三章 裁判

談葉道 彗恋 @tomosibisama_KS

「……？……えっ、…葉子サン！？」 視線の先を見て目を見張り

三日月 怜央 @aoyama_tomosibi

「…！(少し目を見開いて)」

来栖 未亜 @tmsb_mia

｢……｣(2人の方に顔を向けて)

灯美論破【続編：化け猫論破】 @OriR_tomosibi

植物園の女、――植物学者、音萩葉子。 書斎の男、――小説家、荻野葉太郎。 二人はそれぞれの部屋を訪れた客たちに、『自分たちは此処へ迷い込み、そして死んだ、超高校級の人間である』と話す者だった。

AMI @tkg_tms

｢あれは………(お二人を見て)｣

鈴ヶ家 鳴美 @naru_tomosibi

「……………」 二人を一瞥する

桐野江 朝輝 @Asahi_Tomosibi

｢...ふぅん｣(二人を見て)

灯美論破【続編：化け猫論破】 @OriR_tomosibi

荻野『今までなら、迷い込ませた人間は即座に殺していただろうに。如何してこんなことを始めたのか興味がわいたんでな。………暇潰しだ。見物しに来てやったぞ。』

灯美論破【続編：化け猫論破】 @OriR_tomosibi

女が体を小さく丸めて言う。 『…あ、アンタが何企んでこんなことしてんのか…暴いてやるのも良いかと思ってね』

灯美論破【続編：化け猫論破】 @OriR_tomosibi

二人を一瞥し、女将がひとつ頷く。

ナナモリ @bclcuarucskte

「…………」（神妙な面持ちで）

ものくろ @bakeneko_mono

「…そうですか。先日のように喧嘩をなさらないのなら、お好きにどうぞ。」

談葉道 彗恋 @tomosibisama_KS

「……、…」 何度も瞬き女将さんと二人を交互に見て

ものくろ @bakeneko_mono

「…それでは改めまして、わたくしから事件と規則についてお浚いを」

ものくろ @bakeneko_mono

「あの日の朝。大広間で超高校級のヴィラン、猫屋敷様と――腰越様の飼い犬であるカナ様。縁側では超高校級の天文学者、夜鷹織様がそれぞれ血に塗れて発見されました」

ものくろ @bakeneko_mono

「…この事件の犯人を暴ければ、黒の方のみを。暴けなければ、黒の方以外の皆様の、お命を頂戴いたします」

ものくろ @bakeneko_mono

「…では――進行の方はお任せ致します」

灯美論破【続編：化け猫論破】 @OriR_tomosibi

そういうと、女将はいつものように隅の席へと腰を下ろした。

八咫硝子 @yata_karako

「…。今回も始まってしまいましたね…」

鈴ヶ家 鳴美 @naru_tomosibi

「……。そうだな」

八咫硝子 @yata_karako

「皆さんが良ければいつもの様に私が仕切りますが、 …構いませんか？」

射止愛 万叶 @tmsbrnp

｢……はい、構いません｣

八咫硝子 @yata_karako

「………」(皆さんの反応を伺う様に周囲を見て)

来栖 未亜 @tmsb_mia

｢………｣(静かに話を聞いている)

談葉道 彗恋 @tomosibisama_KS

「……怪しそうになったら交代、すよね。……大丈夫だと…思うっす」