『花咲くいろは』の想い、アニメへ真心を込めて
- kitaokanagato
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俺はたぶん、『花咲くいろは』は胃もたれを起こしながらも、最後まで見るよ。小見川千明が出てるからな(笑)。背景をぎっちり描きこみ、キャラの線も多いあの窮屈な作品の中で、小見川の声だけが「引き算」なんだよね。そこだけ穴が空いて、風通しがよくなっている。
2011-04-12 21:34:41アニメでも、絵コンテにないカット、「こういう絵が必要」と追加されたカットがあるんだけど、それは「余分なカット」ではない。アニメというのは、基本的に足し算なんだと思う。しかし、編集時には引き算が発生しているはず。
2011-04-17 10:29:38センスがあろうがなかろうが、一生懸命につくっている作品が好きだから、『花咲くいろは』を見ている。正直、絵はギュウギュウに詰まりすぎていて暑苦しいが、誠意を感じる。『この花』は、広角気味で、抜けがいいんだけど、「頭いい」って感じがしてしまう。「頭悪くても一生懸命」のほうが好き。
2011-04-19 00:25:32『花咲くいろは』は、毎回がおせち料理。新学期、新キャラ、関西弁、ライバル旅館、三角関係、あだ名、青サギ、七色の道、入浴、回想、今回もぎっしり。
2011-04-25 00:38:20その人の思い込みで構わないから、作品の中に、どんな美しいものを発見したのか。どんな面白い見方をしているのか。僕は、そういう話を読みたい。
2011-05-05 02:04:40独り言だけど、『花咲くいろは』って、広角なのにギッシリだよね。望遠っぽい。全部が、つまっている。そこに思想があるよね、と俺はそう申しているわけで。
2011-05-15 04:20:02『花咲くいろは』第9話、やっと見られた。事態の収拾を「キスのてんぷら」でしめる構成、うまい。喜翆荘が、だんだんホワイトベースに見えてきた。
2011-05-31 10:02:33男女は、同じ乗り物にのると、親密になると言われる。『いろは』9話で、緒花はトオルのバイクに乗ったが、孝一はひとりで電車に乗っていた。オープニングでは、緒花とふたりで乗っているのに……。乗り物に注目すると、展開が予想できて、楽しいかもね。
2011-05-31 14:29:16『花咲くいろは』のOPで、花のフィックス→草(地面)の背動→水たまりナメ→旅館にトラックアップ→空へパンアップ→タイトル。ワンカットに見せて、実は割ってあると思うんだけど、この疾走感。ダサいロゴでも、ピタリと決まる。
2011-06-06 20:03:22緒花がベッドに寝ていて、そこへ民子が来て話すカットは、2人が同じサイズで入っている。構図も、ほぼシンメトリ。そうしないと、民子のセリフが裏付けられないから。構図には、文学的なバックボーンがある。
2011-06-06 21:06:13『花咲くいろは』は、ディテールひとつひとつは、「思いつき」に見えるのだが、組み合わせるとピターッとまとまって見える。それを「脚本の構成が上手いんだ」で片付けては、面白くない。
2011-06-13 23:26:38うーん、それは俺が思っていたとおりの事だな。「あざとさ」も含めてね。 RT @67hatch: .@HIROTA0315 どちらかと言えば、岡田麿里にはなんとなくあざとさを感じてるんだけど(笑)『花いろ』チームが熱くて、そこに岡田麿里もすっぽりハマるというか嬉し #hanairo
2011-06-14 01:30:27『花いろ』、明らかにレイアウトが見づらい。カットのつながりも。しかし、遜色なく面白い。「優れているから好き」というのは、あまり自分の中にはないのかも知れない。
2011-06-22 00:08:0380年代は、プロトタイプの時代であったから、優れた量産機が飛び回っている現在と比較しても、ほとんど意味がない。生産ラインに乗るのは、設計なりコストなりの折り合いがとれているからであって。
2011-06-22 00:21:10