- posechip_su
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スティーブンユニバースは明るく楽しい世界だけど、やっぱりその中心にいた人の不在が物語のテーマにずっとあって、時々そこに向き合う回があるんだけど結局どうしようもできないんだよね
2021-01-27 23:39:23めちゃくちゃ感動したシーン思い出した 「スリージェムズ&ベビー」でパールが立ち上がってやかんを火にかけるシーンがなんだかやたら丁寧に描かれてて気になったんだけど、外が吹雪だからグレッグにお茶を淹れてあげるためのお湯なんですよね
2021-01-27 23:41:54あのパールさんがグレッグにお茶を!ていうのもあるし、まじで人間に興味無かったパールが、寒さを感じないし飲み食いという行為も理解できないひとが、それをしてるのすごくない? ただのやさしさじゃん…
2021-01-27 23:42:14これを幕間にサラッと描くスティーブンユニバース本当に信頼できる パールのこの行為について特に何も言及されないんだけど、「ミスター・グレッグ」の後でゆっくり確実に彼らの関係性が変化してることをそういう風に描くんですよね〜〜〜
2021-01-27 23:42:31あと取り出したティーバッグをアメジストにあげるのも小憎いよね(アメジストがティーバッグ食べるの好きって言ってたのをちゃんと回収してる…)
2021-01-27 23:42:50カートゥーンアニメって箱庭みたいな世界のなかで絶対に歳を取らないキャラクターたちがいろんな組み合わせからストーリーを作るものだと思ってたんだけど、スティーブンユニバースはちゃんと時間が流れるし成長する そこが最初とても意外だったかも
2021-01-27 23:59:53主人公スティーブンが成長してできることの幅が広がっていくのがイコール物語の広がりになってる でも何より登場キャラクターたちの関係性もゆっくり変化していくところがめちゃくちゃいいな〜と思う
2021-01-28 00:00:42パールとグレッグみたいにお互い絶対にわかり合えないと思っていたひとたちが、お茶を淹れてあげるみたいなやり方でお互いのことを思いやれるようになっていったりとか、喧嘩しても10分1話のなかで解決させずに、相手を許せないでいることに葛藤し続けたりとか
2021-01-28 00:01:00「パパの倉庫」見返してたらものすごくSUらしさが詰まった良い回じゃん…てなった 「もういない」ことにどう折り合いをつけていくのかという話だし、あっみんな実はまだ生々しい喪失感から抜け出せてなかったんだな…ってわかる回
2021-01-28 00:02:31そもそも何度も観たビデオに日常生活が疎かになるくらいハマるって完全に現実逃避だし、そこから抜け出すにはローズがいない現実に向き合わなきゃいけないってことなんだよね
2021-01-28 00:02:46いつもふざけてるアメジストが「あたしを置いてくのか?いつもあたしと一緒にいてくれた彼女を奪ったのはお前じゃないか!」って言うのもけっこう衝撃だった そういう風に感情を剥き出しにするキャラクターじゃないと思ってたから
2021-01-28 00:03:35ローズの姿に変身したアメジストをグレッグが直視できないのもまだ全然生傷なんだな〜と思うし、その場面を目撃してしまうスティーブンにとっては母親の姿を見ることすら初めてなんだよね もういないひとが中心の話なんだってこのへんからわかってきたと思う
2021-01-28 00:03:57この話に10分でオチをつけないのが誠実だなと思う 思い出が詰まっているであろう倉庫を片付けてもすべてが解決するわけじゃないし、どうしようもないこともあるよねって終わり方で、実際にそうだもんね
2021-01-28 00:04:50「片付けるのって難しいよね。思い出が詰まってる大切なものだから捨てる気になれないんでしょ。でもそれじゃダメだ、だってここはもう満杯なんだよ!」倉庫の片付けをしようって回だけど、ストレートに遺されたひとたちの話なんだよな
2021-01-28 00:05:51