらかなDFS」しかない気がするんですよね
2020-09-20 12:15:25@doppel_surg @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume トドメをさしているかどうかは、むしろDFSの途中過程ではなく、その治療を完遂して終了した後に生涯再発せず済んだ人が増えたかどうかでみるべきかと。ケモはDFSとOSが連動するのに対してTKIがDFSを改善してもOSが乖離するとすれば、TKIではトドメを刺されず体のどこかにミクロな腫瘍が残っている
2020-09-20 12:23:45@m0370 @doppel_surg @g_gafgarion @aoyamaume ご推察の通りだと思います
2020-09-20 12:24:56@m0370 @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume 僕もTKIはとどめを刺すことはない、と思います。あくまで推察ですけど、早期投与のメリットは、投与中のPSが比較的良好な状態から開始されることにより投与期間が短縮されることが減る影響のみだと思います。
2020-09-20 12:30:36@doppel_surg @m0370 @g_gafgarion @aoyamaume 短縮されますかねぇ
2020-09-20 12:31:48@m0370 @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume でも、これは殺細胞性の術後補助でも同様で、真に完治させてるかどうかは、長期フォローでのDFS曲線の最後の傾きがいかにフラットになるか、(最近のICIの理論?)ぐらいしか判断指標がない。(たぶん考えは近いですけど、より保守的ですかね
2020-09-20 12:33:47@taiwata @doppel_surg @g_gafgarion @aoyamaume ぼくも短縮されるかは懐疑的です。オシメルチニブがそうなるかどうかは別として、術後TKIは最終的にCMLのイマチニブのように「術後療法を死ぬまで続けてミクロな遺残腫瘍を墓まで持っていく」という方向に進化する気がします。したがって服薬期間は短縮ではなく、逆に「際限なく伸びる」方向に…
2020-09-20 12:36:09@m0370 @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume 短縮というのは、EGFR-TKI投与期間ではなく、他のしんどい治療が後ろのラインに来ることで、さっさと諦める人がでる、ということです。
2020-09-20 12:39:25@m0370 @taiwata @doppel_surg @g_gafgarion (素人さん的に、CMLのイマチニブみたいなもの?と聞きたくなってたので今とても満足です。納得です。素人さんにもこういうのを分かりやすく広く知らしめてほしいものです)
2020-09-20 12:43:33@doppel_surg @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume しんどい治療を後ろへ先送りできるという意味では、本当に乳癌のホルモンやCDK4/6iと似た立ち位置になってきますね…(しかしそれはstageIV向けの戦略としては正しいが、早期肺癌にはコスパ的にどうなんだろうという次の疑問ががが…)
2020-09-20 12:47:09@m0370 @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume そういや結局CDK46Iを自分で使うことはなかったですが、あれしんどくはないんです?
2020-09-20 12:51:17@doppel_surg @taiwata @g_gafgarion @aoyamaume (その後にくるタキサンその他もろもろのことを思えば…)
2020-09-20 12:53:15@loquat_priest @aoyamaume そういう分子マーカーの発展は血液腫瘍学での進歩が固形がんに還元されることが多いので、血液がんと固形がんの研究は周期的に近づいたり離れたり繰り返してるんだと思います。
2020-09-20 13:36:58@loquat_priest 若い人もおられるでしょうから、ほんとにその結果(データ)はほしいですよね(´・_・`)
2020-09-20 13:22:57@aoyamaume 深い寛解が数年以上続いた人なら、半分くらいはやめても大丈夫なことはわかっています。「数年」「深い」がどのくらいかと、やめられる人のマーカーは何か、とかが目下の課題ですね
2020-09-20 13:26:26@tkdmHawkeye 肺癌は本当にお薬の進化がすごいですよね。乳癌が霞んで見えます…(´・_・`)
2020-09-20 03:12:57@aoyamaume 乳癌の2000年からの20年が肺癌はここ5年くらいでどっときたという印象ですよね
2020-09-20 07:28:57