エレン先生、『2001年宇宙の旅』を観る

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uroak_miku @Uroak_Miku

宇宙ステーション税関にて。画面右奥に地球があって、そこから放射線状に線が引かれている、そんな画面設計。この男性が地球からやって来たこと、旅の途中にこのステーションに立ち寄ったことが、この構図で一目でわかる。 pic.twitter.com/iwGZ1XhAZz

2020-12-09 21:18:35
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これ、エレベーターです。左はエレベーターガール。目線を乗客に送っています。 pic.twitter.com/IxnUx2Ha0v

2020-12-09 21:21:53
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男性の目線が次に向かう。 観客は「彼は今度は何に目線を送っているのだろう?」と好奇心をそそられる。 pic.twitter.com/ezsyoBkZam

2020-12-09 21:25:42
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ここですね。左の女性が、右の男性からのボールをしっかり受け止める。 pic.twitter.com/Y3RaHjkCG3

2020-12-09 21:27:52
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画面の中がすべてが完璧に計算されています。 pic.twitter.com/P8MplzVTD9

2020-12-09 21:28:55
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この映画って、目線で語ってくる。 pic.twitter.com/zQghjMfTKM

2020-12-09 21:30:23
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ちなみにこの映画、後半から目と目が合わなくなっていきます。完璧なるものが、次第に崩れ落ちていって、カオスに突っ走り、ラストで新秩序への予感で終わる…クーブリック映画の基本構造はみんなこれ。

2020-12-09 21:41:37