イベルメクチン適応外使用にいたる経緯

厚生労働省の資料を元にしたまとめ。
6

ソースは後でかける
先ずは文字だけ

2020年4月9日以降
イベルメクチンに限らず薬の適応外使用は可能な状態だった

だが、出発点から今に至るまで
少し複雑な経緯がある

ちあきん103🚁 @chiakin103

イベルメクチン経緯 2020年4月9日 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の治療に際しての医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて」 概要 まだ治療薬は無い。 だから今有る薬を適応外使用可能だよ。 保険も利く。 但し理由をちゃんと書いて。 診療の手引きも出すから参考にして。

2021-03-16 22:35:40
ちあきん103🚁 @chiakin103

イベルメクチン経緯2 厚生労働省としては、治療薬が無い今、 医師の裁量で、どんな薬でも適応外使用出来る様にした。 承認や特例承認は要らず、融通の利いた対応。 しかし、多くの医師にしてみれば未知の適応外使用はハードルが高い。 だからイベルメクチンも積極的には使われなかっただろう。

2021-03-16 22:35:41
ちあきん103🚁 @chiakin103

イベルメクチン経緯3 しかし、 2020年12月4日 に出された診療の手引き第4版の 「日本国内で入手できる薬剤の適応外使用」 にイベルメクチンが掲載されたので ハードルが下がったと思う。 国会で大臣が適応外で使えると言った話と合う。 だから米国の警告は無関係。 日本は日本のやり方で動いてる。

2021-03-16 22:35:41

ソース


事務連絡
2020年4月9日

新型コロナウイルス感染症の治療に際しての医薬品の
適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて

https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kyushu/iryo_shido/000145751.pdf

上の事務連絡にはこう書いてある


診療の手引き(※)、ガイドライン等における現時点での知見や治療上の有益性と危険性を考慮した上で慎重に使用の適否が判断されたことなど

(※ 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第1版(令和2年3月17日)」では、現在検討されている薬剤について紹介されています。)


診療の手引きについては次のツイッターソース参照。
ちなみに現在検討されている薬剤に最初はイベルメクチン入っていなかった。
しかしそれはあくまでも参考例なので医師独自の判断でイベルメクチンを使うことは可能で有ったが、ハードルは高かったと思う。

ちあきん103🚁 @chiakin103

新型コロナウイルス感染症COVID-19 診療の手引き にて 2020年9月4日 第3版 ・イベルメクチンはまだ載ってない 12月4日 第4版 ・イベルメクチンが載ってる 去年の12月から、適用外として扱いやすくなった (それ以前からも医師の判断で扱えたけど理由を書くのが大変だった) mhlw.go.jp/stf/seisakunit…

2021-03-16 21:48:18

2020年12月25日

新型コロナウイルス感染症 診療の手引き
2020 第4.1版

https://www.mhlw.go.jp/content/000712473.pdf

イベルメクチンが載っている最新版

(2021/04/16時点)
※ 4.2版まで出ていたが、しらん間に消えていた

国会議事録

ちあきん103🚁 @chiakin103

国会議事録 第204回国会 衆議院 予算委員会 第12号 令和3年2月17日 イベルメクチン 129 田村大臣 適応外使用では今も実は使えまして 130 菅首相 私自身も、やはり日本にとって極めて重要な治療薬だというふうに思っていますので、最大限努力はさせていただきます。 kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId…

2021-03-17 17:49:29

デザート

イベルメクチンの数奇な歴史

新型コロナと類似している箇所のみ抜粋

・腸管糞線虫症治療薬として承認されていた

・疥癬に効くとフランスで承認された

・日本でも疥癬治療薬として承認を求める声が出たが
(新型コロナと似ている)

・疥癬の治験が難しく
(新型コロナと似ている)

・ほかに有効な治療薬が日本になく
(新型コロナと似ている)

・治験せずに「疥癬」の適応追加が承認された

イベルメクチン:「疥癬」に適応追加:日経メディカル https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200610/501646.html?n_cid=nbpnmo_twbn #日経メディカル