「スポーツクラブチームの現状と今後の行方 ~個の力でスポーツ文化を育もう~」
- hoewtaioasg
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スポーツビジネスでは、チームを強くすることと経営として利益を出すことと二つ要素があると思いますが、ヴェルディは経営面としてはどうやって収益面を改善していくかお考えですか?
2010-04-22 20:43:45小崎さん:その二つは両輪。アイランドリーグの時もそうでしたが、売上を上げるのは大事ですが、まずは大切なのは、チームの質を維持しながら、コストをどれだけ抑えられるかどうか。損益分岐ラインをどれだけ下げるか、ということがまずは大切だと考えています。
2010-04-22 20:45:342008年度は、41億円の経費を使っていました。当時は、浦和レッズについで多いくらいでした。2010年度は10億円を切る経費でやっていく予定です。
2010-04-22 20:46:50水沢さん:Jリーグできたときはリーグ全体で大きなプロモーションをした。JBLは残念ながら、あまり予算がありません。レラカムイは、コンサドーレスの売上の1/3、コストは1/5が目標であると考えていました。
2010-04-22 20:49:20小崎さん:アイランドリーグでは、リーグ全体でオフィシャルスポンサーを連れてくる、ということをやっており、Jリーグでもそれを行われている。リーグからは厳しい指導もあるが、セーフティネットとしても、チーム存続を第一にして助けあっていく、ということは大切。
2010-04-22 20:51:38水沢さん:大切なことは、スポーツクラブの経営は経営のプロがやることが大切。チームを強くしたいからといって、原価を無視していはいけない。
2010-04-22 20:55:53藤野さん:どの分野でも同じことが起きている。プレイヤーで偉かったからといって、マネジメントは別。現場の人とマネジメントの人をどう設定するかが大切。またファンドができることは、ファンから集めたお金からのいい意味のプレッシャーは大切。
2010-04-22 20:59:03東京ヴェルディ小崎さん:基本的には企業として利益を求めるのですが、シーズン中でも利益が出ても、選手を補強などして収支を均衡させる傾向にあり、内部留保があまりされない状況にあります。おそらく、上場しているスポーツ球団はないはず。
2010-04-22 21:01:58よって、利益を追求するスポーツクラブではなく、チームの存続と夢を与える経営を理解してくれる出資者、支援者を集めていくことが大切ではないかと考えている。
2010-04-22 21:03:19レラカムイ北海道 水沢さん:私の原点は、北海道を北海道にいながら元気にしたいと思っています。スポーツは波及効果が高いビジネス。スポーツクラブチームを通じて、みんながつながる。ファンはスポンサーにシンパシーを感じてスポンサーが好きになる。
2010-04-22 21:06:32東京ヴェルディ小崎さん:やはり基本は、自分たちがどれだけ取り上げていただけるに値する価値のあるものなのか、ということだと思います。サッカーやヴェルディに興味がない人にも伝えて行きたいと思っているんどえ、まずは、地元の人たちから。
2010-04-22 21:10:16レラカムイ北海道水沢さん:年間広告費は150万円でほとんどない。よって、大切なのはパブリシティに頼るしかない。書きたくなる、面白いって思ってもらえるような情報をどうつくっていくかが大切。
2010-04-22 21:11:56レラカムイ北海道 水沢さん:ビジネスとしてはリスクもあるクラブチーム経営だがとても社会にとっては意味がある事業だと思う。何かしら、ぜひ、スポーツにも参加して欲しいと思っています。
2010-04-22 21:15:37レオス藤野さん:今日はスポーツマネジメントの最前線のお二人の話、胸が熱くなりました。あとは、僕らがどう具体的に支援していくか。それは二つある。ひとつは、試合を観に行き、グッズを買う。もう一つは、出資で支えること。
2010-04-22 21:17:10