【ふたなり・妊娠】レイマリ

魔理沙が父的な身体機能をもったレイマリが妊娠の話をします。 ※百合世界にちんがあり子どもができるので注意。
3
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

レイマリのふたなりで(まりのほうがちん)新婚さん考えてて楽しかった

2020-10-24 10:30:59
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

妊娠報告からの魔理沙が口おさえてぼろっと泣くところまで想像してた。 霊夢の方は、たぶん魔理沙がそんな感じで喜んでくれるだろうなって思ってたはずなのに、実際に見ると嬉しくて思った以上に胸がしめつけられた。 的な。

2020-10-24 10:37:27
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

で、愛妻家のわんちゃんの魔理沙が感極まって思い切り抱きしめようとするじゃん? で、踏みとどまって、 魔理沙「……あっ……! あんまり強く、お腹押したらだめだよな……」 って腕広げた熊みたいな格好のままオロオロしてるから、笑った霊夢が 霊夢「肩抱きしめるのには関係ないでしょ」

2020-10-24 10:41:51
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

霊夢「……ほら」 抱きしめて、ってかんじで、ふってちょっと照れた感じに笑った霊夢が腕を広げるので、ぎゅううーーーーーーってすがりつくように、それでいてひしっと守るように霊夢を抱きしめる魔理沙。 ズッ、と鼻をすする音が霊夢の耳元でする。

2020-10-24 10:46:41
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

霊夢「……安定期に入るまで、まだ油断はできないけど」 ぎゅっと霊夢を抱きしめる腕の力を強める魔理沙。 魔理沙「……やることいっぱいある。えっと、……ベビーベッド……は、早い……ちがうか。まず、霊夢がゆっくり座れるような椅子……あったかい飲み物。それとリラックス用のハーブと……」

2020-10-24 10:52:58
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

気が早いベビー用品のことを口走りつつ、オロオロと霊夢のことを考えてくれる魔理沙にむずむずとくすぐったくて笑ってしまう霊夢。 霊夢「……まずは名前じゃない? 男の子か、女の子か、まだ分からないけど」 自分も気が早いか、と思いつつ、魔理沙が包んでくれる安心感でぼーっとしてしまう。

2020-10-24 10:58:29
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

魔理沙「……やっぱり、ちょっと、熱っぽいよな」 ぽつりとつぶやく魔理沙。 霊夢「……そう?」 魔理沙「ん。……いつもより。……しんどくないか?」 霊夢「……んー……しんどいのは、しんどいかも、正直。……ずっと微熱っぽいっていうか。なんか変だなって思って診てもらったから」

2020-10-24 11:02:47
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

魔理沙「……そか。そだよな。……んーん、ん、……」 ふにゃふにゃした変な声で唸ったあと、ちょっと首を動かして霊夢のほうを向く魔理沙。そしてひとこと。 魔理「……すわろっか……」 霊「……ふっ」 どこまでも霊夢を優先で気遣ってくれてるのにどこか子犬のような声に吹き出してしまう霊夢

2020-10-24 11:13:37
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

笑う霊夢に、魔理沙が身じろぎする。なんで? という顔で戸惑っているであろうところがなんなく想像できる。 霊夢「……なんでもないのよ。うれしくて、ほっとしただけ」 魔理沙「……待ってな、今毛布持ってくる」 そう言って霊夢を椅子に座らせてから寝室に引っ込む魔理沙。

2020-10-24 11:19:34
ハチ🐾 @hachisu716

身重の霊夢のこと気遣うあまりに 魔理沙「きっ……キスは妊婦さんでもしていいんだよな……?」 ってお目目ぐるぐるする魔理沙。

2020-10-24 18:36:48
ハチ🐾 @hachisu716

いい雰囲気だったのにそこでそんなふうにためらって止まっちゃうからもう笑っちゃう霊夢。 霊夢「いいに決まってるでしょ。落ち着きなさいよ」 魔理「そっ……そうだよな。なんか、混乱してて……なんかお腹に悪いことしないかとか」 頭かく魔理沙。

2020-10-24 18:39:06
ハチ🐾 @hachisu716

魔理「……神経質になりすぎ?」 霊「たぶんね」 くすっと笑う霊夢。 霊「だめなことあったらこっちから言うしそんな怖がらないでいいわよ」 魔理「そっ……そうなんだけどさあ……なんか怖いじゃんよ……命だし取り返しつかないって思うと、なんか……」

2020-10-24 18:41:40
ハチ🐾 @hachisu716

霊「心配性ねえ」 魔理「……心配。そりゃ」 甘えるように、不安をこぼして頭を霊夢の胸板にのせる魔理沙。 霊「マタニティブルーになっちゃいそう。魔理沙が」 その後ろ頭をぽんと撫でながら言う霊夢。 魔理「もうなってる……」 霊「あらら」

2020-10-24 18:45:13
ハチ🐾 @hachisu716

霊「ありがとね。心配してくれて」 ぽんぽん、といい匂いのするふわふわの金髪頭を撫でる霊夢。 魔理「……や……お礼言われるようなことじゃないけど」 霊「ここは言うとこ。魔理沙がびっくりするくらい色々考えてるから、わたしは、わたしの妊婦生活が安泰ねってなるから」 頭を撫でる霊夢。

2020-10-24 18:49:35
ハチ🐾 @hachisu716

霊「わたしにはね、わたしよりわたしのこと心配してくれる人がいるから、大丈夫よ。安心して」 魔理「……う、ううーん……? その理屈だとわたしが安心できないんだけどな……」 霊「まあまあ。わたしは落ち着いてるからたまには安心してよ」 魔理「うー…………」

2020-10-24 18:52:05
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

魔理沙が霊夢とベッドで夜の永夜抄するとき、霊夢大好きだから頑張りながら「好き。かわいい」とか思ったこと普通に言っちゃうんで、霊夢は愛情受けまくっててなんかむず痒くて困ったなあと思っている。

2020-10-24 19:02:26
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

で、自分だけ言われるのはどうなのかって霊夢なりに思っていて、一度魔理沙に背中向けてしているときに魔理沙の「好き」にめちゃくちゃ小さい声で「うん。すき」ってぼそっと言ってみて、魔理沙がハッとして見たらうなじに汗かいてて霊夢の耳がめちゃくちゃ赤いっていう

2020-10-24 19:07:20
ハチ🐾 @hachisu716

で、と話をつなぐ霊夢。 霊「キスは、もうしない? ブルーだから」 その言葉にぴくりとして、起き上がる魔理沙。 魔理「キスは、……する。……ブルーかもだけど」 じっとこちらを見て、わりと真剣に言う魔理沙に、ちょっと困ったように眉をあげて笑う霊夢。

2020-10-24 19:28:46
ハチ🐾 @hachisu716

頬に手を添えて、魔理沙の親指が確かめるように霊夢をなぞる。 切ないような視線で真剣にこちらを見ながら、今度は指が、そっと口唇を撫でてくる。 そうしたときは甘い顔をしながらもなんだかどこか逞しく精悍で、少しどきりとしながら、霊夢が眸を閉じる。

2020-10-24 19:33:51
ハチ🐾 @hachisu716

柔らかく、気遣うようにのせられる温かい口唇に、おのれの体温を預けるような気持ちで、霊夢も応える。 角度を変えてついばむような魔理沙の口づけに、霊夢も同じように小鳥になった気分で、触れ合う鼻や口唇に合わせて、霊夢も首を動かす。 うなじをそっと指で辿られて、思わずびくりと肩がはねた。

2020-10-24 19:36:54
ハチ🐾 @hachisu716

魔理「……あ。悪い、つい。くすぐったかった?」 口唇を離しながら謝る魔理沙には、照れてなんと言えばいいか分からないので答えずに、その代わり霊夢のほうから口唇をのせる。 魔理沙はそっと迎え入れて、今度はうなじから離した指を下ろして首の付け根の後ろを包むように霊夢を引き寄せた。

2020-10-24 19:41:45
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

妊娠わかってからもはや何か取り憑かれているかのように何くれとめちゃくちゃ世話焼く魔理沙ですが、 霊夢を大事にするあまりに大人のスキンシップ的なことはほぼなくなっていたある日。 霊夢が魔理沙の手を引いて 霊夢「……ねえ」 魔理沙「ん?」

2020-10-25 11:46:13
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

なんだか穏やかな笑顔でこちらを見る魔理沙。 さりげない笑みだけれど、なんだか最近、優しさの中にどこか“親”みたいな頼もしさが出てきたのかな、などと思う霊夢。 しかし、これから自分が魔理沙に対して口にすることは、真逆だ。 まったく“親”らしくないことに少し気まずさを覚えつつ、

2020-10-25 11:49:53
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

続きを口にする霊夢。 霊「あのね。お願いがあるんだけど」 魔理「あは、なんだよ。なんでも」 改まって何かをお願いされることがくすぐったいのか、少し首をすくめて照れ笑いしながら続きを促す魔理沙。 5ヶ月になるお腹は、赤ん坊を宿した形にはっきりと膨らみ始めている。

2020-10-25 11:54:22
マグローラー(((🐟))) @haccccchi18

そのお腹をなんだか宝物のようにじっと見つめてはそっと触ることが多くなった魔理沙に、呼び止めてしっかりとこちらを見てもらう機会は感覚的には少し久しぶりで、なんだか嬉しいような、それでいて少し怖いような気持ちで、緊張してしまう。 霊「……触ってほしい。身体に」

2020-10-25 12:00:20