数十キロ離れた場所で失踪した愛犬を3年かけて執念で見つけ出しロンハーばりの保護作戦を決行した人 #激レアさん

ミチが発見できないまま5カ月目、協力してくれていた従兄弟から「ミチっぽい犬が道路をふらふら歩いてる！ 捕まえられなかったけど写真撮れた！」と連絡があり、見るとだいぶ痩せてしまったがミチの特徴である逆Ｊの形の尻尾が確認できた。

ミチが目撃された付近に捜索範囲を絞ったタカヨさんは、そこで謎の力を持つ卓球の先生ゲンマさんに出会う。ゲンマさんは「川の向こうを探すといい、波動を感じる」といい、怪しいなと思いながらもタカヨさんが川に行ってみると、なんと向こう岸の草むらからミチが顔を出した。8カ月ぶりの対面にタカヨさんはミチの名前を叫んだがミチは草むらの奥に消えて行ってしまった。

愛犬ミチを捕まえられないまま2年半、捜索ビラを見たという占い師を名乗る人から「残念だけどミチはもう死んでいるよ」と言われ、タカヨさんはもう捜索を断念しようかとゲンマさんに相談に行くと「大丈夫…まだ…ミチの波動を感じる」と言われ、もう少しがんばることに。

さらに3カ月後、ゲンマさんが麻雀帰りに夜道を歩いていると今までにないほどのミチの波動をキャッチした。「ミチはこの辺にいる！」とゲンマさんが断言する場所に餌と監視カメラを設置させてもらうと、餌を食べにくるフラフラのミチが映っていた。「やっぱり生きてた、捕まえてあげなきゃ」と決意したタカヨさんは1カ月かけて餌付けし保護作戦に備えた。