- soko_brakawani
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ぐだ「一ちゃん!一ちゃん!」 斎藤「あのなー、その呼び方やめろっての」 剣式「あら、でも私は呼んでほしいわ」 斎藤「ゲッ」 剣式「式が二人いるんですもの、呼び分けも必要じゃない?」 ぐだ「えっと……待って待って恥ずかしいっていうか!」 斎藤「僕には呼びまくってるのに?!」
2020-10-18 22:16:39ぐだ「年上の女性にちゃん付けは……」 斎藤「僕だって年上の男性なんですけど!?」 剣式「あら……じゃあ、呼んでくれないの?そう……悲しいわ」 ぐだ「う、ううん!えっと……式、ちゃん?」 剣式「何か言った?」 ぐだ「……式ちゃん!」 剣式「はあい、マスター。ふふっ、いいものね」
2020-10-18 22:18:28斎藤「……前々から気になってたんだけど、何?あの着物の女の人……」 ぐだ「俺もよく分からないんだけど、なんこ凄く強くて優しい人!特異点で会ったんだけどさ」 斎藤「いや、まったく持って普通じゃないでしょアレ……人を斬るっていうか、生を斬る刀だよありゃ……」 ぐだ「?」
2020-10-18 22:21:13二部がしんどい
ぐだ「一ちゃん……」 斎藤「ん」 ぐだ「俺が俺である限り、一ちゃんが一緒にいてくれるならさ」 斎藤「ああ……いい、その先は言うなよマスターちゃん」 ぐだ「……うん……」 斎藤「少し寝てな、俺がそばについててやるから」 ぐだ「そうする……」
2020-10-21 10:51:44はじめちゃんはじめちゃん!ってじゃれついている初期デア幻覚のぐだお、他のサーヴァントや特にマシュにはそういう面を見せないといい。自分が弱い面を見せたらそのまま甘えてしまって負担になると思っているので、しっかりした先輩でありマスターでありたいと思ってるといい
2020-10-21 12:26:51マシュ「ノウムカルデアから異聞帯へサーヴァントの方々をお連れするのは難しいようですね……」 ぐだ「そっか……」 ぐだ「マスター入りまーす!あとこちら新人スタッフの斎藤さんでーす」 斎藤「斎藤でーす、専門分野は人斬りで〜す」 所長「それで本気で通ると思ってるなら逆に怖いよキミ達……」
2020-10-21 19:45:42一部の斎藤さんはハッピーエンドだけど、二部の斎藤さんは自分が守った子供達がその手を黒く染めていくことに加担することしかできないって地獄だと思うし、そういう時に立ち回ろうとする人なんだろうなぁっていうのもわかる
2020-10-21 12:40:36たぶん一部の序盤でも、召喚されたサーヴァントがぐだおの危険因子になるようだったら粛清しとこうぐらい考えてたと思う 見守るうちに「まあこのマスターちゃんの人たらしなら大丈夫でしょ」ぐらいには余裕できたけど、それでも本当に現れたら構わず切り捨てそう
2020-10-21 12:42:23斎藤「マスターちゃん、辛いんだろ」 ぐだ「……」 斎藤「なんでそれを言わないか、なーんて今更尋ねるつもりは僕にはないよ。ただ……あんまりにも外面固めすぎたら、お前は全てを成し遂げて死んでいくタイプだぜ、マスター」 ぐだ「……俺が弱音を吐いたら、きっとみんな立ち止まるから」
2020-10-21 22:46:04斎藤「そうだなあ。眼に見える」 ぐだ「みんな辛い。それにマシュが……他の誰よりも、俺はマシュに弱いところを見せたくないんだ、あの子には絶対に幸せになって欲しいから」 斎藤「……どうして俺があんたに召喚されたのか、分かっちまうね、これが」 ぐだ「……迷惑かけてごめん、一ちゃん」
2020-10-21 22:49:18斎藤「今更だよマスターちゃん、俺がどれだけの敵を斬り捨ててきたと思ってんのよ」 ぐだ「……たくさん」 斎藤「でしょ?俺は俺の好きにする、好きにしてお前を助ける。見限ったら離れてくだけだから、さ」 ぐだ「ありがとう、一ちゃん」
2020-10-21 22:52:01斎藤「今は畏って『斎藤さん』とか呼んでもいいところよ?なーんで『一ちゃん』になるかねえずっと!」 ぐだ「一ちゃんは一ちゃんだし!俺の大好きな一ちゃんだからこれでいいんだよ」 斎藤「これで可憐な美少女だったら大喜びなんだけどね」 ぐだ「そういう事じゃないっての。……行こっか」
2020-10-21 22:55:16── マシュ「先輩、今日の日替わり定食は青椒肉絲ですよ!」 ぐだ「へー、迷うなー……でも今日は俺は唐揚げ定食の気分かな」 斎藤「マスターちゃんピーマン食べられないもんねえ」 ぐだ「なぁぁぁぁんで言うのぉぉぉぉぉ!!!!!」 斎藤「へへっ」 ぐだ「へへっじゃないよぉぉぉぉぉ!!」
2020-10-21 22:57:31マシュ「先輩、ピーマンが苦手なんですか?」 ぐだ「いや今のは新撰組ジョーク!そういう冗談だから!俺は単純に今日は唐揚げ定食がいいな〜って、いいな〜って!」 斎藤「ピーマンを一口に5分かけて食ってたよなマスターちゃん」 ぐだ「だからぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 斎藤「わはは」
2020-10-21 23:00:25ぐだ「マシュには弱いところ見せたくないって言ったじゃんか!!!!言ったじゃんかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 斎藤「ほら、僕を信用しちゃいけないって言ってたろ?」 ぐだ「そうだけどぉぉぉぉぉぉ!!!」 マシュ「あの、先輩、人には誰しも苦手な食べ物はあると思いますから……」
2020-10-21 23:03:25ぐだ「マシュに気を遣われた。もうだめだ。俺はもう部屋に戻ります……」 エミヤ「では日替わり定食は部屋に持って行こう」 ぐだ「唐揚げ定食!!唐揚げ定食!!」 エミヤ「好き嫌いするんじゃない!!」 ぐだ「お母さんのばかぁぁぁ!!」
2020-10-21 23:06:58ぐだ「青椒肉絲は美味しいのにピーマンが俺を阻む……」 斎藤「まあ、マスターちゃんが隠し事するなんて100年は早いって事だね」 ぐだ「はじめちゃんのばか……あくま……しんせんぐみ……」 斎藤「ご紹介どうも」 マシュ「私の唐揚げと先輩の青椒肉絲シェアしましょう!」 先輩「マシュ……!」
2020-10-21 23:11:08—— 斎藤「分かったでしょ、マスターちゃんは隠し事とかそういうのガラじゃないわけ」 ぐだ「羞恥の極み」 斎藤「……誰もお前に、完全無欠であれなんて望んじゃいねえよマスター」 ぐだ「……うん……」 斎藤「まあこれは僕の経験談なんだけど、そういうの多いとあれこれ面倒になるからね~」
2020-10-21 23:45:50ぐだ「分かってるよ……わかってる、うんざりするほど。ごめん、一ちゃんに何もかもやらせてる」 斎藤「いいのよ、生前からこうやってヘラヘラ調子良く笑ってるのが僕の性分なのさ」 ぐだ「……本当、ダメなマスターだな……」
2020-10-21 23:49:54ぐだ「それはそれとして滅茶苦茶恥ずかしかったから!一ちゃんも何か苦手な食べ物教えてよ!!」 斎藤「饅頭と熱いお茶」 ぐだ「このやろー!!!!!!!!!!!!」
2020-10-21 23:51:30余談