2020年11月25日

柳生十兵衛がやって来るヤァ！ヤァ！ヤァ！『第三話百手のマサ対悪夢堂轟轟丸』

これはアロハ天狗によるSFパルプアクション剣豪エンタメ・マーダーパンク小説「柳生十兵衛がやって来る　ヤァ！ヤァ！ヤァ！」のtwitter再放送ログです

カクヨム文学人が死ぬ柳生十兵衛 YYYYY Twitter小説ガトリングガン

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「外しても、奴への道はできる！ン時ャお前が突っ込んで奴を殺れ！」「…ッ！わかりました！」たみ子の胸部を覆うアーマー、その中心部のクリスタルが明滅し、周囲を囲むように示すインジケーター・ライトが全て点灯した。 24

2020-11-19 20:03:17

「チャージ完了ォ…真っすぐ…動くなよォ、あのドチンピラ…今だ！」たみ子の胸部プレートアーマーの中心クリスタルから、高出力レーザーが発射された。それはマサとたみ子が最初に出会った際に使った緊急マトリクスレーザーに良く似ているが、出力がそれとはケタ違いだ。 25

2020-11-19 20:08:14

レーザーは兵たちを貫通蒸発させながら、一直線に轟轟丸を狙って進む…が！紙一重！轟轟丸が直前でバイクを急加速させ、レーザーの狙いを躱した！「クソッ！マサ、プランBだ！奴まで真ッすぐ、タイマンならお前が勝てる！殺ってこい！」 26

2020-11-19 20:13:20

轟轟丸までの距離、数百メートル！たみ子のレーザーで人海に大穴が空いている。だが、それはすぐに埋まろうとしている。マサは駆け抜ける。左右から無貌の兵たちが釘バットや角材攻撃を繰り出すも、マサの防御を崩すことができない。たみ子が後ろからガトリング斉射で彼を援護する！ 27

2020-11-19 20:18:23

ガトリング流れ弾がマサにも向かうが、彼は難なくそれを弾き飛ばす！「たみ子さん！流れ弾ァ！」「チンピラ五千人とアーシの流れ弾一発じゃ、後のがラクだろ！グダグダ言わず走れ！」加速止まらず、走り抜け続ける！残り10m、バイク軍勢が再び結集して轟轟丸までの道を阻む人壁となる。 28

2020-11-19 20:23:21

「デェェェェェイ！」マサは加速の勢いのまま跳躍。人壁を飛び越え、バイクに跨る轟轟丸に斬りかかる！「俺とタイマンとは、良い度胸してるじゃねーか、コラ！」轟轟丸が釘バットを構える。「なまくらとは言え…釘バットごとき！」 29

2020-11-19 20:28:20

ガキィン。しかし、刃が当たる感覚は確かに剣戟のそれである。「なん…だ…コレ…！？」至近距離でそれを見たマサは気づいた。バットに打ち込まれているのは、釘ではなかった。全てが極小の日本刀、無数の刀身がバットに刺さっているのだ！ 30

2020-11-19 20:33:21

これは釘バットではない！鈍器にして剣、その名も剣属バットである！「ヒャハ！ハ！やるなテメー！名前は」「マサ！百手のマサ…ッスよ！」轟轟丸とマサの視線が合った。 31

2020-11-19 20:38:14

マサはその眼を見た時、奇妙な感覚に駆られた。この男と会うのは間違いなく今日が初めてだ。だが、その眼を見た時マサには何か通じるものを感じた。一瞬の逡巡を振り切り、激しい切り結びが始まる。周りの兵たちは手が出せない。 32

2020-11-19 20:43:21

一見互角の攻防。しかし、一対一に引きずり込んでの近接戦闘ではマサに分がある！轟轟丸の力任せの横薙ぎを弾き、その手から剣属バットを弾き飛ばす。「グッ…畜生！」轟轟丸が叫んだ。「トドメだ、マサ！」ガトリング乱射しながら、たみ子も叫ぶ。マサが刀を振りかぶった。 33

2020-11-19 20:48:19

(つづく)

2020-11-19 20:53:22

次話
『何が利休に起こったか』

まとめ

柳生十兵衛がやって来るヤァ！ヤァ！ヤァ！『何が利休に起こったか』これはアロハ天狗によるSFパルプアクション剣豪エンタメ・マーダーパンク小説「柳生十兵衛がやって来る　ヤァ！ヤァ！ヤァ！」のtwitter再放送ログです 973 pv

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