「新しい公共」に関するフォーラム twitter実況
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松岡「いつつめ。バーチャルとリアルの公共を両方考えなければならない。これこそ21世紀の日本に重要。twitterやblogには何かの文化性が生まれつつあるはずだ #220425ncps #newpub
2010-04-25 13:26:23(松岡要点) "近所"という事に注目していて、"近所"が電子社会では造りにくい点。新しい資本主義や新しい公共は一対であり、繋がっている。グローバルはグローバル、ローカルはローカルであるとのデュアルスタンダードである。マネタリーとボランタリーの融合。 #newpub
2010-04-25 13:26:37松岡さん「日本は元々無文字社会。そこに漢字というグローバルスタンダードが入った。でも、中国読みを使わず自分たちの言語とデュアルに使うようになった。」 #220425ncps
2010-04-25 13:28:08松岡「では内容的には、外来物に対してどう対応したか。儒教は五常としてパブリックに据えた。仏教は、花文綾として国家のストラテジーに据えた。日本は真似るのです。 #220425ncps #newpub
2010-04-25 13:29:42松岡さん「同時にグローバルグッドネス、公共善としての儒教、コスモロジーとしての仏教も入ってきた。それを日本的なスタイルに翻訳していった。東大寺の開眼式など。国家型プロジェクト。しかし民間の人が草の根で善知識ネットワークを作ってそれを助けた」 #220425ncps
2010-04-25 13:31:54松岡「しかし中世になると、荘園制が生まれ、土地の私有という概念が誕生した。つまりエンクロージャーだ。( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:32:49松岡「土地・収益・使役という利益をどう組み合わせていくか、という価値観に変わった。世界と同じ流れになる。しかしそのころでさえ、新しい公共が生まれつつ会った。( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:33:41松岡「網野善彦が提唱した、縁・無縁など。ナラティブに組み合わされていった互助関係があった( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:34:17松岡「コミュニティで語っていく情報の社会と、荘園制的な大きな社会が両立していった。その中で生まれたのが「座」である。行基がつくったのは「結」だったが、「座」へ。( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:35:21松岡さん「中世になると律令国家が崩壊し、土地の私有(荘園制)に。ここから世界の歴史と同じ資本主義的歩みに。しかしその中で、縁、山椒などコミュニティがつくられて両立していった。そこに結や座といった利益と負担のシェアの仕組みができていった。」 #220425ncps
2010-04-25 13:35:55「結」という仕組み。「座」公共独占プロジェクト。楽市楽座。 (#220425ncps live at http://ustre.am/ggFe )
2010-04-25 13:36:11松岡「座とは、品種に対する独占経済であった。だから織田信長は楽市楽座を敷いたのだが・・・。経済的な言葉ではそうなのだが、一方で、利休のように茶のサロンで価値の交換がなされた( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:36:30松岡「ヨーロッパでもそうだ。最初から市場化されないで閉じたサロンの中で重視される商品が、市場化したときに、大きな価値をもつ。このダブルスタンダード( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:37:14松岡「そして近世に「講」。お茶はいまでも、講の組織で作られている。結・座が組み合わされて、目的型の組織が生まれた。( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:38:24(松岡要点)バーチャルとリアルを分けて考えないということ。歴史における万葉仮名や仏教文化を引用して、日本のデュアルスタンダードを説明、これは国家プロジェクトという点。また中世では"座"と"茶"を引用したダブルスタンダード面があるという指摘。 #newpub
2010-04-25 13:39:33松岡「そして「連」。つまりテーマコミュニティである。また「社」これは利益を捉えていく組織。さらには「組」。江戸初期には結・座・講・連・社・組。多様な組織形態があった( #220425ncps live at http://ustre.am/ggFe ) #newpub
2010-04-25 13:39:38松岡さん「楽市楽座的な資本主義的な座と、閉じたコミュニティとしての座が両立。そこから講が芽生えた。講は目的別短期型プロジェクト。結、講、座が組み合わさる多様な社会。さらにメンバーシップや組織のあり方としての連、舎、組。」 #220425ncps
2010-04-25 13:39:39松岡正剛:「講」と「連」と「社(中)」「組」とい多様な「公の担い手集団」が近世(江戸時代)に生まれた。 #220425ncps
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