その方法が、「Live2Dでモデルを拡大するパラメーターを作る」なのです。 Animazeでは、3D空間内にモニターのようなもの(最大4096px×4096px表示可能)を配置して、それに2Dモデルを表示しています。 なので表示するモデルの方を大きくしてやるのです。
2020-11-21 12:05:26なので、モニター内の画像表示を拡大した時と同じように、表示しきれない部分は見切れます。 でも、顔アップにするだけなら十分なのです。 ほかの所も拡大したいときはそれ用のモーション作るなり、パラメーター操作なりしないといけませんけど。
2020-11-21 12:10:06Animaze上では、キー操作かアニメーションウインドウで切り替えをします。 どっちを使ってもOKです。 キーなら素早く操作できます、他の事にキー設定をフルに使いたいならアニメーションウインドウで切り替えましょう。
2020-11-21 12:17:19さて、こんな感じの説明で分かったかなー? 次はアニメーションの設定についてです。 画像も付けて説明した方が分かりやすいのでそーしますが、作業が必要な分、ツイートは遅れます。
2020-11-21 12:25:33これがAnimazeEditorで、Live2Dモデルをインポートした直後の画面です。左の階層パネルで編集したい対象を選んで、右のエディターでパラメーターを設定していくのですよ。Facerig用に.cfgファイルを作成していた場合はそれを読み込んである程度自動で設定してくれるのです。 pic.twitter.com/OP7t9F6EZj
2020-11-21 12:46:35アニメーションはここから追加していくのです。 特殊アクションがモーション。FacerigでのQWERTYキー。 特殊ポーズがパラメーター操作。FacerigでのZXCVキーでやってたやつですね。 pic.twitter.com/UNIGJP3yfb
2020-11-21 12:59:31Facerigとは違い、この2種類のアニメーションの数には、特に制限が無いようです。どこまで増やせるかは知りませんが、両方合わせて48個までは確認しました。 キー設定は、特殊アクションが優先で、残りがポーズ割り当たります。
2020-11-21 13:01:45例えば、アクション8個とポーズ10個ならAnimaze上では、アニメーション1~8がアクション、アニメーション9~18がポーズのキーになります。 合計で24個を超えると25個目以降にはキー設定が出来ません。 アニメーションウインドウから、切り替えることになります。
2020-11-21 13:19:21ここからアクションを追加していきます。 Facerig用に.cfgファイル書いていた場合は、それが既に追加されているはずです。書いてない場合は手動で追加します。 pic.twitter.com/NQpzbzRkqG
2020-11-21 13:26:33「特殊アクションを設定」をクリックするとこんなウインドウが出ます。「アクションを追加」ボタンを押して、モーションファイルを指定してください。 (拡張子が「.motion3.json」のやつです。motionsフォルダに入れるやつです) pic.twitter.com/qUUAgm51OG
2020-11-21 13:33:07ファイルを5つ追加してみました。 モーション名をクリックして選んで、「上へ移動」「下へ移動」で順番を変えられます。「削除」で消せます。 pic.twitter.com/tvBrZizLLj
2020-11-21 13:37:14OKを押して、戻るとこのようにアニメーションが追加されます。スロットが順番、名前がモーション名、実行ボタンを押すと、アニメーションが再生されます。 pic.twitter.com/EyWV3DgEwj
2020-11-21 13:40:34特殊ポーズの追加方法も基本同じ。 「特殊ポーズを設定」からウィンドウ開いて、「ポーズを追加」から追加します。 ポーズファイルはFacerigのcfgを書いていた場合、Live2Dモデルインポート時に自動で作成されます。 が、それ用のフォルダを作って作成されたファイルを移動しないとダメです。 pic.twitter.com/oaz1A7p3kg
2020-11-21 13:52:07AnimazeEditorにLive2Dモデルをインポートすると、ここにモデル名のフォルダが作られます。 この中に「expressions」という名前のフォルダを作って、パラメーター名.exp3.jsonファイルを入れてください。 Facerig用のcfgを書いておくと、このファイルが自動作成されます。 pic.twitter.com/mgzhOmc0Ve
2020-11-21 14:12:10cfg書いてない場合や、9個目以降のポーズを追加するには、.exp.jsonを自分で書きます。拡張子が「.exp.json」であれば、別に名前はなんでもいいです。テキストエディタで作成してこの拡張子で保存してください。 自動作成されたファイルをコピーして編集してもOKです。 中身はこんな感じです。 pic.twitter.com/mAw4wr9WFR
2020-11-21 14:19:57{ "Parameters" : [ { "Blend" : "Add", "Id" : "パラメーター名", "Value" : パラメーターの値 } ], "Type" : "Live2D Expression" }
2020-11-21 14:20:38コピーして使ってください。 "Blend" : "Add" となってますが、これは加算を意味します。つまりパラメーターに、Valueの値を足すのですね。 なので、同一パラメーターに0.2と0.3のポーズを追加して、両方ともオンにすると、0.5に設定した時と同じになります。
2020-11-21 14:26:48ファイルを書いて保存したら、「expressions」フォルダに入れて、それを「特殊ポーズを設定」の所から追加してやればOKです。 あと、時間を切り替える: のところで、ポーズ変化の速さを調節できます。切り替えボタンで実際に確認してみましょう。 pic.twitter.com/gcdg1zP3YJ
2020-11-21 14:35:29他にAnimazeEditorで編集すべきところは、アイテムのスケール、フレンドリーな名前、説明、レンダーサイズ、カメラの位置とかですね。 pic.twitter.com/TAeoKNBVT4
2020-11-21 14:58:09アイテムのスケールや、カメラの位置を調節すれば、Animaze上でのモデル読み込み時にいちいち拡大したり、移動させたりする手間を省けます。カメラ位置変える時は、フリーカメラにしておきましょう。 pic.twitter.com/7CVs3Nn5Vy
2020-11-21 15:12:18フレンドリーな名前は、Animaze上でのモデル選択時に表示される名前です。 説明に何か書いておくと、モデル選択時に「情報」ボタンで見れます。 モデルの情報とか、アニメーションの内容とその順番とか、そういうのを書いておけばいいんじゃないでしょうか。
2020-11-21 15:18:58レンダーサイズは4096にしておきましょう。じゃないと表示がぼやけます。Live2Dモデルのインポート時は、2048に設定されてたりするので、要チェックです。
2020-11-21 15:20:37色々設定したら、左の階層パネルのモデルを右クリックして、設定を保存しておきましょう。 バンドル前に整合性も確認しておきましょう。 ちゃんとファイルが配置されてないとこうなります。 表示されたとおりにファイルを配置しましょう。 pic.twitter.com/R6uKf4YWdm
2020-11-21 15:27:20最後にバンドルで.Avatarファイルを書き出してAnimazeEditorでの作業は終わりです。 Animazeで.Avatarファイルをインポートしましょう。
2020-11-21 15:32:01Animazeでの、キー設定はここです。必要に応じて変えましょう。 アニメーションウインドウで項目にカーソルを合わせると、対応キーが見れる……はずなんですが、現在、Animazeの言語設定を日本語にしていると、キーが表示されない不具合があります。 pic.twitter.com/5W3npbrYfk
2020-11-21 15:48:29