エミ・マルティネス インタビュー「アーセナルを去るなら今がお別れの時」(インデペンデント紙 2020.10.7 ”Emiliano Martinez: ‘I always wanted to leave Arsenal on a high and I’m so proud. It was time to say goodbye’”)

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mygunner @mygunner98

マルティネス: ビラの契約にサインした時、一番始めにこれまでの苦労を思い出した。苦しかった時、生活費が払えないと父が泣いてた時。あの時自分がわかることはそれだけで、家族にそんな思いをさせられないと思った。今振り返ると美しい。(インデペンデント) independent.co.uk/sport/football…

2020-10-08 13:23:14
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アーセナルでの数多くのレンタル、疑い、幻滅...マルティネスの言葉で「サッカーを嫌いになりそうになった」期間が彼のモチベーションになった。自分が強いところを見せる必要があった。何年も待ち、なぜ自分を信用してくれないのかと思った。もうチャンスは来ないんじゃないかと。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:15
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マルティネス:(FA杯優勝で)とうとう1番になれた。ずっと準備してきた。10年かかったけど。GKとして毎日練習しても誰も自分の人生の筋書きは準備してくれない。イラついたり泣くために練習してるんじゃない。でも4ヶ月プレー出来なかったらどうする?続けるのか、心折れるのか。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:15
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マルティネス:これまでももっとできたのかもしれない。でもFA杯で自分の能力が証明された。好調のうちにシーズンを終えた。クラブを去るならこういう形でといつも思っていた。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:16
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FA杯優勝の騒ぎがまだ耳に残る中、マルティネスとトレイラは静かな場所を求めてドライブした。興奮しすぎて眠れないが考えるには疲れすぎていた彼らは、マルティネスの家に向かう前にマクドナルドに立ち寄った。時にノスタルジーを伴う会話は夜まで続いた。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:16
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二人にとってそれが最後の一緒の食事となった。翌朝マルティネスは家族に会うためにポルトガルに飛び電話の電源を切った。クラブとも代理人ともチャンネルを断つ。過去を振り返り未来のことは考えない1週間。「その時をただ楽しみたかった。そんな日が来るとは思わなかった」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:16
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ホリデー後の検疫期間中に既にビラからのコンタクトはあったが、CSに出場してもマルティネスはまだ踏ん切りがつかなかった。「あの試合でいいプレーをすれば自分が1番になれると思ってた。でもその後も誰がリーグ戦のスタメンになるかクリアじゃなかった。」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:17
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マルティネス: フラム戦での出場チャンスは95%と言われたけれど「なんで100%じゃないんだ?」と思ったんだ。なにか違和感があった。皆残ってほしかったみたいだけれど、その時に移籍を決めた。怒ったわけでも感情的になったわけでもない。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:17
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マルティネス: 自分がやってきたことには誇りを持ってる。2010年にアーセナルに来た時、自分の前には9人のGKがいた。毎年自分を証明してきて、最後に1番として去る。それが自分のこのクラブでの軌跡だ。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:18
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マルティネス: 翌朝アルテタにメッセージを送って話した。彼には謝意を伝えた。彼の練習のおかげで、彼がチームを変えたから、あれらのトロフィーを取れたんだと言った。彼のやり方は信頼している。まだ彼が現役だった頃から彼は違うと思ってた。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:18
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マルティネス: メッシのようなトッププレーヤーじゃないけど、トップコーチだと思った。彼は多くのことをやって見せなきゃいけなかった。幸運を祈ってる。アーセナルのみんなが大好きだし、感謝の気持ちは忘れない。でももう別れの時だと思った。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:18
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過去のレンタル先は全てアーセナルが決めてきた。ビラへの移籍は「サッカー人生で初めて自分の本能に従った。サイン前、深呼吸して『なにが起ころうと振り返らない』と言い聞かせた。初戦でPKを防いでMotMの活躍ができた。」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:19
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翌戦もクリーンシートで、そして先日は王者リバプール相手に7-2という歴史的な勝利。完璧なスタートを切っている。「ここが今の自分のいるところ。この間妻に言ったんだ。またサッカーに恋をしてしまったみたいだ、まるで初恋みたいだって。」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:19
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アーセナルでのトライアル後に母国の実家に帰ると、父親が寝室で泣いていた。言い争いの末に仕事を失い一文無しになっていた。車は借金返済のために売られていた。「あの時から自分がしてきたのは家族を助けることだった。」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:19
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マルティネス:(当時のクラブの)オーナーがアーセナルからのオファーを受けたと言ってきた。その日アーセナルと契約すれば約定料£5,000が支払われるという。一番初めに父親に新しい車を買えると考えた。毎月の生活費も払える。それが本音。だから行かなきゃと思った。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:20
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ロンドンでの始めの数ヶ月はこれ以上ないほどに孤独だった。パスポートの関係でプロとしてプレーできず、無為な日々が過ぎ、小さなアパートで希望も失いかけた。「家に帰ると泣いた。正直、半年もつかわからなかった。」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:20
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練習後に毎晩近所のレストランに行った。彼にとって家庭の温かさを感じられる慰めの場所だった。そこのオーナーの娘とふとしたことで仲良くなり英語とカルチャーを教えてもらうようになる。2年後、勇気を出してデートに誘った。その7年後には結婚して、今息子が一人いる。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:20
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マルティネス:彼女がいなかったら10年も続かなかった。いつでもモチベーションが必要だった。イングランドに来た時は家族が動機だった。彼らはもう苦しい生活ではない。今は自分の息子がすべて。彼が生まれた時から自分のキャリアは上昇していった。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:21
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ビラで数週間過ごし既にクラブに溶け込んでいる。「アーセナルではいつでもクラブの一員という感じではなかった。優勝してもサブだったり、単にスカッドに入ってるだけだったり。誰も間違っていなくて、ただビラの自分への信頼が間違っていないと証明したい。」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:21
mygunner @mygunner98

3ヶ月の間、彼は誰にも「止められない」状態にある。勝利を控えめに受け取るがその喜びは努力の賜物だと知っている。「今季はビラで10位以内」が今季の目標だが、まずは代表デビューだ。物心ついた時からの夢の実現だ。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:21
mygunner @mygunner98

マルティネスが代表で出場したのは2009年11月のU17が最後だ。当時はブエノスアイレスの裏通りでよりよい生活を追いかけている最中だった。「若手選手に話をする機会があると、自分がどうやってGKとして成長したかの話を期待される。左にうまく飛ぶにはどうしたらいいかとか。」(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:22
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マルティネス: でも自分は、人間として向上することについて話をする。自分に才能があることはわかってたけど、大事だったのは毎日毎年のハードワークだった。強いメンタリティを持つようにならないといけなかった。必要ならまたそれをやるだろう。(インデペンデント)

2020-10-08 13:23:22