カオスラウンジ問題についての、カオスラウンジ主催当人を中心とした各種論争7
カオス*ラウンジは魅力だけでやってて論理が抜け落ちてるから非難されているというのにな…… まぁ仕方ないか。カオス*ラウンジの魅力は「クールさ」で、その実態は「わけのわからなさ」と「固定観念を打破する非現実的表現」っぽいからなぁ。説明できなくてルールを破るだけの悪目立ち集団かな。
2011-07-09 11:46:00どんなことでもそうだと思うんだけど、一番リスクを負っている利害当事者こそ最も熱心に問題解決に向かうべきではないでしょうかね。だからあんまりpixivにお世話になってない身としては、まだ動くきっかけが掴めないでいます。運営や利用者や関係者が動く段階なんじゃないかな。
2011-07-17 14:52:45もちろん回り回って現代アートの信用が損なわれるのはまずいので、そのための予防線は着々と張りつつ、将来予想されるダメージに備えて回復力を高める準備はしておきます。その上で予想される損害をできるだけ軽くするべく周囲に警告を発し、現代アートの誠実さをアピールしておく必要もあるでしょう。
2011-07-17 14:58:10とは言っても、内部ですら存在感がないのに外部に対して何か行動を起こしてもノイズ扱いされてしまうだけ。ですからまず、内部向けに「誠実で説得力のある振る舞い」を提案することになるでしょう。まぁ、今はそのさらに前の、まず説明する、という段階なんですけどね。
2011-07-17 15:03:10ブログ更新。チーム理論武装、活動1「誠実で説得的な振る舞い」の基礎(その1) / http://t.co/OlxSGXw / なんかこう、活動4くらいまで進まないと役に立たないっぽい進め方になってしまった。
2011-07-17 22:21:03あ、チーム理論武装は現代アート関係者向けの「誠実で説得的な振る舞い」を提案していくものです。でも広く応用できる内容にもなりそうなので「アートにはあんまり興味が……」という方も是非。
2011-07-17 22:23:33黒瀬さんが何か勘違いしているのはもはやいつものことだけど、一応指摘しておくと、梅ラボ作品のテーマが震災であることは妥当だろうから誰も批判しないだけ。でも震災以外の点で問題だからそこを批判される。テストで一問正解したからって、その科目に合格できるわけじゃない。
2011-07-18 08:47:05むしろ他の問題を持ち出されたときに震災以外の正当性を主張できないというのは作品の質が低くローコンテクストなだけ。創意工夫が足りないならテーマが良くても作品や作家は不合格でしょう。それなのに他の部分の正当性を示せず震災のことでごまかすから、震災を口実に言い逃れしてるように見える。
2011-07-18 08:52:49表現面の正当性を判断するには作品を直に見て判断するのが一番だけど、所有者は「一般公開しない」と決めてる。これをどうにかするよりも、次回展覧会用の作品で「震災をテーマにしたこと以外の梅ラボの魅力」を語るべく制作に励む方がクリエイティブなんじゃないかなぁ。
2011-07-18 08:56:56僕は単純に、ある作品を「震災」というひとつの文脈でしか語れないことは内容が貧しいと思う。梅ラボ作品には震災以外の要素も多くあって、そこも十分に語れるのに、どうして黒瀬さんはそっちの話題に応じないのかな。ホントに凄いなら売り込むチャンスじゃない。色々魅力あるんですよ、って。不思議。
2011-07-18 09:00:12【現代アート・1】作品に対して「それが何故アートか」を熱心に説く人が現れ、議論を尽くしていくうちに賛同者を生み出し、作品自体にも魅力があり、アートに対して知見ある人達のうち一定数が「これはアートだ」と認定し、アート界に受け入れられ、浸透したものが「現代アート作品」と看做される。
2011-07-19 22:31:04【現代アート・2】この場合、どのような議論が為されるのか、現代アートに対する知見とは何か、がポイント。基準は西洋哲学を基礎とする西洋的価値観と西洋美術史、そして西洋の現代性、同時代性が主軸となる。普遍的なテーマもあればタイムリーな要素もあり、「人を引き付ける何らかの魅力」も必要。
2011-07-19 22:31:31【現代アート・3】魅力の種類は様々で、見てすぐわかる魅力だけでなくじっくり観賞して初めて発見できる魅力もあれば、議論によってようやく浮かび上がってくる魅力もある。感覚で味わうものばかりでなく、思考、発想、理論や計算によって生じる快感も魅力のうちに入る。
2011-07-19 22:31:48【現代アート・4】判断基準が西洋偏重である以上、西洋以外の場所から現代アートを立ち上げる際には「西洋からどう見えるか」を強く意識することが絶対条件になる。とはいえ西洋に屈することはなく、むしろ「徐々に自分達を認めさせていくプロセス」として一旦西洋的視点を受け止めるべき。
2011-07-19 22:32:04【現代アート・5】実は西洋は今文化的にかなり深刻に行き詰っていて、外部からの刺激を取り込むことで再生を図ろうとしている。「周辺のエネルギーを中央に引き入れる」典型的なパターンだが、逆にこれを「文化を売り込むチャンス」と思って積極的に利用してしまう方が建設的ではないだろうか。
2011-07-19 22:32:24【現代アート・6】「そんな連中の都合に乗せられる必要はない。自分達は自分達がいいと思うものを作り続ければ良いのだ」という考えで作っていても、現代アートでは拒否されるだけ。それよりも「西洋好み」の作品を提供して喜ばせ、認めさせてから満を持して「良いと思うもの」を打ち出す戦略が良い。
2011-07-19 22:32:59【現代アート・7】現代アートを通じて西洋以外の価値観を西洋に流し込み、現在の西洋中心主義的な現代アートの流れを少しずつでも変えていくことで、現代アートコレクターに多い多国籍企業の重役や先進国の権力者などの価値観にも影響を与え、長期的に現在の西洋偏重主義を是正することも可能だろう。
2011-07-19 22:33:50【現代アート・8】主義主張に興味がない人も「自分が良いと思うものを広めたい」とか「自分がやりたいことをやり続けたい」とか「この伝統を守ってもらいたい」などと思うだろう。そのために資金が必要ならそれを得るための手段として、現代アートを視野に入れても良いのではないだろうか。
2011-07-19 22:34:18【現代アート・9】現代アートは一旦世界で認められてしまえば相当な収入が見込める。もちろんそれまでが辛いだろうしその後も世界中のアーティストとのシビアな戦いは延々と続いていく。決して楽な道ではないが、今先細りする一方の日本国内で生き残りを画策するよりは、余程未来が開けていると思う。
2011-07-19 22:34:39【現代アート・10】文化的にも経済的にも政治的にも、現代アートは機能する。現代日本に選り好みしている余裕はない。さっさと取り組んでノウハウを蓄積し、国内に「国際アートへとつながる場」を用意し広げてしまうべきだ。ワールドカップとJリーグのような、国際アートと国内アートの関係が必要。
2011-07-19 22:34:57【現代アート・11】基準が西洋哲学なのでとっつきにくいかもしれないが、だからこそ国内リーグで鍛えて国際的なスターを生み出す環境がまず必要だろう。身につけるべき知識や考え方を周知しつつ、作品を発表し議論、説得、説明する場を活性化させることで場は盛り上がり、アーティストは鍛えられる。
2011-07-19 22:35:13【現代アート・12】幸いオタク文化、キャラクター文化は世界的に広まり定着しつつある。今キャラクターを使った現代アートをしっかり売り込む体制ができれば参入者は大幅に見込めるのではないだろうか。システムやプロセス、作品を魅力ある現代アートにしていく方法を磨き合う場があれば十分いける。
2011-07-19 22:35:31【現代アート・13】ところで今pixivの現代アートが話題になっているが、あれが実際現代アートなのかというと、ポテンシャルとして「アート性」を秘めてはいると思う。だがそれを引き出すための議論や説明や説得はまず為されないだろうし、画像をupしている人達にとってそんなことは関係ない。
2011-07-19 22:35:48