百年前新聞 1921年新春特集『今年の予想大会1921』

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【号外】アメリカで女性参政権、承認。テネシー州が憲法修正第19条を批准したことで、全米48州のうち4分の3の州が批准が成立。 ＝百年前新聞社 (1920/08/18) ▼女性参政権獲得運動家（サフラジェット）の勝利を伝える今日の新聞 pic.twitter.com/r5BMHUwegg

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百年前新聞社・社主 @laurusesq

@100nen_ よく見たら日本語が変だ笑

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【社主のニュース解説】《国際》 ついにアメリカで、女性参政権が認められました。女性参政権を認める憲法修正第19条の成立には、全米48州のうち、その4分の3にあたる36州の批准が必要でした。本日批准したテネシー州でちょうど36州に達し、これをもって成立が決定しました。 ▼憲法修正第19条 pic.twitter.com/x0topOkh0E

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【社主のニュース解説】《国際》 アメリカではじめて女性参政権が訴えられてから約50年。女性として初の大統領候補になったヴィクトリア・ウッドハル女史(81)や、人生を女性の権利拡張に捧げた故スーザン・アンソニー女史のように、多くの運動家が生まれました。 ▼女性参政権を求める行進（1912年） pic.twitter.com/3DnV8GLWRo

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【社主のニュース解説】《国際》 参政権を求める女性らは、ときにはホワイトハウスの前に立ち続け、大統領に無言の圧力をかけました。「無言の番兵」と揶揄され、道行く人から唾をかけられ、嘲笑され、時には逮捕されてでも、彼女たちは屈しませんでした。 ▼ホワイトハウス前の「無言の番兵」 pic.twitter.com/3kumKsNAAU

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【社主のニュース解説】《国際》 今日のテネシー州下院での採決では当初、賛成48対反対48の同数。しかし、女性参政権反対派のハリー・バーン議員(24)が、母親との約束で「賛成」に投票し、周囲を驚かせました。さらに議長が反対から賛成に票を転じ、50対46で議決されました。 ▼バーン議員の母親 pic.twitter.com/P2scV7xbG8

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【社主のニュース解説】《国際》 女性参政権が確定した今日、ワシントンの全米女性党本部に旗が掲げられました。これは各州が憲法修正を批准するたび、ひとつずつ星が縫いつけられたもの。テネシー州を加えた36の星は、これまでの長い戦いを象徴します。残りの州が批准するのも時間の問題でしょう。 pic.twitter.com/5tT3oaTVQx

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【今年の予想大会】《新春特集・昨年の答え合わせ》 〈第3問〉ドイツで大規模クーデタが起きる？ ドイツでは昨年、ヴェルサイユ条約に反対する勢力が、首都に突入。「カップ一揆」で一時、政権を奪いました。 正解は「首都ベルリンで起きる」。正解率16.8%でした。 twitter.com/100nen_/status…

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【号外】カップ一揆発生！ ドイツ首都ベルリンを右派が占拠。新政府樹立を宣言。ドイツ共和国は1年4か月で終了したことに。 ＝百年前新聞社 (1920/03/13) ▼ベルリンを占領するエアハルト海兵旅団。兵士たちは一様に、スワスティカ十字（鉤十字）をヘルメットに描いている。 pic.twitter.com/W3VSiZwjYA

2020-03-13 12:00:56

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【号外】カップ一揆発生！ ドイツ首都ベルリンを右派が占拠。新政府樹立を宣言。ドイツ共和国は1年4か月で終了したことに。 ＝百年前新聞社 (1920/03/13) ▼ベルリンを占領するエアハルト海兵旅団。兵士たちは一様に、スワスティカ十字（鉤十字）をヘルメットに描いている。 pic.twitter.com/W3VSiZwjYA

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【社主のニュース解説】《国際》 大変な事態です。本日、ドイツ政府が転覆。クーデタにより右派政府が誕生しました。ドイツ国家人民党のヴォルフガング・カップ地方総督(61)は、義勇軍（フライコール）とともに首都ベルリンに突入。本日早朝、政権の奪取に成功しました。 ▼現在のベルリン市内の様子 pic.twitter.com/lxSvhGePZR

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【社主のニュース解説】《国際》 カップ地方総督は、義勇軍（フライコール）エアハルト海兵旅団1万2000名の軍事力を背景に、ドイツ共和国の政府・議会を解散させました。同時にみずから宰相への就任を宣言し、ここに共和国は崩壊。ドイツ帝国が復興しました。 ▼エアハルト指揮官（写真中央左） pic.twitter.com/wqwJYinYnd

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【社主のニュース解説】《国際》 ドイツ帝国のカップ新宰相は、リュトヴィッツ防衛司令官(60)を国防大臣に任命し、新政府体制を築きました。これに対し、旧ドイツ共和国のエーベルト大統領(49)は、ベルリンを脱出し、シュトゥットガルトに逃げています。 関連記事： twitter.com/100nen_/status…

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速報◆9日、ドイツの右派政治家、ヴォルフガング・カップ(61)＝写真＝が、ヴェルサイユ条約の義勇軍の解散条項に反発。エーベルト大統領に条約撤回を要求する。しかし反対に、グスタフ・ノスケ国防大臣によって逮捕が命じられる。カップは何らかの策を講じる模様。 ＝百年前新聞社 (1920/03/09) pic.twitter.com/EAdRU0bspH

2020-03-09 20:30:56

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【社主のニュース解説】《国際》 復興したドイツ帝国新政府に対し、国家人民党のほか、経済界からも支持が集まっています。一方、共和国派のノスケ国防大臣(51)は、共和国軍に出動命令を下しました。急展開の政情から目が離せません。 ▼ベルリン・ブランデンブルク門占領中の帝国新政府軍 pic.twitter.com/7rW7705NF5

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【今年の予想大会】《新春特集・昨年の答え合わせ》 〈第4問〉シベリア出兵は続く？ 日本軍は、英仏米の撤兵後もシベリア出兵を続け、尼港事件を誘発しました。事件以降は縮小されましたが、完全撤退にはいたりません。 正解は「日本軍だけ続行する」。正解率78.0%でした。 twitter.com/100nen_/status…

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【社主のニュース解説】《国際》 また、シベリア出兵を漫然と継続することで、日本は中国東北部・満州地域への野心を疑われており、アメリカから強い不信感も買っています。日米関係が急速に悪化している現状において、今日の「白軍」崩壊を機に、日本政府は新しい判断を迫られることとなりそうです。

2020-11-16 21:30:56

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【号外】「赤軍」がクリミア半島から「白軍」を駆逐し、ソヴィエト政権を樹立。十月革命以来3年におよぶロシア内戦が終結する。 ＝百年前新聞社 (1920/11/16) 関連記事： twitter.com/100nen_/status…

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【緊急号外】ついにロシア十月革命なる！ ソヴィエト・ロシア軍事革命委員会が、臨時政府打倒を宣言！ 11月7日（ユリウス暦10月25日）午前10時。 ＝百年前新聞社 (1917/11/07) ▼冬宮を取り囲む蜂起軍の兵士ら pic.twitter.com/2RzFGd7JpR

2017-11-07 10:00:31

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【社主のニュース解説】《国際》 長きにわたったロシア内戦が終結しました。3年前の十月革命で臨時政府が倒れて以来、ソヴィエトを標榜する「赤軍」と反革命を掲げる「白軍」は各地で戦闘。本日クリミア半島に立てこもる最後の白軍は、抵抗むなしく崩壊しました。 関連記事： twitter.com/100nen_/status…

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速報◆7日、ロシアの元軍司令官、アレクセイ・カレージン(56)が、ボリシェヴィキによる権力奪取は違法であると断罪し、反革命の立場から「白軍」を結成する。赤軍と白軍の対立が始まる。 ＝百年前新聞社 (1917/11/07)

2017-11-07 20:00:07

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【社主のニュース解説】《国際》 ロシアの反革命「白軍」を率いたのは、コルチャーク提督、デニーキン将軍(47)、ユデーニチ将軍(58)といった旧ロシア帝国の軍人や、セミョーノフ統領(30)のような一部のコサックなどでした。しかし、彼らは決して一枚岩ではなく、連携を欠いていたことは否めません。

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【社主のニュース解説】《国際》 一方、ソヴィエト側の「赤軍」は、ロシア共産党の後ろ盾のもと、各地で強力に攻勢をかけつづけてきました。社会主義革命の波及を恐れる連合各国は「白軍」を支援しましたが、それでも「白軍」は次々に壊滅。最後の部隊がクリミア半島に残るのみとなっていました。

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【社主のニュース解説】《国際》 最後の「白軍」を率いたヴラーンゲリ将軍(42)はクリミア半島で戦いましたが、「赤軍」の大規模攻勢の前に、すでに戦線を離脱し、オスマン帝国へ亡命しています。セヴァストポリ軍港も占領された今、社会主義革命の波はロシア全土を覆い尽くしたといえるでしょう。

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【社主のニュース解説】《国際》 こうしたなか、これまで「白軍」を支援してきた日本政府の対応も問われます。連合各国は、ロシア内戦に乗じて干渉戦争をおこない、日本も「シベリア出兵」で奥地にまで軍を派遣してきました。しかしすでに列国が撤兵するなか、日本だけが駐兵を継続しています。

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【社主のニュース解説】《国際》 戦争目的もあいまいなまま、シベリア出兵を続ける日本政府には、国内外からの強い反発があります。特に国内では、多くの日本人が犠牲になった「尼港事件」について政府が責任逃れをしたため、世論は失望しています。 関連記事： twitter.com/100nen_/status…

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【社主のニュース解説】《政治》 ニコラエフスク（尼港）事件の報に際し、各地で追悼集会が開かれています。特に犠牲者遺族からは、「名誉の戦死ではなく無駄死にであった」「今さらになって不可抗力とは何ごとだ」「政府に見殺しにされた」など、猛烈な政府批判。論戦は来月の国会に持ち越されます。

2020-06-03 22:15:55