方丈の海2021プロジェクト『方丈の海』感想まとめ

一介一衛門 @TakaKawara

→生きていく麒麟を、既に生きてはいないけどその場所には確かに居て、在るコロスが見守っているよう。理不尽で厳しい状況を描いているのに、大袈裟だけど恩寵の光がさしているように思え、適切な言葉ではないと思うけど、優しさに溢れていて、とても美しい場面だった。→

一介一衛門 @TakaKawara

→カイコーが本当の名前を取り戻した後、小桜双三、小節咲郎との場面。仏壇を背負った小節から発せられた言葉は、既に生きてはいない存在が小節を通して発したもののようにも感じられた。「殺しちゃダメだ」という言葉には、「人間らしく生きよ」という願いまで込められているようで重く響いた。→

一介一衛門 @TakaKawara

→小節の背負う仏壇に手を合わせる場面が何度かあった。手を合わせるという具体的な行為にだけでなく、生き続ける者は生きていない存在を思い、コロスがそうであったように、生きていない存在は生き続ける者達を見守ってくれていると感じられ、見守ってくれよという祈りがそここに感じられた。→

一介一衛門 @TakaKawara

→渡部ギュウさんの挨拶文を再読。力みかえることないけど、東北出身でもなく被災経験も無い自分は、この熱量に応えられるように『方丈の海』の上演を楽しみ、「全想像力」を持って「疑似体験」できたか心許ない。でも、観劇後、何か熱いものが確かに残った、自分にとってとてつもない観劇体験だった。

植竹 明彦 @auetaque

千賀ゆう子さん企画でOCT/PASS のリーディング 『方丈の海』 を聴き行き、これは劇を観なければと思った。けれど、それからもうずいぶんと経ってしまった。一度も東北に行ってはいない。観劇に何を求めているのか、わからなくなってもいる。

植竹 明彦 @auetaque

久しぶりの劇場、前に広がる光景は黙示録の世界みたいだけれど、そこで動く人たちに明るさや喜びもあって、この力はどこから生まれてきているのだろうかと。それはかなり眩しいものだった。 #方丈の海

植竹 明彦 @auetaque

劇は想像の創りもので、でも、物語の中には生きた活動があって、それが現実を成しているのだろう。役者が本物で、こちらが儚い泡つぶのようで居るかのよう。良い舞台を目にして教えてもらうのは、近ごろ無残で有り難い感覚ばかりなんだ。 #方丈の海

植竹 明彦 @auetaque

虹に出会すと、契約って言葉がうかぶ。何か約束したくなるのですよ。 だからという訳ではないけれど、 #方丈の海 をみてきました。 pic.twitter.com/T5IfybOGRR

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村岡佳奈 @muraokakana

「方丈の海」を見て、感想がなかなか書けなくて、まだ書き切れないけれど、今出せる限りの言葉をひとまず並べてみる。 pic.twitter.com/HveUC1dlg3

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cohatajunco @COHATAJUNCO

＃方丈の海 楽日を観ました。『方丈の海』という1人のひと、ひとつの生命体を視ていたのかなと思い返しています。登場人物たちそれぞれの気持ち、対立しているようでも、どちらの気持ちもそれぞれが持っているのではないか。

長餅透 @nagamochiiii

@yokomako この赤い枠が歪む演出は素晴らしい舞台演出でしたね 心が掻きむしられました

徳永京子 @k_tokunaga

半月前に観た『方丈の海』、とても良かった。東日本大震災が題材で、初演は'12年、戯曲を書いた石川裕人氏はその直後に亡くなっているそう。再々演の今回はキャストもかなり変わっていると思われるが、出自がバラバラの出演者が全員、１本のロープの上に等しい緊張感で立っていると強く感じた。

徳永京子 @k_tokunaga

演出の渡部ギュウ氏による当パンの文章にもハッとさせられる。「豊かな縄文時代、朝廷側と堂々渡り合ったエミシ時代、黄金の藤原三代、そして戦国奥州の覇者伊達時代（略）、東北人にコンプレックスを植え付けたのは誰だろう」。恥ずかしながら東北の歴史をその側面から考えたことがなかった。

徳永京子 @k_tokunaga

カーテンコールでも「東北は明るいです。遊びに来てください」と。私の「東北＝被害者」の単色フィルターは、主に複数の演劇作品によって補強されてきたけど、自分では“知った”つもりが“信じ込む”にすり替わっていたのだと思う。豊かな東北を描いた演劇も観ていたのに。