12月会話SSまとめ

十五 @togo_riz

こういう細かいドン引きポイント積み重ねて「なんか灼くんって思ってたんと違う。私たちD判定なのなんか理解出来ちゃった」って女の子と別れてそう。 女「なんだろ。優しいし顔かわいいし社会的地位もあるし普通に文句ないはずなんだけど…なんか価値観の相違が激しい。別れましょう」 灼「あ、はい」

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灼「爪のサイズ聞いたら女の子は不快な思いするなんて心理学の本にも載ってなかった気がするんだけどな…爪だよ？バストサイズや体重じゃないのにダメなの？」 炯「猫をレンジで温めてはいけませんって注意書き必要だと思うか？」 灼「いる訳ないじゃん」 炯「……」 灼「あ、そういう…？」

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灼「欲出すといつもこれだ…」 炯「まだバストサイズ聞いた方がそういうことに興味あるんだ？って喜ばれたかもな」 灼「バストサイズはどうでもいいんだけど爪のサイズは知りたいんだ…」 炯「知ってどうするんだ」 灼「いや、可愛いなぁって。分かんないかな？」 炯「分からないな…」 灼「そっか…」

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灼「誰も俺の性癖理解してくれない…父さん…俺孤独だよ……」 炯「すまん、理解してやれなくて」 灼「ううん、俺の方こそごめん。そうだよね、みんな図面とか設計図とか見取り図見て物を一から組み立ててく妄想してドキドキしたりはしないだよね……」 炯「いやそれはする。すごいする」 灼「炯…！」

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灼「人間見るといいなぁって思うパーツ沢山あるでしょ？目綺麗～とか手綺麗～とか」 炯「ああ」 灼「それを一旦全部分解するでしょ」 炯「?!」 灼「で、選りすぐりのパーツを繋ぎ合わせて作ったらどうなると思う?!想像するの楽しいでしょ?!」 炯「普通に怖い」 灼「こわい…？」 炯「うん、灼怖い」

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炯「灼、お前課長の爪ではなくて単に爪というパーツに興味あるだけだな？」 灼「うん？」 炯「課長に好意がある訳ではなく爪単品にがほしいと」 灼「いやでも剥がないよ？」 炯「愛しているから爪まで愛おしいという訳ではないのか…女の子達薄々そういうの感じ取ってしまったんだろうな…」

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灼「舞ちゃんにクリスマスプレゼント用意した？」 炯「当然」 灼「わかってないなー」 炯「は？」 灼「炯が早く帰ってあげることが一番のプレゼントでしょ。俺が仕事片しとく帰りなよ」 炯「灼ﾊﾟｲｾﾝ…!!」 入「いや帰り足なくなるだろ。俺やっとくからアンタも帰れよ」 灼「入江ﾊﾟｲｾﾝ…!!」

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灼「ここいい職場ですよね」 入「そースか？」 灼「育休とか取りやすそう」 廿「イグナトフ監視官が？」 灼「可能性あるでしょ？」 廿「いやー、取ってもいいんだがよぉ」 炯「いや、支障をきたすようなら別に…」 入「1日1回は写真送って欲しい」 炯「…赤ちゃんの？」 廿「見てぇんだよ…成長…」

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入「休んで構わねぇっつか休めよって感じなんだけど」 灼「俺も炯出勤しなくてもいいから毎日赤ちゃんの写真送ってほしい…」 炯「おい灼お前今俺居なくてもいいって言ったか？お前ら赤ん坊の可愛い写真あれば俺要らないっていうのか？泣くぞ？」 灼「違うよ！赤ちゃんと炯セットで愛でたいんだよ！」

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入「慎導監視官？」 灼「？！うわぁすみません！出て行きます！」 入「いや待て待て。なんで俺の部屋居るのかって疑問もあるが、まず俺が風呂上がりなの気にしなくていいから。ラブコメのヒロインじゃねーから」 灼「部下にセクハラしちゃった…」 入「アンタには俺が美少女にでも見えてのだろうか…」

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入「で、なんスか？監視官権限使って入ってくるなんて」 灼「…タを」 入「はい？」 灼「サンタを…しようかと…」 入「…年上のおっさんに？」 灼「我が子のように思ってるので…」 入「…」 灼「…」 入「( ﾟ∀ﾟ)･∵ﾌﾞﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊｯ!!ﾋｰ今年一番笑えたww」 灼「笑わないでください！」

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俺子どもは灼みたいな子がいいなむしろ灼いいな灼産めるように頑張ろうな舞子！って話してる炯舞見て「怖っ」ってなる灼と、俺子どもは炯みたいな子がいいんだよね気合いで産めない？って謎の根性論持ち出す灼に「あの人の遺伝子がどうやって紛れ込むの？」ってド正論で返すｶﾘﾅﾁｬﾝな灼カリ

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カ「頭いいはずなのにそういうところは気合いでなんとかなると思ってるの腹立たしいわね。生理も気合いで止められると思ってるでしょ」 灼「調整できないの？」 カ「出来ないわよ」 灼「やっぱりピル使わないとダメなんだ…でも副作用あるしあまり使いたくないよね」 カ「なんでそこは詳しいのよ」

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入「慎導監視官何聴いてるんスか？」 灼「落語です～」 廿「渋いな…で、演目は？」 灼「芝浜です」 入「芝浜…」 廿「芝浜…イグナトフ監視官また何かやらかしたか？」 灼「いえ別に。ただ財布隠したくなる様なことはありました」 入「でも結局懲りなそうだよな、あの人」 灼「そうなんですよね…」

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炯「灼、俺だけ除け者なのか」 灼「んん？」 炯「新年会俺だけ誘われてない…」 灼「だって炯誘ったら舞ちゃん1人になっちゃうでしょ」 炯「……」 灼「ちゃんと炯の所にも行くよ」 炯「ウチで、やろうか」 灼「執行官みんな連れて行けると思う？」 炯「……」 灼「炯💦その悲しそうな顔やめて💦」

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炯「舞子を公安に連れて行けば…？」 灼「いやいや一般人執行官の待機部屋に入れられないから許可下りないから」 炯「安心しろ、局長を脅…許可を得る」 灼「今不穏なこと言った！」 炯「頼めば黒も白に変えてくれるからな」 灼「局長を顎で使わない！」 炯「アイツ誘えば二つ返事だぞ」 灼「コラ！」