ボドゲ覚書 ヴォーパルス・ペーパーテイルズの変更点

上杉真人｜ボードゲームデザイナー @dbs_curry

内容については、基本的には日本で販売したヴォーパルス＋ヴィシャスそのままですが、一部のカードに調整が入っています。調整の内容はこちら。 nanamb.blog25.fc2.com/blog-entry-550… また、2人用バリアントを作り直したのと、インターフェイス面で若干の変更があります。

上杉真人｜ボードゲームデザイナー @dbs_curry

なお、ヴォーパルスからペーパーテイルズへの変更点と追加要素はすべて自分が設計したものです。1人用の新ルールと6〜7人用の追加コンポーネントは、出版社の希望で導入が決まりました。1人用の『リッチキングの軍勢』は多人数ゲームのソリティア化としてよいものになったので、ぜひお試しください。

上杉真人｜ボードゲームデザイナー @dbs_curry

ヴォーパルス/ペーパーテイルズではゲーム終了時の残金は得点にならないんだけど、これは「プレイヤーに小さすぎることを計算させたくない」から。ゲームが終わる寸前に「金のまま得点にするのと金を払って建物を作るのとどちらが得だろう？」というのをわざわざ計算させたくない（個人の考えです）。

上杉真人｜ボードゲームデザイナー @dbs_curry

一見奇妙ですが、ボードゲームを作っていると、どう考えてもゲームには不要だが高価なコンポーネントをなんとかして組み込むことを要求されるフェイズが存在するのです。

上杉真人｜ボードゲームデザイナー @dbs_curry

Welcome Back to the Dungeon は、ニンジャとネクロマンサーが僕のデザインで、バードとプリンセスがボウザのデザインです。一応、初期HPで区別できるようになっています。僕の分のキャラクターは、基本セットのものよりも逆転勝利しやすくなっていると思います。

上杉真人｜ボードゲームデザイナー @dbs_curry

当初は理解しやすくするために基本セットのアイテムの同型再版をいくつか組み込むつもりでしたが、ボウザの「それってチープじゃない？ :)」という一声ですべて新アイテムにしました。イエロからの要求も、わかりやすさよりは新規性をとのことだったので。