坂口恭平さん／新しいレイヤーで新しい社会を作ろう

坂口恭平 @zhtsss

先日の南相馬市のおばあちゃんの自殺といい今日の四次下請けの作業員が死亡し細かい解剖もせずに心筋梗塞ということで補償もなく放置されたものを労災で訴えた件といい当然のごとく今からセシウムが発見されそれが出回っている件といいうんざりする。もう政府を信じるのはやめようよ。とにかくにげろ。

坂口恭平 @zhtsss

もう警察がなんと言おうが知らん。やっぱり君たちが信じている政府、行政、法律、あらゆるもんはもう既に破綻している。とにかく今一番危ないところから一番遠いところへ逃げろとしか言いようがない。国家はあとで言い放つよ。ごめんごめん実は。って。そんなのにつきあっているより新しい社会を作ろう

坂口恭平 @zhtsss

あなたが働いている会社も、苦労して買った土地も家も、貯めているお金も、税金を払っている国も、みんな幻である。年金なんか払ったとしてももらえる訳がない。税金なんか払っても被災地に提供されない。実像であると思わせるために必死に幻に色を塗っているペンキ絵の世界と僕は付き合っている。

坂口恭平 @zhtsss

でもそのままでは僕もただの戯言である。それがいかに今の僕たちにとっての生きのびる技術であるかをちゃんと言語化しなくてはいけない。ヘンリーデビットソローもガンジーもそれをやった。二人とも当然捕まっているけどね。だからこそレイヤーを使う。抵抗ではない方法を。捕らないための創造性を！

坂口恭平 @zhtsss

原発は原爆である。原発がいらないってことは原爆もいらないってことになる。そんなの日本で無理だと思う。日本はアメリカの植民地であるかぎり原爆がなくなるわけがないじゃないか。原爆を世界で一番持っている国から支配されていて原爆がなくなるわけがないじゃないか。北朝鮮より酷いんだ。僕たちは

坂口恭平 @zhtsss

原発が無くなったら、テレビもなくなるし、新聞もなくなるし、ゼネコンだって、銀行や生命保険会社だってあやしくなる、つまり今の企業制度がとってもあやしくなる。でも誰もやめようとしない。だってハウスメーカーの家を買わされてるし、３５年も働き続けようとしている。誰もやめようとしない。

坂口恭平 @zhtsss

でもこの社会システムの中で直接的に全てをやめて新しい社会を作るなんて何年かかってもなかなか実現できない。だから、現政府と同じ時間、空間の中に新しいレイヤーを作り出し、新政府というものを発足したのである。それを違うレイヤーでやっているのが路上生活者たちである。

坂口恭平 @zhtsss

彼らは現社会において「乞食」と呼ばれるようなヒエラルキーの最下層に飛び込むことによって社会システムと距離を置きながら都市の幸と捉え狩猟採集する新しいレイヤーを獲得した。ホームレスと呼ばれれば医療費はタダで福祉も手に入る。家賃も払う必要がない。保険料も税金も払わない。一つの自由の形

坂口恭平 @zhtsss

だから思うことは原発や原爆が必要ないと叫ぶことも大事だが、それよりも効果的なのはその現社会システム、現政府から、ちゃんと「降りる」ことである。どうすればそれが可能なのか。新政府ではそのことをちゃんと考えて行きたいと思う。ホームレスになるのも一つの方法であると僕は今でも思っている

坂口恭平 @zhtsss

ホームレスはただ社会から堕落してしまった人間たちではない。家をクリエイションし生活をクリエイションした人々なのである。つまり創造人間が創造都市において創造生活を送ること。これが僕は現社会から降りることであると思っている。今すぐ企業という企業から降りる。で生きるをクリエイションする

坂口恭平 @zhtsss

生きろ。頼む。共に生きよう。幻を幻と気付き、それでも全てが幻であるという混沌の世界に飛び込み、その中で原子と原子の出会いを果たし事物と出会う。そこにクリエイションがある。そこに「生きる」がある。その可能性を人々はまだ十分に保有している。僕は分かる。なぜならそのように生きてきたから

坂口恭平 @zhtsss

そしてオーネット・コールマンを聴こう。Dancing In Your Headを。http://t.co/IUpXmfF　踊れ。あなたの頭の中で。新しいレイヤーで。コールマンにあたしはレイヤーのアイデアの一部を頂いてます。では、どうぞ。

坂口恭平 @zhtsss

僕がいいたいことはこれだ。What i say by Miles http://t.co/x0Z26Qp ほらみんな言ってきたんだ。今こそ、ソローの言葉を。鴨長明の言葉を。ケルアックの言葉を。コールマンの音を。レッドベリーの歌を。宮本常一の足を。今和次郎の目を。熊楠の脳を。感じろ

坂口恭平 @zhtsss

ウスペンスキーの四次元を、宮沢賢治の日常を、レーモンルーセルの一瞬の空間を、フラーの揺らぐ直線を、スチュアート・ブランドのカタログを、千利休の目利きを、重源の中国渡航の気持ちを、レヴィ・ストロースの旅路を、外骨のジャーナリズムを、猪谷六合雄の家を、同時に思考しよう。一緒に。

坂口恭平 @zhtsss

はァ＝＝なんだかなあ。まっいっか。こういうときは「汚された土地で」でも観よっと。２０年後どうなるか。分からないのに大丈夫だという政府、企業、人々の言語には不思議な優しさがつきまとう。僕はそちらに行くことができない。そこは無創造の世界だからだ。http://t.co/xCMMGTC

坂口恭平 @zhtsss

他の国を人ごとのように伝える時のNHKの正確さ、番組作りの技術はおそらく世界一だろう。同時に、国家の罪に対しては徹底しておおらかで優しい。そして、カンニングした人間や覚せい剤をやった人間に対しては徹底して追求する。そんな中、僕のところに特集したいという声がかかる。どうするか。。。

坂口恭平 @zhtsss

で、うちの両親は僕に「政府とNHKを信じないで、一体誰を信じればいいのよ」と叫んだ。「僕を信じろよ」と思ったが、それは口にしなかった。せめて、一番自分の近くにいる人間の直接響く声を聞けるような人間でいたい。僕の行動の原点はそこである。僕は横にいる人の声を聞きたい。それだけだ。。。

坂口恭平 @zhtsss

このやろう何もかも無茶苦茶じゃないか。隣の人間以外のものを無思考で信じてしまってどうするんだよ。ここにいれば３５年ローンなんて平気で返せるってどんなところだよ。自分で稼げよ。自分で生きろ。病院に行って嘘つかれてもう行かないと思った。一番信頼できる隣の医師を見つけよう。全てがそうだ

坂口恭平 @zhtsss

とにかく直接人間に会ってその人の目を観て、そこからしか生きることはできない。僕のこのツイートもそうだよ。だから電話番号のっけてるんです。だから住所載せてるんです。不安というものは存在しないことを知り、恐怖と対峙する。そこからしか生きることはできない。だからこその家なんだ生活なんだ