第十一回本物川小説大賞 中間ピックアップ5選

開催期間も半分を過ぎましたのでテコ入れです。TOP10入りはしてないけど、もっと読まれてほしい! という作品を個人的にピックアップしてみました。
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一田和樹 @K_Ichida

#第十一回本物川小説大賞 参加作品第2弾です。 『秘密のおばあちゃん』幸福な一家に隠された謎が解ける時、崩壊が始まる。 ショートショートのロシアンフック。よくある古典的な技ですが、うまく決まることを祈っています。 pic.twitter.com/wHSaS9ESn7

2020-12-06 14:37:42
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 一田和樹先生は著作も多数で、プロもプロという感じなので、非常にプロらしい手つきの、お手本のようなショートショートを投稿してくれています。
 最小手数で話を展開し、意外なオチをつける。これぞショートショートという感じ。
 たぶん、一田先生も「ちょっくらお手本を見せてやるか」というノリで投げ込んできたんじゃないでしょうか?
 なので、これは一般読者の方たちはもちろんなんですが、むしろ参加者のみなさんに「これがショートショートってやつですよ」というお手本として読んでもらいたいです。

きみたり/君足巳足 @kimiterary

小説なんてコミュ障がコミュ障向けに書いたもの読んで人の気持ちがわかったり優しい人になんかなるわけないじゃん馬鹿かよって思ってたわたしの優しくて素敵なコミュ強友人が異世界を救う話、を書くわたしの話(1/2) #第十一回本物川小説大賞 #ちょっとだけ実話 #Twitter小説 #百合 pic.twitter.com/bRnBHBF56f

2020-12-03 16:20:33
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きみたり/君足巳足 @kimiterary

つづき。おわり。(2/2) 企画の趣旨的に #拡散希望 でよろしくです。 pic.twitter.com/YV2B1pdD6g

2020-12-03 16:20:35
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 きみたりさんは、もうキャプションや冒頭で「一見さんお断り!」な雰囲気を出し過ぎてて読む気なくすんですけど、内容の面白さは保証しますので、騙されたと思って読んでみてください。
 ノリとしては「商店街の端っこにある地元の人くらいしか知らないし一見さんお断りムードめっちゃ出してるけど、めちゃくちゃおいしいパスタを出す知る人ぞ知る名店」みたいな感じです。

「3行で読者の興味を引きな!」というツイッタールールではなかなか伸びづらいんですけど、じんわりと心が温まる良作です。
 今回の「バズッたもん勝ち!」のルールでなければ、わたしは高評価をつけていました。

灰崎千尋 @GrisSlt

#第十一回本物川小説大賞 #Twitter小説 ※このお話はフィクションです。フィクションですったら。 「女ともだち」 (1/2) pic.twitter.com/FrS8tFiGbC

2020-12-01 20:05:51
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灰崎千尋 @GrisSlt

「女ともだち」 (2/2) pic.twitter.com/DblqL6yHzo

2020-12-01 20:05:54
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 ツイッターあるあるネタという感じです。ある程度以上の年齢の人は、たいてい誰でも似たような経験はあるものなので、共感して頂けるのではないかと思います。
 お話としては、とくに事件もなく地味な印象なのですが、そのなにも起こらなさがまたリアルで、現代的だなぁと、わたしは思いました。

狂った新八(ネルソン) @Schmittson

元カレと再会する話です、頑張って書いたので良かったら読んで。 「傲慢と偏見とラップ」 #第十一回本物川小説大賞 pic.twitter.com/OrOWDdz47i

2020-12-10 05:44:25
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 これもキャプションが不親切で伝わりにくいのですが「M性感の嬢のところに元カレのラッパーが客としてやってきて、唐突に始まる全裸ラップバトル!」という感じの、完全なバカ小説です。肩のちからを抜いて、わははと読める感じの良作です。

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