2020年11月12日

12の独り言 (家庭用ゲーム機の価格インフレ問題の考察)

PS5やXBOXのSeriesXの価格設定についての個人的な考察。

高齢化価格高騰インフレゲーム離れ PS5 xbox

今日は仕事用事で都内に行ったが、帰宅前に大手ゲームショップを訪れた。何よりもPS5と新型XboXの発売日なのだから。しかし、XBOXはSeriesSという3万円台のモデルがある一方で、PS5は5万弱～6万弱という高価格帯に設定されている。超不景気を考慮しても子供や若者が買える値段ではない。

2020-11-12 21:38:24

しかし、この価格設定について私はゲーム会社のメッセージではないかと推測する。家庭用ゲームは今や子供や若者や低所得者から中間層ないし高所得層の大人にターゲットをシフトさせているのではないかとも受け止めることができる。今や世界的に見てゲームユーザーの主流は30代である。

2020-11-12 21:38:25

日本では今は未成年者のアニメ・ゲーム離れと同時にユーザーの高齢化が進んでいるが、この高齢化という部分については欧米でも同じ傾向がみられる。欧米ではここ数十年若者の格差増大に加えて教育等コストのインフレが社会問題になっており、家庭用ゲームを遊べない世帯が急増しているようだ。

2020-11-12 21:38:25

家庭用ゲームを遊ぶ若者は減っている一方でゲームの収益は増え続けている。では誰が押し上げているか？そう。大人世代である。この傾向はゲーム会社も歓迎しているようで、事実大人ユーザーが若者・子供ユーザーに比べてゲームに消費する金額は2倍～10倍多いという統計もある。

2020-11-12 21:38:26

ゲームユーザーの成人シフトと成人のゲーム消費額の増加が加速した結果が、家庭用ゲームの価格高騰に行きついているのではないかと個人的に考察を出した。

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