魔法つかいプリキュア 気合い入れて感想＆考察

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真面目なのに補習を回避する手段を探したのではない。真面目にやっても落ちた上に、このままでは補習も落とす可能性が高いと見て、無茶なことをしてでも回避手段を探したのだ。時系列というものを考えよう

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今日の課題は、紙の蝶を捕まえる。行動力がテーマだ。みらいが率先して行動し、早速ターゲット発見。紙でできていても蝶、花が好きらしい――というリコの裏付けが再現性を生む。そして今度は、紙の蝶なら本が好きだろうと、みらいが図書館に向かう。いい感じに協力できている

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紙の蝶を追いかけて道に迷ったみらいを、リコが捜しに行く。やっぱりリコはみらいを助けに来てくれる。この不安から解放された表情、見逃してはならないところだ pic.twitter.com/GRL3AW7Ddp

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5話では、作中で初めてみらいが魔法を成功させる。物語外で練習していたのかは、おそらくNO。リコなら自分で教えるのは避ける。魔法の知識や魔法文字ならリコにも教えられるし、実際そうしたのだろう

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あっさりと追い抜かれたリコは不機嫌になり、みらいとケンカになる。ここまでの話でわかる通り、みらいは優しいだけじゃなくて結構強気な方。言う時は言う pic.twitter.com/blF0cjrq1A

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みらいから見て、魔法は珍しくて楽しいもの。けれど、リコにとっては学ばなければならないもの。それぞれ魔法界とナシマホウ界で育った2人にとって、魔法がどういう物なのか――その違いが明確に示される。以降も含め、この物語における考え方の相違は、大半が出自によるものだ。7,11,16話などが該当する

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現れたバッティに対してこの台詞。こういう時に声が揃うのは様式美である pic.twitter.com/ZmKJAY9Ssf

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初代は見てないが、8話の噂は聞いている。初代8話を思わせる場面がこれだったとも。やはり、互いに呼び捨てが最も相棒感が出る pic.twitter.com/NzNQEPJHd3

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スタンダードな魔法の授業が行われる6話。リコの姉、リズが初登場する家族エピソードも兼ねている。 みらいには才能に加えて、前回見せた思考力もある。冷静に考えれば、主人公かつ異世界キュアという2つのプラス補正を持っている。そりゃ優秀なわけだ

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逆に、リコは姉へのプレッシャーか失敗を繰り返す。一家に代々伝わるリンクルストーンを譲られ、流れ星の祝福を受けた杖を持っている。けれどなぜか魔法の実技ができない。劣等感ばかりが積み重なっていたことが描き出される

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生まれ育った世界に加え、ここでは1人っ子と姉持ちという点でも、みらリコの違いが描かれる。みらいが下手を打てばまたケンカするところだった

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プリキュアだって姉の方が……というリコの言葉を、みらいが全力で否定する。この"出会えた"ってところにも意味を感じる。BGM「友情は魔法」を聴くとこのシーンを連想する、というくらいの名場面だ pic.twitter.com/TS20HrpKXq

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ただ単に運命に引き寄せられたというだけでもいい。咲舞がそうだったように、友達になるのに理由などいらないという考えでもいい。あるいは、百合文脈を持ち込んで「恋に落ちた」でもいい。今後も含めて、主役達の関係は百合（ガールズラブ）として見る方がむしろ筋が通るかもしれない pic.twitter.com/5q0casajPq

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それでも納得できない人のためにあえて理由を挙げるなら「ここまで何度も助けてもらったから」。みらいの目には、リコはヒーローのように映っていることだろう。 これだけあれば、納得いく解釈のひとつくらいは見つかるだろう。そういうことにしておけばOKだ pic.twitter.com/CMhA5nqhmX

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この話でもうひとつ注目は、一般的な魔法界の魔法は戦闘に使うものではないことが示された。魔法界は平和だから、魔法は戦闘に使う物では無いということだ。他作品の異世界のように、魔法界が物語上で敵組織によって壊滅した世界という設定にするとこの部分に無理が出る

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春映画はミュージカル。これについては、コメントしたい箇所をピンポイントで扱うだけに留める。 プリンセスも1話だけは視聴済みだが、だからこそ思う。はるかに顔面キャッチを食らわせるとは、やはりモフルンはただ者ではない pic.twitter.com/KShHUp16n5

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ルルンの大泣き声にびっくり、しても顔が崩れないのはさすがミラクル。主人公にしては珍しいくらいにギャグ顔をしないのが、みらい/ミラクルだ。持ち前の美少女イメージを強めるのに、大きな役を買っている要素と言える pic.twitter.com/rajmDsk1vJ

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顔芸を見せないといえば、ここのムーンライトに注目。ちゃっかり画面外に逃れている。ハートキャッチを見ていなくても、このお姉さんがギャグ要員でないことくらいはわかる pic.twitter.com/bWt6rEcdDP

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本編の敵があまり強くないこともあり、魔法つかい組が変身を解除されるのは数少ない。みらリコは実年齢より子供っぽく描かれているからか、この時の痛そうな表情が強く印象に残る pic.twitter.com/rlO8gThaD5

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こちらはラスト、みんなで花見の場面より。みらリコが魔法つかいだと先輩達に知れ渡り、2人はみんなの注目の的に。落ち着かせる側に回ったマナは押し退けられる。 このスクショには入っていないが、ありすがマナをどかす側に回っている。チームメイトにもかかわらず、一体どういうことだ？ pic.twitter.com/BAHbxaQe8F

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人魚の里を訪れる7話。この話で重要なポイントは、人魚の子供達と話す場面だ。この子達は、海の外を見たことがないという。外の人達ってどれくらい意地悪かわからない……らしい pic.twitter.com/9pafNMnuKn

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そんな子供達に、外の世界に飛び出した感想を語る。みらいは「怖くなんかない、もうワクワクもんだったよ！」、リコは「そりゃ最初は（ちょっとだけ）怖かったけど、思い切って行ってよかったかも」と言う。 外の世界に行くワクワク、つまり"異文化交流"。これが物語の柱のひとつだと明確に示される

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いつものように今回も敵襲。2人揃わないと変身できないが、敵が分断作戦を仕掛けてくるのは今作ではあまり無い。むしろ、モフルンがいなくて変身できない場合の方が多い

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でもってサファイアお披露目。BGMもバンクもこれが一番好きだ。特にBGMはサントラに収録されたコーラス無しverをぜひ聴いて欲しい。 決め技は対象を大量の水で圧縮し爆破する。4スタイルいずれの決め技も恐ろしいが、これが頭1つ抜けている pic.twitter.com/RHX5411tHs

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それにしても宝石っていいよね。この精巧なカットを見るだけでも楽しめる。他のファンタジーでも、魔法と宝石は親和性があるという例は多い（FF9、デルトラクエストなど）。しかし、よく13年目まで宝石モチーフが使われずに残っていたものだ pic.twitter.com/2P8s5p0eRw

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