- imaitetsuya
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アイゼンにおいて、ネバン戦士団とアイゼン軍の合同ミッションとなる「フレイムイーター」討伐作戦に参加する予定だった我々だが、学都当局によるすがわら拘束の報を受けて急遽プレロマへと戻ってきた。
2010-06-12 12:30:14ハントマン規約上、旦受理したミッションからの途中離脱は許されないのだが、討伐作戦においてアイゼン軍の采配をとるリッケン公爵殿下から、特別にプレロマのなかむらと合流することをお許し頂いた。特例的な措置である。
2010-06-12 12:33:27「フレイムイーター」討伐ミッションは、現地との調整に難航しているため開始の予定が大幅に遅れており、一時的な離脱は問題ないとのご判断であった。ニギリオ温泉郷で宿を経営するジェンジェン翁という人物が、部隊がドーマ火山へ向かうために私有地に立ち入ることを渋っているという。
2010-06-12 12:37:17さらに、これは公爵殿下から直接のお言葉ではないが、アイゼン王宮のに、我々が討伐に参加することを喜ばない声があるようでもあった。体面を重んじるアイゼン軍のことだ。私がルシェであることや私とみきが貧民出身のハントマンであること、さらに今回のすがわら逮捕の件が問題とされているのだろう。
2010-06-12 12:42:37公爵殿下は全てお含みになった上で、我々の体面を保つため、あくまで殿下個人のご厚誼という体裁で、我々のプレロマ行きを御裁可下さった。まことに恐縮しきりである。
2010-06-12 12:47:08確かに、今回のプレロマの対応はおかしい。窃盗の容疑で拘束したというわりには、正規の手続きでの取り調べが行われた形跡もない。よほど大きな力が働いているとみえる
2010-06-12 12:59:57ノワリー学士とは、エラン部長を交えて昨日会談した。そもそも、すがわらの盗み出そうとした機密というものに心当たりがないそうだ。
2010-06-12 13:05:33ノワリー学士はプレロマで行われている全ての研究に目を通せる立場にある。その彼が言うに、公式発表ですがわらが盗み出したとされている研究プロジェクトのナンバーは、実際には機密でも何でもないそうだ。専門知識を持った者が二、三文献にあたれば、地方の図書館からでも簡単にアクセスできる。
2010-06-12 13:10:00だが、疑問はある。なぜエメル学士長はそうまでしてすがわらを捕らえたのかだ。それに・・・研究室を破壊して遁走した先生のこともある。
2010-06-12 13:16:30ノワリー学士の言うに、エメル学士長が個人的な研究として進めていたプロジェクトが一つあるそうなのだ。かなり大がかりに人や資材が動いている形跡があるのだが、徹底的な統制がしかれていて、ノワリー学士さえその情報にはアクセスできないらしい。
2010-06-12 13:19:30